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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌麺紀行 116 永坂更科 布屋太兵衛 大丸札幌店

2016-10-20 21:48:31 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 大丸札幌店に出店している創業210余年という伝統を謳う蕎麦店をランチで訪れた。一番挽き粉使用の「御前そば」はそうめんと見紛うばかりの白さだった。また、甘口と辛の二種の蕎麦つゆを用意するところにもこだわりを見て取れた。 

 都心で買い物があり、それを終えて久しぶりに妻とランチとなった。
 こうした場合、我が家では妻のリードで店は決定される。今回は「蕎麦を」ということになり、大丸札幌店に入店している「永坂更科 布屋太兵衛」に案内された。

               

 昼どきで混んではいたが、幸い待たずに入店することができた。
 店内は特に凝った様子でもなく、ちょっとおしゃれな蕎麦店といった感じだった。
 オーダーは二人とも蕎麦と天丼がセットとなったもので、妻は「蘭」(1,749円)、私は「蟹足天丼 合盛り膳」(1,825円)をオーダーした。

               

 「蘭」は、御前そば、蟹足天丼(蟹足、イカ、シシトウ)、お新香、小鉢、わらび餅というセットだった。
 「蟹足天丼 合盛り膳」は、合盛り(御前そば、太平衛そば)、蟹足天丼、お新香という内容だった。

               

 セットが届く前にスタッフが、「甘口と辛口のつゆです。好みにブレンドしてお召し上がりを」と置いていった。二種の蕎麦つゆが出されたのは、私には初めての経験である。
 「蘭」が運ばれてきた。御前そばの白さにはちょっと驚いた。そうめんのような白さなのだ。これまでも更科そばの白いのは目にしていたが、一層白さが際立つ感じだった。

               

 「蟹足天丼 合盛り膳」の方は、その御前そばと太平衛そばの合盛りだったが、太平衛そばは、生粉打ちそばといい色が付いたそばだった。
 どちらのそばも上品な味だったが、やはりここの売りは「御前そば」のようだ。
 二種のたれの方だが、私にはどちらもやや甘さが勝っているように思えたが、日常で市販のたれに私の舌が慣れすぎてしまっているせいのようだった。

               

 天丼の方は、蟹足が甘くて、たれも美味しかった。
 時にはこうした本格的な蕎麦店でしっかりした味を堪能しなくては、と思った。
 
【永坂更科 布屋太兵衛 札幌大丸店 データー】
札幌市中央区北5条西4丁目7 大丸札幌店8F
電  話   011-828-1250
営業時間   11:00〜22:00
定休日    不定休(大丸に準ずる)
座  席   76席(こども用イス3台)、小上がり有
駐車場    大丸札幌店の駐車場有
入店日   ‘16/10/17