東京都千代田区千代田の皇居内にある東御苑の池では、ヒメコウホネの花が見ごろです。
皇居の東御苑の東側にある二の丸庭園にある池の手前に設けられた花菖蒲(ハナショウブ)園に行った話の続きです。
二の丸庭園の池近くにあるハナショウブ園では、84種類のハナショウブの花が咲いています(84種類は推定です)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/12/e8371ed268750c973a5070f4abbffbe7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/64/9bfb4a0b03683a8197d5028e09b9734b.jpg)
大名庭園である二の丸庭園は、大きな池とその周囲に植えられたマツの木などが大名庭園らしい景観をみせています。
大きな池の水面では、ヒメコウホネの黄色い花がよく咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/4e/20180e9cde8d0d396babea13607427ee.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/e3/1f17fea0eb0c5c0c3ee7dfff83441909.jpg)
比較的よく見かけるコウホネと同様に、日本固有の浮葉性の多年草です。コウホネと同様に、絶滅危惧種です。
その近くに、ヒツジグサの白い花が一つ、咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/eb/79dbb3a60c1acb8836fc083d3086dde5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/2d/b8351a6ed4f7b14d77cd3ff0d683246b.jpg)
ヒツジグサは、スイレン科スイレン属の水生多年草です。ここではちょうど花が終わった様子です。
ヒメコウホネの黄色い花と浮葉の上には、一見シオカラトンボのようなトンボが数匹、飛んでいます。
しばらく、このトンボが浮葉の上などに留まるのを待ったのですが、結局、近くでは留まりませんでした。
伺った話では、小さなイトトンボもいるらしいのですが、見つけられませんでした。
池の中には、ニシキゴイなどが泳いでいて、水面に時々、顔を上げます。その様子を東南アジアから来たと推定できる若い学生たちが喜んでいました。
二の丸庭園の雑木林の片隅では、カワラナデシコが数輪、花を咲かせています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/51/1898ff7974fa6905e086babcba9d7b93.jpg)
東京都内では、今ごろから花を咲かせるのだと感じました。
二の丸庭園の雑木林近くでは、よく手入れされたツツジの植栽が一部ではまだ花を咲かせています(サツキではなくツツジだと推定しています)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/13/aa719fdf12a98a188064dd2fe6f8a6c3.jpg)
こうしたよく手入れされたツツジの植栽は、外国人観光客の方々が日本らしい風景と喜んでいる感じです。
皇居の東御苑の東側にある二の丸庭園にある池の手前に設けられた花菖蒲(ハナショウブ)園に行った話の続きです。
二の丸庭園の池近くにあるハナショウブ園では、84種類のハナショウブの花が咲いています(84種類は推定です)。
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大名庭園である二の丸庭園は、大きな池とその周囲に植えられたマツの木などが大名庭園らしい景観をみせています。
大きな池の水面では、ヒメコウホネの黄色い花がよく咲いています。
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比較的よく見かけるコウホネと同様に、日本固有の浮葉性の多年草です。コウホネと同様に、絶滅危惧種です。
その近くに、ヒツジグサの白い花が一つ、咲いています。
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ヒツジグサは、スイレン科スイレン属の水生多年草です。ここではちょうど花が終わった様子です。
ヒメコウホネの黄色い花と浮葉の上には、一見シオカラトンボのようなトンボが数匹、飛んでいます。
しばらく、このトンボが浮葉の上などに留まるのを待ったのですが、結局、近くでは留まりませんでした。
伺った話では、小さなイトトンボもいるらしいのですが、見つけられませんでした。
池の中には、ニシキゴイなどが泳いでいて、水面に時々、顔を上げます。その様子を東南アジアから来たと推定できる若い学生たちが喜んでいました。
二の丸庭園の雑木林の片隅では、カワラナデシコが数輪、花を咲かせています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/51/1898ff7974fa6905e086babcba9d7b93.jpg)
東京都内では、今ごろから花を咲かせるのだと感じました。
二の丸庭園の雑木林近くでは、よく手入れされたツツジの植栽が一部ではまだ花を咲かせています(サツキではなくツツジだと推定しています)。
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こうしたよく手入れされたツツジの植栽は、外国人観光客の方々が日本らしい風景と喜んでいる感じです。
予想もしない所に咲いています。穴場ですね。
ここの池のニシキゴイはいつも人気者です。
こうして大名庭園でもある二の丸庭園の池にもヒメコウホネが植わっているところを見ると、大名好みの花かもしれませんね。
ヒメがつくのはコウホネと比較して花が小さいとかの理由からでしょうかねぇ・・・。
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
ヒメコウホネは、おっしゃる取りに少し小さいからのようです。個人的には、ヒメコウホネは今回、初めて見ました。
防府市の毛利(氏)庭園にお行きになった時に、コウホネをご覧になったのですか・・。入り口部分の大きな門がある大きな石垣のあるお堀で咲いていたのでしょうか・・
イケリンさんは日本各地にお出かけですね。
この毛利庭園は、明治時代になって悲願だった毛利氏発祥の地の防府市・山口市に戻るための受け皿として建てた館ですが、どう見ても城ですね。
徳川家が外様の毛利氏を牽制するために、日本海側の萩市にしか城の築城を許さなかったことが原因です。明治時代になって約300年経って、ルーツの地に戻った由緒あるお庭です。
ただし、現在は東京都の六本木の毛利庭園の方が有名になるという皮肉なことになっていますが・・
なんとなく同じように見えます。
ヒツジグサとスイレンの違いの件ですが、ヒツジグサは自然の池や湿地などで咲いている自然の浮き草の山野草で、スイレンは園芸種として育てられている(一部は野生化していますが)ものではないかと考えています。
こういう庭園のコウホネ類は見たことがないと思います。
ここではある程度の群落になっているようですね。
北海道のサロベツ原生花園を走っていて、コウホネの群落を見たことがあります。
尾瀬はこの花の時期に3度行っているのですが、オゼコウホネには一度もお目にかかっていません。
1991年発行の、白籏史郎さんの尾瀬の写真集では、オゼコウホネのある程度の群落が写っていますが、それ以降の写真集では、写っていても植物図鑑のような形で、一輪のオゼコウホネが写っている程度です。
これは本当に絶滅が危惧されるという気がします。
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
今回の皇居の東御苑の池で咲いているヒメコウホネとヒツジグサは、実際には保存しているものと推測しています。
枯らさないように、気をかなり使っていると思います。
北海道や本州の山奥の沼地では、自然に自生しているものが観察できるのだと思います。
オゼコウホネのことは存じ上げていないのですが、結構、心配な様子ですね。
そして、ヒメコウホネの花を拝見したいです。
池の中を泳ぐ錦鯉も見てみたいです。