MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

玄関の鍵

2020-05-26 | Weblog
用事があったので外出する事にした。
玄関を開けて外へ出ると…

すぐ横に玄関がある女性も出かけるところだった。
たまに挨拶する程度の方。

「こんにちは〜」

今日も挨拶だけして通り過ぎようとしたら

「すいません!」

と声をかけられた。

「鍵が抜けないんです!」

え?
そんな事あんの?
確かに鍵穴に刺さったままになってるけど。
試しに引っ張ってみる。
本当だ。
ビクともしない!
これは大変じゃないですか!

「急いでる時に限って…」と笑っているから、どうやら今から仕事なんだろう。

鍵が刺さったまま家を出るわけにはいかないもんな。

どんなに引っ張っても抜けない。
回転はするから鍵の開閉は出来るけど、鍵が刺さったまま閉めたって何の意味もない。
泥棒が入り放題だ。

あんまり良くないのかもしれないけど、潤滑油を鍵穴へ吹きかけてみる。
こんなの、油さえあればスルッと抜け…

ないな。

ビクともしない。

まずい。
このまま抜けなかったら鍵屋さんを呼ぶしかないのか?
だったら、今から出勤というこの女性には出勤してもらって、暇なボクがこの玄関前で待機しておくしかないんだろう。
それはやだな。

こうなったらペンチで引っ張ってみるしかない。

部屋から取ってきて、鍵を挟み、引っ張ってみる。

おっ!
スルッと簡単に抜けた!
良かった!

さっきの潤滑油の効果もあったのかな。
助かったよ。

しかしこれからいつボクの家の鍵もこうなるか分からないな。
同じ構造の同じ年代の鍵だもん。
お互いの玄関の間に、ペンチをぶら下げておいたほうが良さそうだ。