![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/87/e8d35b9b7e3eb258568c1bfe5d4078e5.jpg)
王の再婚相手を指名した王妃
ヴェルデマー2世勝利王妃 ダグマー・アフ・ベーメン
1186頃~1213/在位 1205~1213
ヴァルデマ-2世は、ダーネブロー(デンマーク国旗)を生み出したり
ユトランド法典をつくった王で、バルト海進出などを果たして
勝利王とよばれています。
ダグマーはデンマークで改名した名前で、本名はマルガレータといいます。
父のオタカル1世は1192年にボヘミア王になりましたが、翌年廃されました。
その時、母のアーデルハイドが、オタカルと息子のブラティスラフに
「どこかの王の傭兵になったら」と薦めたことから両親の間に亀裂が…
家計をあずかる主婦としたら「働いてちょうだいよ」と言いたくなるわよね。
夫にしてみれば「今さら人の下で働けるか!」ってことかしら。
1197年に父が再び王になった時、母アーデルハイドは離婚されてしまいました。
でもアーデルハイドは頑固に居座り続けたもようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/cd/5f402e0a32394445df3816e61bc61233.jpg)
オタカル1世は新しい妃との間に王子が生まれた1205年
デンマーク王ヴァルデマ-2世とマルガレータの結婚を決心します。
ヴァルデマー2世は着々とドイツ方面に手を伸ばしていました。
ドイツでは名を上げていたのではないでしょうか?
母娘は一緒にデンマークへ旅立っていきました。 実はこれがねらいですか?
美しいダグマーはすぐにデンマークの人たちの心をつかみます。
1209年に王妃になり男の子も生まれました。
たくましい王と美しい王妃、まるで物語のようですね。
しかし1213年、ふたり目の子供の出産の時に、ダグマーは亡くなります。
古いバラッドによると、ダグマーはヴァルデマー2世に
「ポルトガルのベレンガリアはデンマークに災いをもたらします」と予言して
カール・フォン・ライスの娘キルステンと再婚するように薦めました。
でもね…ヴァルデマー2世はベレンガリアと再婚しちゃったの![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/gp30.gif)
フランダース方面との関係を強化するため、というのが理由ですけど
ベレンガリアは “ 美しい花 ” とよばれていましたのでね…
さてさて、ダグマーの予言はあたったのでしょうか? つづく…
(参考文献 武田龍夫氏『物語北欧の歴史』 Wikipedia英語版)
ヴェルデマー2世勝利王妃 ダグマー・アフ・ベーメン
1186頃~1213/在位 1205~1213
ヴァルデマ-2世は、ダーネブロー(デンマーク国旗)を生み出したり
ユトランド法典をつくった王で、バルト海進出などを果たして
勝利王とよばれています。
ダグマーはデンマークで改名した名前で、本名はマルガレータといいます。
父のオタカル1世は1192年にボヘミア王になりましたが、翌年廃されました。
その時、母のアーデルハイドが、オタカルと息子のブラティスラフに
「どこかの王の傭兵になったら」と薦めたことから両親の間に亀裂が…
家計をあずかる主婦としたら「働いてちょうだいよ」と言いたくなるわよね。
夫にしてみれば「今さら人の下で働けるか!」ってことかしら。
1197年に父が再び王になった時、母アーデルハイドは離婚されてしまいました。
でもアーデルハイドは頑固に居座り続けたもようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/cd/5f402e0a32394445df3816e61bc61233.jpg)
オタカル1世は新しい妃との間に王子が生まれた1205年
デンマーク王ヴァルデマ-2世とマルガレータの結婚を決心します。
ヴァルデマー2世は着々とドイツ方面に手を伸ばしていました。
ドイツでは名を上げていたのではないでしょうか?
母娘は一緒にデンマークへ旅立っていきました。 実はこれがねらいですか?
美しいダグマーはすぐにデンマークの人たちの心をつかみます。
1209年に王妃になり男の子も生まれました。
たくましい王と美しい王妃、まるで物語のようですね。
しかし1213年、ふたり目の子供の出産の時に、ダグマーは亡くなります。
古いバラッドによると、ダグマーはヴァルデマー2世に
「ポルトガルのベレンガリアはデンマークに災いをもたらします」と予言して
カール・フォン・ライスの娘キルステンと再婚するように薦めました。
でもね…ヴァルデマー2世はベレンガリアと再婚しちゃったの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/gp30.gif)
フランダース方面との関係を強化するため、というのが理由ですけど
ベレンガリアは “ 美しい花 ” とよばれていましたのでね…
さてさて、ダグマーの予言はあたったのでしょうか? つづく…
(参考文献 武田龍夫氏『物語北欧の歴史』 Wikipedia英語版)