田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

デロリアン札幌を走る!

2016-10-03 18:29:25 | イベント
SF映画「バック・ツー・ザ・フューチャー」でタイムトラベルマシンとして登場する空飛ぶ自動車のモデル車となったデロリアンが札幌に登場した。2日、市内北区役所駐車場において、そのデロリアンがデモ走行をするというので、野次馬精神で見学に行った。 

                                 

 道新に「SF映画『バック・ツー・ザ・フューチャー』に登場した、ゴミを燃料にして動く車型のタイムマシン『デロリアン』が北区役所前の駐車場で走りを公開する」という記事を目にして、好奇心の塊とか、野次馬根性丸出しとか揶揄されそうだが、特に予定もなかったので、はるばる地下鉄を乗り継いで北区役所まで出向いた。

            
            ※ ガルウィングを高々と上げたデロリアンの全景です。タイヤハウスのところにある配線は係の人に尋ねても分かりませんでした。

 地下鉄を降りると、「デロリアン走行&展示会」「つながろう北海道」というイベントの一環として行われていることを壁に貼られていたポスターから知った。
 「つながろう北海道」とは、「3.11の気付きを忘れない…」というチャリティーイベントで、デロリアンもゴミを燃料とする(実際には古着の綿繊維からバイオエタノールを抽出したものを燃料としている)ということで、省エネを啓蒙する一環として関連付けたのではと考えられる。

             
            ※ 会場にはテレビ局のカメラが何台も取材に訪れていたようです。            

 北区役所前に行くと、たくさんの人がデロリアンを囲んでいた。そしてデロリアンの運転席に座って記念写真を撮らせてもらうことが展示会の一つの目玉だったようだ。
 目にしたデロリアンは、映画で登場したときと同じで、非常に低い車高の角ばったデザインで、ガルウイングを高々と空に向かって跳ね上げていた。
 直近までは近寄ることはできなかったが、後部のエンジン部分はなにやら複雑の機構になっているようだった。

            
            ※ デロリアンの迫力ある後姿です。            

 デモ走行まで30分ほど時間があったが、せっかく遠くまでやってきたので待つことにした。
 いよいよデモ走行の時間になった。あるいは、とんでもない爆音が響くのでは、と思っていたが、意外や意外、少し離れた私のところではエンジン音はほとんど聞こえなかった。
 そしていよいよ走り始めたのだが…。何せ駐車場内である。そろり、そろりという感じなのである。しかも、一周100mにも満たないコースを一周しただけだった。(ガックリ)走行中に懸命にシャッターを切ったが、あまり良い写真は撮れなかった。

     ※ デロリアンのデモ走行の様子です。連続写真的(?)に見てください。

            

            

            

            

            

 なあ~んだか、肩透かしをくった思いであるが、案外そんなものなのかもしれない。新聞記事から自分で勝手に想像を膨らませて、期待いっぱいに駆けつけてみると…。そうした体験がこれまでにもけっこうあったような…。