MANIAGARA DIARY

シャインクラブ代表・WANKOの日記

新道

2007-03-01 | Weblog
新製品が安いことで有名な電気屋さんが、新装オープンしたというので行ってみた。

店内は大混雑!
さすがにリニューアル当日は違うなぁ。

と思ったんだけど…

よくみると、そのほとんどが店員じゃん!

どこにこれほどまでの店員がいたんだよ。
と思えるほど、あっちにもこっちにも店員の姿があるのだ。

特に、ボクが目指していたテレビ&ビデオコーナーは物凄い密集率!!

うっじゃうっじゃ店員が行き交っている。
右を見てもうじゃうじゃ。
左を見てもうじゃうじゃ。

店員をかき分けながら進むという表現が決して大袈裟ではないくらいだ。

そして、その誰もが獲物を狙っているように見える。
少しでも気を許すと、「いかがですか?」と、満面の笑みで近寄ってくる雰囲気満々だ。

ああ!もう!
邪魔だなぁ。

そもそもボクは、買物をしている時に店員が寄ってくるのが好きじゃない。
ああいうのが好きな人もいるようだが、ボクは嫌なのだ。

ゆっくり選びたいから黙ってろって言いたくなんだよね。

それが今日は相手があまりにも多勢だ。
DVDレコーダーのコーナーで見ていても、明らかに店員がこっちに来る雰囲気を漂わせている。
ちょっとでも気を許したら、たちまち店員に囲まれてしまうだろう。

気の弱いボクのことだ。
店員に勧められたら断れなくなってしまい、そのままズルズルと購入してしまうだろう。

「ご一緒に50インチのテレビはいかがですか?」
とでも言われようもんなら、言われるがまま購入してしまう。

気がつけば冷蔵庫や洗濯機まで買ってしまい、各種ローンを組まされていると思う。

そんな事になったら大変だ!
気を張ったまま、DVDを見ていく。
「近寄るなかれ!」というオーラを必死で漂わせていく。

もう何だか面倒になって、すぐに店を出ましたよ。


そしてその帰り道。

ボクの住まいには今まで、大通りに出るまでの道がなかった。
いや、あるにはあるんだけど、タンボ道だったり、細い道だったり、遠回りしなけりゃならなかったのだ。

本来ならばスルッと通れる道があるはずなのだが、何故かボクの家の前の道だけ工事中だったんだよね。
しかも何年も何年もず~っと工事中のまま。

たった15メートルほどの距離なんだけど、このせいで今までどれだけ遠回りをしてきたことか!

それが今日、遂に開通したのだ!

長かったなぁ。

今まで知り合いに家の場所を説明するときも、細い周り道を説明するのは至難の技だった。

「あの道をあっちに行ったら、こっちに道があるから、その細い道を奥に行けば…」

と、自分でもこんがらがるような説明しか出来なかったのだ。

それが、今度からは「歯医者を曲がってちょっと行ったとこ」と、一瞬で済むようになる。
こりゃ快適だ。

電気屋からの帰り道に初めてその道を通ったけど、実に気分よかったですわ。