田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

拓郎節に酔う! 拓郎倶楽部コンサート

2016-10-15 19:54:06 | ステージ & エンターテイメント
 もちろん吉田拓郎本人が登場したのではない。しかし……。声質が極めて似ているのだ。さらに楽譜を多少無視するような歌い方までそっくりだ。そして、外見も拓郎を多分に意識したいで立ちだった。1時間半の拓郎節を楽しんだ。 

                    

 今日(10月15日)午後、中央区民センターで区民センターが主催する「拓郎倶楽部フォークソング・コンサート」が開催され、駆け付けた。
 客層は青春時代に吉田拓郎に出会った私と同世代の方が多く、会場は200人近くの人でほぼ満杯だった。

               

 午後2時、ステージに4人が登場した。メインボーカルにリードギター、ベースギター、カホンという組み合わせである。
 最初の曲「シンシア」を歌いだした。「似ている!」、「雰囲気がそっくりだ!」と感じた。声質も、歌い方もそっくりなのだ。まるでそこに拓郎がいるかのように…(ちょっとオーバーな表現だと自分でも苦笑していますが…)
 それから繰り出す、どの歌も十分に楽しませてくれるものだった。

               

 そのラインナップは…、
 ◇シンシア
 ◇どうしてこんなに悲しんだろう 
 ◇ビートルズが教えてくれた
 ◇今日までそして明日から ※
 ◇旅の宿 ※
 ◇リンゴ・高円寺 ※
 ◇準ちゃんが吉田拓郎に与えた偉大なる影響 ※
 ◇祭りの後
 ◇唇のかみしめて
 ◇流星
 ◇イメージの詩(うた)

アンコールで
 ◇春だったね
 ◇洛陽
以上13曲を一気に歌い切った。 ※印は、メインボーカル一人の弾き語りだった。

                              

 ところで、私はステージに登場した「拓郎倶楽部」そのものがよく分からなかった。ウェブ上を繰ってもよく分からない。
 ただ、白石区にある歌酔倶楽部「ありがとう」という店の客の中で拓郎好きが集まって「拓郎倶楽部」を結成したようなのである。そして今日ステージに登場したのはその倶楽部の選抜メンバーのように思われた。というのも、最後の「洛陽」のときにはほかのメンバーもステージに登場して、一緒に歌っていたからだ。

               
               ※ ステージの最後には「拓郎倶楽部」の他のメンバーもステージに上がった。

 今日のステージはメインボーカルの方の独壇場のようにも思えたのだが、彼の名は聞くことができなかった。彼がプロなのか、そうでないのかさえ分からなかった。
 別のメンバーがMCで、定期的に「ありがとう」の店で仲間内で楽しんでいるので、ぜひ参加してほしい、というようなことを話していたので、機会があればぜひ訪れて、拓郎節をまた聴いてみたいと思ったコンサートだった。