SEA side

静けさの中で波の音だけが永遠に響きつづける。
美しいものとの出会いの記憶・・・・。

映画 「神聖ローマ、運命の日」

2014年04月30日 | 映画(サ行)
 イスラム教とキリスト教の争いを描いている。

 オスマン帝国トルコ軍の野望は、ヨーロッパに侵攻しキリスト教の中心地で、そのシンボルである教会をモスクにしてしまおうというものだ。目指すはローマの中心、サンピエトロ、というわけだが、とりあえずその攻防の舞台となるのはウィーンで、圧倒的なオスマンに対して一人の聖者とポーランドの援軍が挑む。

 今のトルコはオーストリアの首都ウィーンには遠く、当時のオスマン帝国がどの程度の領土を誇っていたかくらい知っていればさらに理解が深まるのだろうが、歴史音痴でも面白く見られた。調べたらウクライナ、ハンガリー、チェコスロバキアなどすべてオスマンだったらしいから、ウィーンは国境のすぐ向こうにあったことになる。

 映画のコピーに「1683年9月11日”ウィーン包囲”・・・・」とあり、そのウィーンは「黄金のリンゴ」と呼ばれていた。

 ビッグアップル=ニューヨークを襲った9.11テロとピッタリ符号しているではないか!!


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