ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

東京都千代田区にある皇居の東御苑では、ヒメコウホネの花が見ごろです

2016年06月08日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区千代田の皇居内にある東御苑の池では、ヒメコウホネの花が見ごろです。

 皇居の東御苑の東側にある二の丸庭園にある池の手前に設けられた花菖蒲(ハナショウブ)園に行った話の続きです。

 二の丸庭園の池近くにあるハナショウブ園では、84種類のハナショウブの花が咲いています(84種類は推定です)。





 大名庭園である二の丸庭園は、大きな池とその周囲に植えられたマツの木などが大名庭園らしい景観をみせています。

 大きな池の水面では、ヒメコウホネの黄色い花がよく咲いています。





 比較的よく見かけるコウホネと同様に、日本固有の浮葉性の多年草です。コウホネと同様に、絶滅危惧種です。

 その近くに、ヒツジグサの白い花が一つ、咲いています。





 ヒツジグサは、スイレン科スイレン属の水生多年草です。ここではちょうど花が終わった様子です。

 ヒメコウホネの黄色い花と浮葉の上には、一見シオカラトンボのようなトンボが数匹、飛んでいます。

 しばらく、このトンボが浮葉の上などに留まるのを待ったのですが、結局、近くでは留まりませんでした。

 伺った話では、小さなイトトンボもいるらしいのですが、見つけられませんでした。

 池の中には、ニシキゴイなどが泳いでいて、水面に時々、顔を上げます。その様子を東南アジアから来たと推定できる若い学生たちが喜んでいました。

 二の丸庭園の雑木林の片隅では、カワラナデシコが数輪、花を咲かせています。



 東京都内では、今ごろから花を咲かせるのだと感じました。

 二の丸庭園の雑木林近くでは、よく手入れされたツツジの植栽が一部ではまだ花を咲かせています(サツキではなくツツジだと推定しています)。



 こうしたよく手入れされたツツジの植栽は、外国人観光客の方々が日本らしい風景と喜んでいる感じです。

東京都千代田区にある皇居の東御苑では、ハナショウブの花が見ごろです

2016年06月08日 | 季節の移ろい
 東京都千代田区千代田の皇居内にある東御苑では、ハナショウブの花が見ごろです。

 皇居の東御苑の東側にある二の丸庭園を構成する池の手前に設けられた花菖蒲(ハナショウブ)園では、84種類のハナショウブの花が咲いています(84種類は推定です)。

 大名庭園である二の丸庭園は、池とその周囲に植えられたマツの木などが素敵な景観をみせてくれます。

 二の丸雑木林の端からツツジやサツキの植え込みゾーンに進むと、池の手前につくられた、よく手入れされたハナショウブ園に出ます。





 皇居の東御苑は、外国人向け観光情報(Webサイトを含めて)に紹介されているためか、半数以上が外国人の観光客です。

 花がよく咲いているハナショウブ園越しに、二の丸庭園の池などを眺めている外国人の方が多数います。



 この84品種のハナショウブの各株の根元には「鶴の毛衣」「日出鶴」「白糸の滝」などと雰囲気のある品種名の札が立てられています。

 当然のことながら、「江戸系」「肥後系」「伊勢系」が主流のハナショウブの品種です。



 以下は、目についた気にいったハナショウブの花です。







 それぞれのハナショウブの花は、手入れがよく、気品を感じるものです。

 この84品種のハナショウブがどこに植えられているかを案内するマップも表示されています(あまりしっかりとは見ていません)。

 この皇居の東御苑のハナショウブ園は、東御苑を造成した1966年(昭和41年)に明治神宮御苑の菖蒲田から株を譲り受けて育成したものだそうです。

 皇居の東御苑ハナショウブ園は、不思議なことに、東京都の代表的なハナショウブ園を紹介するWebサイトには載っていません。

 こうした影響でしょうか、意外と東京都民などの日本人にはあまり知られていないハナショウブ園のようです。知る人ぞ知る存在のようです。