電気屋さんにて洗濯機を買った。
ら、店員さんがチケットをいっぱい差し出してきた。
ほほぉ。
抽選券ですか。
この電気屋さんと併設しているショッピングモールと共同で行われている抽選会。
毎年この時期やってんだよね。
洗濯機分の抽選券だから、そこそこの枚数だ。
しかもなんと今日が最終日!
こりゃ行かねばならぬ。
こりゃ運命だ。
過去にもこの抽選会で、愚妻が見事『フグセット』を当てた事がある。
確かあの時も最終日だった。
あの栄光をもう一度!
いけ!愚妻よ!
今年一年の締めくくりに、高級食材を当てるがよい!
さあ!
ゆけ~~!!
はい。
もちろんすべてハズレ。
次から次へと白い玉が出てきましたわ。
唯一、「ケンタッキー賞」というのが当たったので喜んだものの、お肉ではなくコップだけ。
ガッカリ。
失意のまま駐車場へ。
トボトボと歩いていると、停めていたのと反対方向へ歩き出してしまった。
プププププッ!
愚妻が笑う。
人の失敗が嬉しいらしく、小馬鹿にした顔で楽しげに笑う。
悔しい。
ちょっと間違えただけなのに、そんなにバカにするほどのことか?
今に見ておれ。
いつかキサマが失敗した時は、思い切り笑い返してやるからな!
それがいつになるか分からないが、絶対に覚えててやるからな!
と心に誓い、車のほうに歩いていく。
と…
少し後ろを歩いていた愚妻。
着いてきている気配がないので振り返ってみると…
見知らぬ車の助手席の前に立っているではないか!
そしてその車のドアを開けようとしている。
え~!!
あの野郎、車間違えちゃってるよ!
ボクの車の斜め前にあるその車。
色形は似てないことはないが、一目で違う車と分かるくらいに違うぞ!
ドアに手をかけてるのに、気付かないかねぇ。
こんなに早く笑い返すチャンスが訪れるとは思わなかった。
さっきの仕返しに、思い切り小馬鹿にしてやりましたわ。
ざまみろ!
その後は、T氏らが来た。
みんなで鍋を食べる。
別にクリスマスパーティーというわけじゃないけど、
付き合いで買ったケーキがあるということでK氏が持ってきてくれたケーキをみんなで食べた。
ケーキさえ食べれば、そのつもりじゃなくてもクリスマスパーティーっぽくなるね。
美味しくいただきましたわ。
そういやそのケーキ。
自分で乗せる用に、イチゴが別でついていた。
今日はみんなで1ホールの半分くらいしか食べなかったので、そのイチゴも半分くらい余っていた。
そしたらさぁ。
そのイチゴをさぁ。
愚妻が全部食ってやがんの!!
これは残り物じゃないっての!
まだ半分あるケーキに乗せて食べるものだっての!
後先考えない奴だ。
愚め!
ら、店員さんがチケットをいっぱい差し出してきた。
ほほぉ。
抽選券ですか。
この電気屋さんと併設しているショッピングモールと共同で行われている抽選会。
毎年この時期やってんだよね。
洗濯機分の抽選券だから、そこそこの枚数だ。
しかもなんと今日が最終日!
こりゃ行かねばならぬ。
こりゃ運命だ。
過去にもこの抽選会で、愚妻が見事『フグセット』を当てた事がある。
確かあの時も最終日だった。
あの栄光をもう一度!
いけ!愚妻よ!
今年一年の締めくくりに、高級食材を当てるがよい!
さあ!
ゆけ~~!!
はい。
もちろんすべてハズレ。
次から次へと白い玉が出てきましたわ。
唯一、「ケンタッキー賞」というのが当たったので喜んだものの、お肉ではなくコップだけ。
ガッカリ。
失意のまま駐車場へ。
トボトボと歩いていると、停めていたのと反対方向へ歩き出してしまった。
プププププッ!
愚妻が笑う。
人の失敗が嬉しいらしく、小馬鹿にした顔で楽しげに笑う。
悔しい。
ちょっと間違えただけなのに、そんなにバカにするほどのことか?
今に見ておれ。
いつかキサマが失敗した時は、思い切り笑い返してやるからな!
それがいつになるか分からないが、絶対に覚えててやるからな!
と心に誓い、車のほうに歩いていく。
と…
少し後ろを歩いていた愚妻。
着いてきている気配がないので振り返ってみると…
見知らぬ車の助手席の前に立っているではないか!
そしてその車のドアを開けようとしている。
え~!!
あの野郎、車間違えちゃってるよ!
ボクの車の斜め前にあるその車。
色形は似てないことはないが、一目で違う車と分かるくらいに違うぞ!
ドアに手をかけてるのに、気付かないかねぇ。
こんなに早く笑い返すチャンスが訪れるとは思わなかった。
さっきの仕返しに、思い切り小馬鹿にしてやりましたわ。
ざまみろ!
その後は、T氏らが来た。
みんなで鍋を食べる。
別にクリスマスパーティーというわけじゃないけど、
付き合いで買ったケーキがあるということでK氏が持ってきてくれたケーキをみんなで食べた。
ケーキさえ食べれば、そのつもりじゃなくてもクリスマスパーティーっぽくなるね。
美味しくいただきましたわ。
そういやそのケーキ。
自分で乗せる用に、イチゴが別でついていた。
今日はみんなで1ホールの半分くらいしか食べなかったので、そのイチゴも半分くらい余っていた。
そしたらさぁ。
そのイチゴをさぁ。
愚妻が全部食ってやがんの!!
これは残り物じゃないっての!
まだ半分あるケーキに乗せて食べるものだっての!
後先考えない奴だ。
愚め!