出先の屋台で、天津甘栗を売っていた。
栗は大好きだ。
ケーキは断然モンブランが好きだし、栗ごはんを食べる時も大盛りにしている。
もし両親から『栗男』という名前を命名されていたとしても、何の反抗もしなかっただろう。
でも、甘栗を買ってまで食べるという事は今までほとんどなかったんだよね。
それはもちろん。
面倒だから。
甘栗の皮って爪で剥けるけど、あれって結構大変なんだよね。
爪が丈夫な人なら問題ないかもしれないが、ボクはフニャフニャの爪なんだよね。
あんなツライおもいをするくらいなら、食べないほうがマシだ。
もうかなり前の事になるけど、「甘栗むいちゃいました」が出た時は歓喜したなぁ。
こんなの出ちゃったらもう天津甘栗を買う必要がないぞ。
で、実際、それ以来買ってないと思う。
でもやっぱり、出来立てアツアツのほうが圧倒的に美味しい。
本当は天津甘栗を買ってモリモリ食べたい。
という気持ちがありつつも、どうしても面倒くささのほうが勝っちゃうんだよな。
たまに天津甘栗を売っている現場を目撃しても、素知らぬ顔をして通り過ぎていた。
今回もまたいつものように黙って通り過ぎようとしたんだけど…
試食させてくれるというので一個試食したら、
「買ってくれたらこれをお付けするよ」
と出してきたのが、「くりわりくん」というプラスチック。
大きさとしては、ギターピックくらい。
え?
なにそれ?
早速実践してみるオジさん。
するとどうだろう。
簡単に栗が割れ、あっという間に取り出せるではないか。
こりゃすげぇ!
当然購入し、家で実践しましたよ。
おお。
なかなか快適!
これさえあれば、今後は躊躇無く天津甘栗を買えるな。
いいものを手に入れたものだ。
こういう便利グッズって、もっと色んな物でも出て欲しいな。
食べるのが面倒で躊躇してる物っていっぱいあるもん。
法事とかに出るちょっと高めなお弁当とかに入っている塩焼きされた殻付きのエビを簡単に剥くグッズとかさ。
スイカの種をあっという間に取り除いてくれるグッズとかさ。
クロワッサンとかルマンドをボロボロこぼさずに食べられるグッズだとかさ。
食べやすい食べ方があるのは知っているけど、それでもやっぱり食べるのが面倒な手羽先を簡単に食べられるグッズだとかさ。
そのグッズがあるだけで、今まで率先して食べなかった物が躊躇無く買えると思う。
どんどん出てきて、面倒な食べ物が激減していってもらいたいね。
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