MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

仕切り

2014-08-28 | Weblog


福岡で何度か行ってたラーメン屋さんが大分県にも出来たらしい。

と言っても、それは何ヶ月も前の話。
いつか行ってみねば。
とは思いつつも、オープン後は絶対に多いだろうし、正直そこまでこの店のファンではないので、時間が経ってしまったよ。

んで今日。
ようやく行ってみたんだよね。

そこまでファンじゃないと書いたけど、もちろん嫌いなわけじゃない。
むしろ好きな味だ。
久しぶりに食べるその店の味を楽しみにしながら店内へ入った。

で、ボクがこの店で、味よりも好きなのがこの店内。
カウンターにイスがズラッと並んでるんだけどさ。
その一つ一つに仕切りがあるんだよね!

言ってみれば、選挙の投票所にイスがあるような感じ。

背中は丸見えだけど、一応1人ずつの個室だ。
おまけに正面のカウンター内にもスダレがあり、店員さんの顔すら見ずにいられる仕組みになっている。
博多ラーメンでは定番の『替え玉』をする時ですら、スダレが少し上がってやり取りするような感じだ。

なにもそこまでして隠れて食べなくても…
と言う人はいるだろうけどさ。

これがいいんだよね!

特にボクのような、人の視線を気にしすぎる人間にとっちゃ、夢のようなラーメン屋さんだよ。

別にラーメン屋さんで誰もボクが食べるとこに注目してないのは分かってるよ。
でも、どうしても若干気にしてしまうのよ。
「本当はキクラゲ大盛りにしたいけど…あいつキクラゲ食い過ぎで気持ち悪いって思われたらイヤだからやめておこう」
とかさ
「スープに浮いてる小さい油を繋げて大きくしていく遊びをしたいけど、暗いヤツだと思われたらイヤだからやめておこう」
とかさ
色んな事を考えちゃって、なかなかラーメンに集中出来ないんだよね。

でもここならどんな食べ方をしようがお構い無しだ。
自由に好き勝手に何でも出来る。
それがいい。

キクラゲ大盛りにしようが、ニンニクたっぷり入れようが、周りを一切気にしなくていい。
右利きのボクだけど、左手で食べたって誰にも何も思われない。
ラーメンを食べずに、こっそり持ち込んだオニギリだけを食べて帰ったって、店員さんに何も言われない。

仕切りがあるってだけで、これだけ開放的になれるのだ。
是非、他の飲食店も見習っていただき、ボクのような人間が気軽に食事出来る場を増やしてもらいたいものだね。