田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

大倉山のリベンジ叶う!

2007-09-02 20:20:23 | スポーツ & スポーツ観戦
  「大倉山ジャンプ競技場で実際に選手がジャンプを飛んでいるところを見たい!」という私の願いがようやく実現しました!

 「大倉山で企業チームが練習している」という情報を得た私は、某日午前、さっそく駆けつけました。
 午前9時に着いたのですが、見えるのは観光客ばかり、「またふられたか」と思いながらも気長に待つことにしました。

 待つこと40分、ふと見ると長いスキーを担いだ選手が現れ、リフトに乗りました。
 ジャンプ台の着地面ではスキーの滑りを良くするための散水が始まりました。
 これはもう間違いありません。私は急いでランディングバーンに近づきました。

 するとそれから間もなく、何の前ぶれもなく選手がカンテを滑り降り、そしてジャンプしました。
 それは「あっ」という間の出来事であり、私が望んでいたような感動のような感情が沸き起こる間もないほどあっさりしたものでした。
 次々と選手が舞い降りてきます。
 しかし、私が望んでいたような豪快さとか、迫力をどうしても感じることができないのです。

 彼らは繰り返し、繰り返し、何本も練習します。
 私も観覧する場所を替え、あちこちと移動します。最後には観覧席の最上部まで上ってみたりもしました。
 それでも私の印象は覆りませんでした。
 何故なのか、考えてみました。
 三つくらいの理由が浮かびました。

 一つは、あくまで練習ということで、彼ら自身が精一杯のパフォーマンスをしているのではなく、あくまで調整としての練習ではなかったかということ。(思いっきり飛んではいなかった?)

 二つ目は、着地面が雪面とは違い、プラスチックの棒状のものを束ねたものが着地面となっているため、着地した際に発する音が「バシャ」というような迫力ないものだったということ。

 三つ目として、会場内はアナウンスなどもなくいたって静かで、見る側が期待感を増したり、興奮するように装置を欠いていたこと。(練習だから当然のことなのですが・・・)

などが挙げられると考えてみたのですが・・・。
 やはり「本番を見なくちゃダメですよ」ということでしょうか。
 それでも帰り際、観覧席を離れ、全体を俯瞰できるところから見てみると、やはりあの高いところから滑り降り、そしてジャンプするということは並の人間にはとうてい出来ることではないことがよく分かります。
 
 練習をしていたのは「日本空調サービス」のジャンプ競技部の選手だということでした。


※ジャンプしている様子の写真を何枚も撮りました。しかし、ほとんどが失敗でした。添付した写真がかろうじてジャンプしている様子が分かる(?)写真です。