テニスサークルの、忘年会を兼ねたボーリング大会。
《管理人》という立場にいながら最近はあまりテニスに参加出来ていないが、忘年会には出席出来た。
今回はチーム戦。
ボクのチームは5人だ。
平均点勝負なので、全員が頑張らなくてはいけない。
前回が記憶にないくらいに久しぶりのボーリング。
なんとか、みんなの足を引っ張らないように頑張ろう。
と、一生懸命投げていく。
うん。
決していいスコアではないけど、ぼちぼちスペアをとれたりしているぞ。
平均点を下げる事にはなってないから安心だ。
そんな中。
1人、平均点を下げているのがM氏。
あ~あ。
勘弁してくれよな。
さっきから何度投げてもストライクもスペアも取れやしない。
当然スコアはガタガタだし、我がチームの平均も下がっていく。
あ~あ。
困ったもんだなぁ。
いるんだよな、こういう足手まといが。
1人スコアが悪い人がいると、みんなが迷惑するのだ。
輪を乱すというか、空気が読めないというか、そういう感じ。
「せめて100くらいは超えてくれにゃ困るで!」
と、文句を言う。
それにも関わらず、またも4本しか倒せないM氏。
あ~あ。
一番前の席に座っていたので戻ってくるM氏に、目で無言の圧力をかける。
申し訳なさげにするM氏だが、スコアは変わらず。
困ったもんだ。
こうなったら他のメンバーでスコアを稼ぐしかないな。
と、ストライク&スペアを重ねるメンバー。
ボクは終盤スコアを落としたものの、みんなの頑張りで平均点もあがった。
M氏も後半になり、ようやくスペア&ストライクがちょぼちょぼ出るようになってきたしね。
よしよし。
M氏に足を引っ張られたけど、どうにか我がチームが勝利出来たな。
と、スコア表を見てみる。
ほほぉ。
M氏はスコア114ですか。
なかなか追い上げましたな。
まあそれくらいいけば問題ないですわ。
んで、ボクは…
ん?
109…
M氏は114で…
ボクは109…
…
えっと…
負けてんじゃん!!!
しかも我がチームでぶっちぎりの最下位!!
あれだけM氏を罵倒していて、最後にはボクが負けちゃってるよ!
これほどみっともないことがあろうか!
情けなくてM氏のほうを見ることが出来ない。
勝利の御褒美として、ボクらは他のチームからアイスを奢ってもらった。
「こんなボクなんかもアイスを食べてもいいのだろうか…」
と思いつつも、ご相伴に預かる。
アイスよりも冷たいM氏の視線をあびながら食べましたわ。
2試合目からは、M氏がどんなにスコア悪くても、全て拍手してあげましたよ。
これからはむやみに軽口を言うのはやめておこう。
《管理人》という立場にいながら最近はあまりテニスに参加出来ていないが、忘年会には出席出来た。
今回はチーム戦。
ボクのチームは5人だ。
平均点勝負なので、全員が頑張らなくてはいけない。
前回が記憶にないくらいに久しぶりのボーリング。
なんとか、みんなの足を引っ張らないように頑張ろう。
と、一生懸命投げていく。
うん。
決していいスコアではないけど、ぼちぼちスペアをとれたりしているぞ。
平均点を下げる事にはなってないから安心だ。
そんな中。
1人、平均点を下げているのがM氏。
あ~あ。
勘弁してくれよな。
さっきから何度投げてもストライクもスペアも取れやしない。
当然スコアはガタガタだし、我がチームの平均も下がっていく。
あ~あ。
困ったもんだなぁ。
いるんだよな、こういう足手まといが。
1人スコアが悪い人がいると、みんなが迷惑するのだ。
輪を乱すというか、空気が読めないというか、そういう感じ。
「せめて100くらいは超えてくれにゃ困るで!」
と、文句を言う。
それにも関わらず、またも4本しか倒せないM氏。
あ~あ。
一番前の席に座っていたので戻ってくるM氏に、目で無言の圧力をかける。
申し訳なさげにするM氏だが、スコアは変わらず。
困ったもんだ。
こうなったら他のメンバーでスコアを稼ぐしかないな。
と、ストライク&スペアを重ねるメンバー。
ボクは終盤スコアを落としたものの、みんなの頑張りで平均点もあがった。
M氏も後半になり、ようやくスペア&ストライクがちょぼちょぼ出るようになってきたしね。
よしよし。
M氏に足を引っ張られたけど、どうにか我がチームが勝利出来たな。
と、スコア表を見てみる。
ほほぉ。
M氏はスコア114ですか。
なかなか追い上げましたな。
まあそれくらいいけば問題ないですわ。
んで、ボクは…
ん?
109…
M氏は114で…
ボクは109…
…
えっと…
負けてんじゃん!!!
しかも我がチームでぶっちぎりの最下位!!
あれだけM氏を罵倒していて、最後にはボクが負けちゃってるよ!
これほどみっともないことがあろうか!
情けなくてM氏のほうを見ることが出来ない。
勝利の御褒美として、ボクらは他のチームからアイスを奢ってもらった。
「こんなボクなんかもアイスを食べてもいいのだろうか…」
と思いつつも、ご相伴に預かる。
アイスよりも冷たいM氏の視線をあびながら食べましたわ。
2試合目からは、M氏がどんなにスコア悪くても、全て拍手してあげましたよ。
これからはむやみに軽口を言うのはやめておこう。