ギリギリ晩ご飯

夜、Ｇ氏から「今からダウンタウンのＤＶＤを借りに行く」という電話が入った。
それはいいんだけど…
ボクと愚妻はまだご飯を食べてなかった。
ダラダラしてて、まだ何も用意してないんよね。
別にＧ氏が来てる前で食べててもいいんだろうけど、出来ればそれは避けたい。
Ｇ氏の家からウチまではおよそ１５分。

さあ急げ！

１５分で準備をして食べ終わろうと思ったら、それなりの料理しか出来ない。
とりあえずご飯をつぐ。
冷凍唐揚げが３個だけあったのでチンする。
納豆があったので、それも取り出して、ご飯にかける。
もう時間がない！
用意にかけるのはこれくらいが限界だろう。
今日の晩ご飯は納豆ご飯と冷凍唐揚げ３個という寂しいものだが、仕方ない。
ガッツガツ食べていき、４分で食べ終わる。
そして軽く片付けをして歯を磨き、ホッとしてイスに座ると同時にチャイムが鳴りま
したわ。

ふぅ。
ギリギリセ～フ。
何事もなく出迎えたよ。

んで、そのＧ氏と色々話したんだけど、突然
「白髪が増えた」
と指摘された。

う～ん。
「失礼な！」
と否定したいとこだけど、否定出来ない。

確かに最近ますます増えてんだよな。
定期的に染めて誤摩化してるものの、実際の量は確実に増えている。
ここしばらく染めてなかったから、それがハッキリと分かるんだよね。
少し前までは中央部と左側頭部のみに白髪が密集してたんだけど、今では頭全土に進
出してしまっている。
あっちを見てもこっちを見ても、もれなく白髪が大量に見えてしまうのだ。
おまけに近頃は、鼻毛にまで白髪が生えている。

あ～あ。

それからもう白髪が気になって気になって仕方ない。
Ｇ氏が「マッサージしたら効く」というので、頭をガンガン叩いていくものの、あま
り即効性があるようには思えない。
Ｇ氏が帰ったら、すぐに染めましたわ。

とりあえず一安心。
でも、これからボクは一生この《染める》という作業を続けていくのかと思うと嫌に
なるね。
だって結構手間だよ。
一生分の染める時間を合計したら、天文学的な時間になるだろう。
実に無駄な時間だ。
勿体ない。
もっと簡単に染められたらいいけどなぁ。
フリカケみたいに、頭からパラパラっとかけるだけで奇麗に染まるものが開発された
ら箱買いすんのに…。