撮って出しエンドロールの作成を頼まれた。
当日エンドロールって言い方もあるんかな。
結婚式のラストでその結婚式のダイジェスト映像を流すってやつね。
撮影しながら編集してラストまでに仕上げないといけないから作るのは結構忙しいんだよね。
でもまあ結婚式ってだいたい流れが決まってるし、いいシーンがいっぱいあるし、ある程度時間もあるからどうにかなるものだ。
しかし今回依頼してもらったのは、とある会社の式典。
式典で撮って出しエンドロールを流すのか!
やった事ないからどんな感じになるか分からないぞ!
タイムスケジュールは聞いてるものの、不安で仕方ない。
どのあたりでどの程度編集出来るかが全く分からない。
ああいう映像って失敗したら大変だもんね。
編集が間に合わず、映像がブチッと途中で終わっちゃったら、会場の雰囲気が一気にシーンとしてしまうだろう。
ブーイングが出るかもしれない。
出席者から物を投げられるかもしれない。
それは避けたい。
ということで家で何度か練習をすることにした。
何か被写体はないか。
と探したら、家には暇を持て余しまくっている息子(11歳)がいた。
タイムスケジュールにそって息子に動いてもらい撮っていく。
入場してくる息子。
社長挨拶をする息子。
証書を受け取る息子。
それを見て拍手している息子。
記念撮影をする息子。
懇親会で盛り上がっている息子。
余興をする息子。
を色んな角度から撮っていき、合間にちょこちょこ編集もしていき、ラストまでに完成させる。
ってのをいくつも作った。
何しろ登場人物は息子のみだし、背景は薄暗い我が家なので、何の面白味もないエンドロールだ。
呑気な顔した息子が次々に出てきて、何をやってるかも分からない。
でもまあどうにかなりそうだなってくらいにはなりましたわ。
で、遂に本番。
会場にパソコンとカメラを持ち込んで、セッティングして、作成開始。
撮ってはパソコンに取り込んで編集するってのを繰り返す。
練習のおかげか、無事に終了して一安心。
上映終わるまで不安なままだったけど、ようやくホッとしたよ。
息子に何かお礼をしなくちゃな。
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