ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原には、夏鳥のホオアカが立ち寄っています

2019年09月21日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は標高が高い分だけ、秋の深まりが早い感じです。

 佐久荒船高原の標高は1100メートルから1200メートル程度です。

 ほぼ秋晴れの天気の中に雲がいくらか浮かんでいますが、佐久荒船高原の南にそびえている荒船山(標高1423メートル)のその姿がよく見えています。



 荒船山の艫岩も太陽光が当たって、よく見えています。



佐久荒船高原では、ススキの穂がよく育っています。



 佐久荒船高原の中心部にある“コスモスの丘”の北側斜面(荒船山に向き合っている斜面です)は、レンゲツツジが群生しています。

 その北側斜面のレンゲツツジの低木に夏鳥のホオアカが来ています。

 やや遠くのレンゲツツジの低木に留まったホオアカです。





 少し近くのレンゲツツジの低木に留まったホオアカです。









 これから日本から帰る前に、ホオアカは昆虫などを食べて体力をつけながら、日本国内を移動し、帰っていきます。

 秋が深まり、高原に来ていた夏鳥が帰る準備として、少しずつ移動しながら、エサをとって体力を維持しています。

 10月になると、夏鳥のノビタキが一時、佐久荒船高原立ち寄ります。運が良ければ観察できます。

 夏に滞在していたキビタキは既に佐久荒船高原から下りた様子です。

(追記)夏鳥のホオアカは、秋になると西に向かって移動します。そして日本からは朝鮮半島経由で、さらに西などに向うと推測されています。東日本からは西日本に移動しますが、西日本の九州などでは冬にも滞在するという観察例があるそうです。