Short Stories ２日目

演劇ユニット・ロストバゲッジ第２回公演「Short Stories」に、撮影兼スタッフとして参加した。
昨日も１回公演があって、今日は２回公演がある。

まずは昼の公演。
色々とハプニングはありつつも、まあなんとか終了。

で、夕方の公演までの間。

メンバーはみんな、差し入れのケンタッキーをモリモリ食べている。

この人達、今から１時間後に芝居するんだよな…。
そうとは思えないほどの食べっぷりだ。
まあ、このメンバーらしくていいよ。
このメンバーに「緊張でノドを通らない」というのは無縁なのだ。

そしてＳ氏。
「最後だからケーキ２個に挑戦してみようかな」
と言い出す。

いや、最初の話にね。
Ｓ氏がこっそり他の人のショートケーキを食べ切るってシーンがあんのよ。
今まではケーキ１個だったんだけど、２個いけるんじゃないかって言い出したのよ。

いやいやいや。
やめときなさいって。
そもそも数分の間に１個食べるだけでも微妙なのに、何で２個食べるのよ。
その芝居を演出したＴ氏も必死で止めるが、Ｓ氏がどうしても挑戦したいらしい。

なんだよその変なチャレンジ精神は…。
食べきれなかったら芝居が台無しになるんだぞ？

しかし結局Ｔ氏が折れ、本当に２個食いをする事に。

そうして公演スタート。
ケーキの話は１作目。
いよいよそのシーンになった。

大丈夫なのか？

いつもよりかなり早いペースで食べているのがよく分かる。
間に合うのか？
どうにか１個食べ終わったものの、まだ１個残っている。
いつもならそろそろ食べ終わってていいとこなのに…

ふと横を見ると、Ｔ氏が祈るように見守っていた。
大分県の演劇界では重鎮であるＴ氏のこんな姿初めてみたよ。

で、どうにかギリギリ２個完食。

ふぅ～。
スタッフはもちろん、舞台上にいる出演者もかなりホッとした瞬間でしたわ。
なんという余計なチャレンジをしてくれたものだよ。

まあ公演のほうはどうにか無事に終了。
これで３回公演すべて終わりましたよ。

しかしなぁ。

今回の公演に、シャインクラブのメンバーが観に来てくれたんだけどね。

都合により、メンバー３人とも全部違う回になるらしい。

いつでもいいよ。
来てくれるだけでありがたいよ。

と思っていたが、昨日。
タツヤが来たのだが、入ってきたのが開演した後！
つまり遅刻！

まあ仕方ないな。

そして今日の昼に来たマサキ。
こちらも開演時間になっても入ってこない！

遅刻！

まさか夕方公演に来るタナカハンまで遅刻するって事はないよな？
熊本から来るとはいえ、あの人は演劇人だから開演後に入るのがよくないのは分かっているはずだ。

が！

遅刻！

嘘だろ！？

メンバー３人いて、バラバラにきて、みんな同じくらい遅刻してんじゃん！！
嫌がらせでわざとやってるとしか思えないぞ。
ったく…。

まあ本当に、来てくれるだけでありがたいけどさ。

公演後は撤収作業。

タナカハンはわざわざ熊本から来てくれたので、撤収を手伝わせてあげましたわ。
これだけ働いたら来たかいがあったに違いない。

まあこれで、しばらく関わっていたこの公演も終わって一安心だな。
劇団の手伝いをしていると、いつか自分の劇団を立ち上げて好きなものを作りたくなってくるね。
シャインクラブの制作ペースが安定してきたら検討しよう。