MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

カーテンの向こう

2020-05-19 | Weblog
ボクの住む古びたアパートの外壁工事が始まった。

オンボロになった壁や屋根を綺麗に塗ってくれるらしい。
ありがたい。
これで今まで古びたアパートだったのが、パッと見たら新しく見えるっぽい古びたアパートになるのだ。
良かった。

どうせ塗るなら金ピカにして欲しいけどね。
もしくは、楳図かずお邸みたいな感じとかさ。
ド派手に塗って、目立つようにして欲しいよ。

と思ったけど、そういえば。
昔住んでたアパートが、紫に塗られてしまったことがあったっけ。
紫だよ、紫。
そんな壁のアパートあります?
あれはキツかった。
壁を見るたびに「何でこんな色に…」と思ったものだよ。

やっぱり壁は無難な色がいいんだろうな。

そんな感じで始まっている外壁工事。
足場を組んで屋根やら壁やらをおじさんたちが行き来しているから、ずっと我が家はカーテン閉めっぱなしで過ごす事になる。
ちょっと気分が滅入る。

でも仕方ない。

それよりも気になるのが行き来しているおじさん。
おじさんって言ってもボクより年下なんだろうけどさ。

カーテンのすぐ向こうで作業してるから気になって仕方ないの。
だって見ず知らずのおじさんが数十センチ先にいるんだよ。
お互い見えないとはいえ、気持ちのいいものじゃないよ。

何となく気を使って生活しちゃうしね。
昼ごはんを作るときに換気扇を回すのですらちょっと躊躇してしまう。
そんなの気にしなくていいんだろうけどさ。
でも向こうが働いているときに、ベーコンが焼ける匂いを放出したらちょっと申し訳ないって思って、あまり匂いの出ないものを昼ごはんにしているここ数日。

早く工事が終わって、何も気にせず生活したいものだ。