田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

アウ・クル オンラク フェスティバル2007

2007-09-07 18:43:22 | 札幌(圏)探訪
  多少厚化粧を施しているとはいえ、「さすがプロ!」とうならせてくれる歌声であり、演奏でした。

 9月2日(日)午後、私は「さっぽろパフォーマンスカーニバル」を横目に、市民活動スペース「アウ・クル」に向かいました。
 アウ・クルとは、旧豊水小学校の校舎を市民の活動スペースとして開放した際に、「多くの市民が来る。そしてそこでさまざまな方と出会う」場所を願い、フランス語的語感を採用して「アウ・クル」という愛称が名付けられたのでは、と勝手に想像しました。
 そこで音楽祭が行なわれるとの情報を得、出かけたというわけです。

 その音楽祭ですが、一部アマチュアの方もいましたが、ほとんどは場所柄でしょうか、すすき野のライブハウスで演奏しているプロの方々が出演する音楽祭でした。
 私にとっては、札幌に友人が来たときに案内する店をリサーチしたいとの思いもあり出かけたのでした。プロが出演するのですから入場料もしっかり徴収されました。(2,500円)

 出演者のラインナップは、(< >内は演奏活動をしている店名です)
 (1) EXIT  <Vocal Live Bar GROTTE>
 (2) 鍵盤ハーモニカアンサンブル「コロポックル」  
                     <アマチュア団体>
 (3) 福森 千花        <カエルの子>
 (4) 酒井絵里 & 村岡里美  <プチ・テアトル>
 (5) KICKO AND L.U.M.P  
            <銀巴里、スカイラウンジPUREなど>
              ※ L.U.M.Pはアマチュア
 (6) TEMPS  <TEMPS>

 いずれもが厳しいプロの世界を生き抜いてきた人たちです。その歌声や演奏が多少技巧に走っている(厚化粧?)きらいはありましたが、聴き応えは十分でした。
 ただ、私のような年代からいえば、あまり賑やかな音は敬遠したい思いがあります。そうした意味では、福森千花、酒井絵里&村岡里美、KICKOこと依田聖子、などはじっくり聴かせてくれる人たちでした。
 残念なのは、福森さんは今後ライブハウスより、ステージの活動に力を入れたいとのこと、また依田さんは出産を控え活動を休止するということで、ねらいは「プチ・テアトル」の酒井&村岡のデュエットだけかなぁ、と思っているところです。

 フェスティバルの最後に出演者全員で歌った「ウィアー ザ ワールド」は、私にとって思い出がいっぱい詰まった曲でしたから、感慨深く聴き入りました。(添付写真はその様子です)