MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

水道

2011-04-19 | Weblog
洗濯機がおかしい。

洗う機能は問題ないんだけど、水道から水が自動で入ってくる機能があるじゃないですか。
これが不調なのよね。

通常ならスタートボタンを押せば、ジャーッと水が流れてくるものだ。
途中の、すすぎの時なんかも、ジャーッと豪快に流れてくるものだ。

でも我が家の洗濯機。
水が出る気配がしたかと思うと

ドングッ!

って蛇口のほうから鈍い音がして、水量が減るんだよね。
ジャーッと出なくちゃいけないのに、チョロチョロチョロと情けなく流れてくるだけ。

水がたまるまで、えらく時間かかっちゃうのよ。

自動で水が流れるようにしてなければ大丈夫なんだけどさ。
水道と洗濯機を繋ぐホースを外せば、普通に水は流れるから。

なので最初の時や、すすぎの時なんかに、いちいち洗濯機のとこまで来て水を手動で入れれば何の問題もない。
でもな。
文明の力に慣れてしまった現在、もうそんな面倒な事は出来ないよ。
洗濯なんて、少しでもラクをして済ませたいもん。

ゴロンと寝転がっているうちに、勝手に全て洗い終わっていて欲しい。
洗剤やら柔軟剤を補充する手間すら省きたい。
理想を言えば、汚れているのを判断して勝手に脱がして洗ってくれ、自動で干してから着せてもらいたいほど。

だから、チョロチョロしか出ないのに不満を感じつつも、そのまま過ごしていて数ヶ月。
それをこないだ、A氏に話していた。

彼は水道関係の手伝いをしているんだよね。
だからって治してもらおうと思って言ったわけじゃないけど、早速今夜様子を見にきてくれた。

ありがたい。

とはいえ、まだ本業として水道関係の仕事をしているわけではない。
それに、手伝いもまだそれほど多く経験しているわけではない。

どうせ治らないだろう。

なんて思ってみていたら…

おお。
やるじゃん!
若干、四苦八苦しながらも、無事にジャーッと出るようになりましたわ。
どうやらホースを繋ぐ部分が故障していたらしく、部品を取り替えたら良くなりましたよ。

助かった。
持つべきものは、水道関係に詳しい友達だね。

そんな様子を、息子(2歳)が興味深く眺めていた。

工具箱に色んな物が入っていて、それを使って作業しているのが新鮮でカッコいいのかもしれないな。
おまけに、作業が終わって自分の両親が狂喜乱舞してるから、凄く立派な事をしたと思ったに違いない。
そしてさらに。
A氏が、家に余っていたというアンパンマンのDVDをくれたんだよね。

これでもうスッカリ息子の心は打ち抜かれましたわ。

物で釣るとは、なかなかやるな。
DVDを持って嬉しそうにし、A氏が帰った後もA氏の名前を連呼しておりましたよ。
彼にとっては、ヒーローみたいな感覚なんだろう。

おいおい。
完全に騙されちゃってるよ。

ヒーローなんかじゃないんだよ。
あんな悪い事も、こんなズルい事も、そんな卑怯な事も、どんなセコい事もやってきている男なんだよ。
ボクは付き合い長いから、その辺りはよく分かっている。
でも息子にとってはもうA氏はヒーロー。

まずいな。
悪影響を与えられるのは間違いないので、早めに手をうたねば…。