最初の一冊~松村比呂美

自著の宣伝のために始めたブログですが、今では、風景や食べ物の写真が主になっています。

台湾の風景

2023-05-12 | 旅(海外)
今回の台湾旅行はバスでの移動が多かったので、現地ガイドさんから、台湾と日本の深いつながりなど、知らなかった話もいろいろ聞くことができました。
台中市内の宝覚寺は賽銭箱のある日本式だったので、日本式の参拝方法で、日本と台湾の平和を祈りました。


天燈上げでも、日本と台湾の安全を祈念。(夫が天燈に書きました)


写真は、高屏渓にかかる「旧鉄橋空中歩道」です。
鉄道技術者の飯田豊二が設計、建設した下淡水橋鉄橋(かたんすいきょうてっきょう)は、1913年に完成しましたが、高屏渓の川幅は広く流れも急で、増水等により建設は難航を極め、飯田豊二は過労のために、完成間近でこの世を去ったそうです。享年40歳での早逝でした。
九曲堂駅横に飯田豊二の記念碑が建立されています。


現在は、そのままの姿で修復工事が行われ、「空中歩道」として開放されています。
初めて鉄橋を歩くことができました。


台湾旅行中のバスの中で、台湾で水利施設の建設などに尽力した日本人技師、八田與一の物語、『パッテンライ!! 〜南の島の水ものがたり〜』が上映され、感慨深く観たばかりですが、5月8日に、台南市烏山頭ダムで、頼清徳副総統も出席して、八田與一慰霊祭が行われたそうです。
日本統治という心痛む歴史があるのに、台湾の人たちは、台湾のために尽力した日本人を今も大切に思い出してくれているのですね。

残念なことに、ひき逃げで全国に指名手配されている逃走犯が同姓同名です。
20代で與一という名前は珍しいので、もしかしたら、台湾で尊敬され、慕われていた八田與一のような人になってほしくてつけられた名前なのではないかと想像したり……。胸が痛みます。

東日本大震災のときに、民間人でもっとも多額の寄付をされた方のお店にも行きました。

熊本地震のあと、友人知人を募って、一か月間も熊本でのボランティア活動に参加されたそうで、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
どうせなら、このお店で買い物しよう、となりますよね。

台湾独特の歴史を垣間見ることが出来る「勝利星村創意生活園区」の中には、本を寄付して、好きな人が持ち帰っていいようなスペースもありました。


台湾で翻訳された本があるので、持ってきて、寄付できたらよかったなと思いました。
内容が過激かもしれませんが(^^;


台湾かき氷を食べた店も、この地区の中にあります。


おしゃれなお店でした。


その近くに咲いていた、クレロデンドルム・ウガンデンセ 。


我が家の庭のジャーマンアイリスは今年も咲いてくれましたが、4年目なので、いよいよ植え替えが必要なようです。


今は、アーチのミニバラがたくさん咲いています。


長くなってしまった台湾旅行の日記にお付き合いいただき、ありがとうございました。


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