ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

福島県耶麻郡北塩原村などを通る磐梯吾妻レークラインから秋元湖を眺めました

2016年06月04日 | 旅行
 福島県耶麻郡北塩原村などの観光地になっている“五色沼”の毘沙門沼から少し北上し、ここから右折して東側に向かう“磐梯吾妻レークライン”を進みました。

 磐梯吾妻レークラインを東に向かうと、すぐに北塩原村にある小野川湖の一部が望める展望台に出ます。



 小野川湖の手前に森などがあり、小野川湖の一部しか見ることができません。

 この展望台の近くの木々には、巻き付いたフジがよく咲いています。





 さらに、大まかには“磐梯吾妻レークライン”を東に進むと(道はややくねくねし、アップダウンします)、今度は巨大な秋元湖の一部が眼下に見える場所に出ました。

 眼下に見える秋元湖の一部です。青々とした秋元湖の湖面が美しいです。





 この高台からみえる秋元湖の切り立った斜面を見下ろすと、下にはタイサンボク(泰山木)の木々が数本、見えました。

 タイサンボクの白い花がいくつか見えます。





 タイサンボクの白い花を見下ろして眺めるのは、初めてではないかと思います。

 この秋元湖の湖面を見下ろす場所に、2012年7月中旬に訪ねた時には、すぐ眼下の木の上にオオルリが留まっていました。

 今回はこうした幸運には恵まれませんでした。

 北塩原村から猪苗代町にまたがる巨大な秋元湖の斜面では、タニウツギの低木の木々がピンク色の花を咲かせています。



 秋元湖や小野川湖などは、1888年(明治21年)に南側にそびえている磐梯山(現在の標高1816メートル)が大噴火し、大規模な水蒸気爆発に伴って中央部の山腹が崩壊し、桧原村方面に大量の土砂を流出させ、泥流も発生し、五色沼などの大小様々な堰止湖・池をつくりました。

 さらに、長瀬川や小野川などの川が方々で堰き止められ、桧原湖や小野川湖などが、大倉川や中津川が堰き止められて秋元湖がそれぞれ誕生しました。

 この際に、大変な被害を北塩原村や猪苗代町などの住民の方々にもたらしました。

 現在、桧原湖や小野川湖、秋元湖などは魚釣りの名所として親しまれているのですが・・。過去には大悲劇があったのです。