ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北佐久郡立科町にある女神湖の湿原のヨシ原で、夏鳥のホオアカに出会いました

2019年09月30日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町芦田八ケ野にある女神湖の湿原では、9月末の秋の深まりを迎え、ススキやヨシなどが育っています。

 人工湖としてつくられた女神湖の水面は標高1540メートルです。女神湖は、蓼科山(標高2531メートル)の北西側山麓にあり、蓼科山山麓から雪融け水などが常に豊かに流れ込んでいます。



 女神湖の南東側斜面には、雪融け水などが流れ込む小川があり、ある程度の規模の湿地をつくっています。標高が高いために、晩夏から秋の高原の山野草がいくらか咲いています。

 女神湖の岸近くに毎年咲くアケボノソウの花は咲き終わったようで、もう見つけられませんでした。

 その代わりに、ウメバチソウの花を少し見つけました。



 湿原のヨシ原に、野鳥が針葉樹の中から飛んで来ました。静かにそっと観察していると、この野鳥は夏鳥のホオアカでした。





 このホオアカは、ヨシ原の中をいくらか動き回ります。あまり大きく飛び回りません







 見た目は若い感じなので、今年の夏に産まれた幼鳥が育ったものが、平野部に下る途中と推察しています。

 このホオアカの幼鳥以外には、ホオジロも飛んで来ました。

 ヨシ原の近くでは、サラシナショウマの小さな白い花も見つけました。





 8月下旬ごろに群生して咲いていたサラシナショウマの小さな白い花は花期の終りを迎えています。



 この日は天気はほぼ晴で、女神湖の西側にそびえている車山(標高1925メートル)を眺めることができました。



 車山の山麓も急速に秋になりつつある様子です。

長野県北佐久郡立科町にある女神湖では、トリカブトの青紫色の花がまだ少し咲いています

2019年09月30日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町芦田八ケ野にある女神湖は、9月末の秋の深まりを迎え、トリカブトなどの秋の山野草の花がまだ咲いています。

 人工湖としてつくられた女神湖の水面は標高1540メートルです。女神湖は、蓼科山(標高2531メートル)の北西側山麓にあり、蓼科山山麓から雪融け水などが常に豊かに流れ込んでいます。



 9月末になりましたが、女神湖を囲む針葉樹林はまだ葉の色が変わっていません。低木の落葉樹の中には葉の色がいくらか変わり始めたものもあります。

 女神湖の南東側斜面には、雪融け水などが流れ込む小川があり、ある程度の規模の湿地をつくっています。標高が高いために、晩夏から秋の高原の山野草がいくらか咲いています。



 女神湖の岸近くで毎年咲くアケボノソウの花は咲き終わったようで、もう見つけられませんでした。

 湿地のあちこちでは、ススキが穂を出しています。





 木道をいくらか歩き回って、湿原の日当たりがいい場所で、トリカブトの青紫色の花がまだ少し咲いているのを見つけました。





 湿地の山麓側では2週間ほど前には、白いサラシナショウマの花がたくさん咲いていましたが、今は白い花は枯れ始めています。

 この白いサラシナショウマの花の群生地では、ウドの花も競うように咲いていましたが、今は黒い実をいくらか付け始めています。



 この近くでは、マムシグサも実をつけ、その緑色の実が赤くなりつつあります。



 ススキが増えている草原部分では、ノアザミの花がポツポツと咲いています(ノアザミかタムラソウかどちらかよく分かりません)。



 森陰のやや薄暗い場所で、ミヤマリンドウが少し咲いています(薄暗いためにフォーカスが甘くなっています)。



 “野菊”のヨメナも花が少ししおれ始めています。



 標高が1500メートル程度の女神湖では、秋が足早に進んでいます。