田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

あゝ、吾はIT難民

2016-10-25 22:57:24 | その他
 文明の進展はITに弱い老人を容赦なく痛めつける。今日はその悲哀を嫌というほど味わわされた一日だった。情報化社会に付いていくのは老人にとっては大変なことだ…。 

 8月の富士登山中にスマートフォンを落としてしまい、画面表示の部分を細かく砕いてしまい、セロテープでもたしていたが、それも限界がきて、新しい電話機と交換することにした。
 先日、その新しい電話機が届いたのだが、そこから私の苦難が始まった。

               

 新しい電話機になるということは、旧電話機からさまざまなデータを移す作業がある。この作業は基本的に本人がしなければならない。そのマニュアルを見ただけで「自分にはダメだ」と思った。さらに我が家はWi-Fi環境となっていない。
 こうなったら、ドコモショップに出かけてスタッフの力も借りながらデータ移転をしようと考えた。
 そこで本日、ドコモショップに出かけたのだが…。
 
 私の機種は、I-phone6をドコモショップで購入したのだが、ドコモシップではI-phone のiCloudやiTunesのデータ移転やセットアップの支援はできないという。アップルショップへ行ってほしい、と言われた。
 しかたがない。駅前の札幌エスタに入っているアップルショップへ出かけたのだが…。

 ところがそこのアップルショップは修理専門で、セットアップなどの支援はしていないという。そして、セットアップなどについてはアップルのコールセンターに聞いてくれ、ということだった。いやはや、二進も三進もいかなくなった。

               

 途方に暮れた私だが、こうなったら自分でやるしかないと覚悟を決めた。
 それでもWi-Fi環境下で行わねばならないので、歓迎されないだろうが、もう一度ドコモショップに出かけて作業をしようと決めた。
 ドコモショップへ行き、事情を話すと快く場を提供してくれ、「何かあったら、相談に乗りますよ」と言ってくれた。
 マニュアルを見ながら、試行錯誤を繰り返し、まずはiCloudのバックアップを作成した。次にiTunesのバックアップだが、私はまったくiTunesを使っていないこともあり、スタッフに伺うと「それならバックアップの必要はないですね」ということだった。
 そこでようやく、ドコモショップの機械を使って住所録とアルバムのデータを旧電話機から新電話機に移転させた。

 と書くと、案外スムーズにいったのでは、と思われるかもしれないが、ここまで終えるのに実に5時間近くもかかっていた。
 作業としては、まだ指認証システムへの登録とか、旧電話機のデータ消去などの作業が残っている。

 私の場合、インターネットでのニュースのチェックとか、さまざまな調べもの、スケジュール管理、旅先からのブログの投稿と、今やスマートフォンは私にとって切り離せない機器となっている。にも関わらず、いざセットアップとか、データ移転となると、からっきしダメである。
 文明の発達した便利な時代に生きている、と思う反面、それを十分に使いこなせていないIT難民を自覚する私である…。


※ 今夜の日ハム VS 広島カープ戦は興奮しました。いや~、大谷選手の勝負を決める一打を打つなんて出来すぎですね。その大谷選手の殊勲に霞んでしまいましたが8回裏の中田選手の一打が日ハムナインを勇気づけました。明日から流れが変わりそうな予感がします。