適量

夜、ご飯を作ろうと思って棚を見たらソバを発見。
今日はソバにしよっかな。
さっそくお湯を沸騰させてソバ投入。
分量がイマイチ分からないから適当に投入。
愚妻と２人分だから２袋分入れてみたんだけど、どうも多い気がする。
でも構わず煮る。
ソバごとき、多少多くてもペロッと食べれるのだ。

グツグツ煮る事５分。

出来上がったソバを見て驚いた！
鍋一杯に膨張してんじゃん！
うわぁ…これはどうみても２０人分以上あるぞ！
予想を上回る量だ。

とりあえず丼に分けていく。
上にアゲ玉や昆布やタマゴを乗せて、食事開始。

見るだけでお腹一杯になりそうな感じだが、必死になって食べていく。
一度その手を休めてしまうともう２度とハシが進まないと思われるので、ノンストッ
プで食べていく。
愚妻が横でいろいろ言ってくるが、完全無視。
今は『ソバすすりマシーン』と化して、大量にあるソバを胃の中へと移動させること
だけに徹するのだ。
ソバごときに負けてたまるか！
大分にあるウドン屋は《１玉＝シングル、２玉＝ダブル、３玉＝トリプル》と、麺の
量を選べる店があるが、これはそのトリプルよりも確実に多い。
おそらく５玉分はある。
５玉のことを何と呼ぶのかすら分からないぞ！

そして…

長い格闘の末、どうにか自分の分は食べ終える事が出来た。
苦しい戦いだった…。
しかしボクはやり遂げることが出来たのだ。
自分で自分を褒めてやりたい。
と、ボクが一人感慨にふけっているところへ、愚妻が「もう食べられん」と言いなが
ら、ほとんど減ってない丼をボクのほうへと差し出してきたのだった。

うえっぷ…。


しかしまあ、ジダンの頭突きシーンは何度見てもおもろい！
あれだけ爆笑させてくれりゃＭＶＰ当然だわ。