田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

ANAオープンゴルフ 観戦記

2008-09-22 19:35:04 | スポーツ & スポーツ観戦
 宮里が打つ、谷原が寄せる、片山が入れる、矢野が入れ返す・・・、プロフェッショナルな技を堪能しました!

 当初、ボランティアには参加しても、観戦するつもりはありませんでした。
 ところがボランティア参加者には、ボランティアに従事する日以外の日には観戦が無料でできるという特典が付いていました。
 その上、ボランティアに従事した日に、全日空の社員の方から昼食券をプレゼントされるという幸運もあって、急遽21日の最終日を観戦することにしました。
        
            
 21日は前日までの好天とは違い少し雲が出ていましたが雨の心配はありません。
 会場には多くのギャラリーが詰めかけていました。
 私は1つの組(パーティ)のラウンドを追いかけてみようと思いました。そうテレビで見るように、選手と一緒にぞろぞろと移動している観衆の一人になろうと思ったのです。
        
        ※ 観戦者に配布されたさまざまなノベルティです。

 私はアウトの10番ホールから、宮里勇作、谷原秀人、P.シーハンのパーティのプレーを見ながら一緒に移動しました。
 すると、かなりのスピードで歩かねばならないことに気付きました。三人が打ち終えると直ぐに移動です。移動していても選手がアドレスに入ると立ち止まらなくてはいけません。立ち止まってプレーを見、打ち終えると直ぐに移動です。こうしたことの繰り返しがラウンドを一緒に回るということなのです。
 三人はそれぞれ集中しているのか、ほとんど会話を交わさず、ひたすらプレーに専念していました。一打一打を慎重に攻めますが、特にパー4の第2打でグリーンを捉える技はプロならではと思わされました。
 10~14番まで一緒したのですが、三人ともスコアを1~2打落とし、優勝争いからは脱落してしまいました。
        

 お腹が空いたこともあり14番まで見届けて彼らと別れ、昼食を摂って14番グリーンから最終組(片山晋呉、矢野東、太田直己)に付くことにしました。
 14番の前まではまだ片山がリーダーの矢野に追いつくチャンスがあったのですが、14番、15番と矢野が立て続けにバディーを決めて「勝負あった」という感じでした。
最終ホールの18番グリーンはものすごい人の混みようで、背伸びしてもグリーンが見えないくらいだったので、最終パットを見ずに観戦を終えました。

 会場には私のようには移動せずに、芝生に腰を下ろし家族やカップルがピクニック気分で楽しんでいる人、ゴルフも見ずに選手のサインを求める人、ゴルフそっちのけで会場内のイベントに興ずる人など、さまざまな楽しみ方をしている人がいました。

 私はハーフを回っただけですが、1ラウンドを全て回るとけっこうな運動量になりそうです。気持ちの良い芝生の上を、美味しい空気を吸い、プロ選手の妙技を堪能しながら歩くことは心身共にリフレッシュできるゴルフ観戦だと思いました。

(余話)
 ゴルフの大会では選手のプレーに影響するために、写真を撮ることは厳禁です。
 掲載した一枚はプレーの合間に遠景として撮った一枚です。許していただけると思い、掲載しました。