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ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「折れた矢」、白人とインディアンとの和解!

2022-04-10 14:12:45 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

NHK BS プレミアム 鑑賞

1950年製作

ジェームズ・スチュアート主演。

1870年、アリゾナ地方、金を求めてやってきたトム・ジェファド(ジェームズ・スチュアート)、インディアンの青年を助けたことからインディアン部落を訪れ、親しくなり、インディアンの娘と結婚する。

白人と和解させようと、グラント大統領からアリゾナに派遣されたハワアド将軍をアパッチの主と面会させ、和解の契約を結ばせる。

実話らしいが、偶然から和解が見いだせるものなのか。

ジェファドの妻は、凶弾に倒れて死ぬが、酋長は、和解を優先させる。

なかなか出来た酋長だ。

白人とインディアンの争いばかりを見てきたものにとっては、ちょっと意外。

ウクライナ戦争も、早く終わらせてほしいものだ。

 

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「Red」、愛することがいきること!

2022-04-09 17:05:56 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

不倫映画好き ☆☆☆☆

Netflix鑑賞 2020年製作 R15+

夫、娘、姑とくらす、不自由ない主婦。

あるパーティで十年ぶりにかつての恋人だった鞍田(妻夫木聡)と再会し、内からこみあげてくるように愛の想いが一挙に再燃する。

そして彼の誘いで、彼の働く建築会社へ就職。

出張で、一緒に新潟へ。

雪で一泊余計に泊まらなければならなくなり、という展開。

夏帆がこの女を演じているが、二度のラブシーンとも、抑えた演出で、この映画の肝が腰抜け。

最後は、慕っている娘と決別。

これ夢かと思ってしまう唐突感。

三島有紀子監督だけど。

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「ひかりのたび」、全編モノクロ!

2022-04-08 19:00:56 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

とある地方都市を舞台に、他所からやって来て地元の土地を外国人に売っているとして地元民に毛嫌いされている不動産ブローカーの父と、東京の大学に進学させたい父の意向に反し地元での就職を望む娘の葛藤。娘を志田彩良が好演。

小生も、田んぼを不動産屋に売った経験があるが、地元民との軋轢があった。

この映画のもう一つのテーマは、村長。村長の時は土地を売らないと言っていたのに、村長を落選し、妻が認知症になり、お金に困って土地を手放すことに。

絵本「幼なじみのバッキー」で岡本太郎現代芸術賞に入選し、現代美術のフィールドでも活躍する澤田サンダー監督の商業映画デビュー作。

何か新しいことを、ということで、全編白黒、アテレコ。

まあ意欲は買うが、特別の感慨はない。

 

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「ワーロック(1959)」、ヘンリー・フォンダ、リチャード・ウィドマーク、アンソニー・クイン三大俳優の競演!

2022-04-08 14:50:17 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞 1959年製作

牧場主マッキューン一味が牛耳るワーロックの町の人々は、傲慢だが凄腕の保安官クレイ(フォンダ)を自衛のため招くことに。まもなくしてクレイは札付きのギャンブラー(クイーン)とともに町に現れ、拳銃にものを言わせながら徹底的に町を粛清していく。しかしかつてマッキューンの部下だったものの、今では町に尽くすようになったギャノン(ウィドマーク)に人々の信頼が集まるようになり、いつしか彼とクレイとの対決は避けられないものに……。

ちょっと話が込み入っているのと、それぞれに女性が絡んで複雑に。

暴力だけでは、町が収まらない、西部劇転換期の物語。

三大俳優は、それぞれの役柄を演じて好調。

決闘シーンがハイライト。

 

 

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「1秒先の彼女」、タイムトラベルな恋愛映画!

2022-04-07 19:52:55 | アジア映画

おすすめ度 ☆☆☆★

台湾映画

“台湾ニューシネマの異端児”として注目を集めたチェン・ユーシュンが監督・脚本を手がけ、2020年・第57回金馬奨で作品賞を含む5部門に輝いたファンタジックなラブストーリー。

郵便局で働くシャオチーは、仕事も恋も冴えない日々を送っていた。そんなある日、彼女は街で出会ったハンサムなダンス講師ウェンソンと、“七夕バレンタイン”にデートの約束をする。しかし彼女がふと目を覚ますと、既にバレンタインの翌日になっていた。シャオチーは失くした大切な1日の記憶を取り戻すべく奔走するが……。

物語の前半では、何をするにもワンテンポ早い郵便局員シャオチー。

後半は、常にワンテンポ遅いバス運転手グアタイ。

このグアダイとシャオチーの幼少期からの恋物語。

余分な一日は、利息という論理。

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「レナードの朝」、ロバート・デ・ニーロとロビン・ウィリアムズの名演にうなる!

2022-04-07 16:38:11 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞 1990年製作

1969年。ニューヨーク、ブロンクスにある慢性神経病患者専門の病院に赴任したセイヤー医師(ロビン)は、話すことも動くこともできない患者たちに反射神経が残っていることに気づき、訓練によって彼らの生気を取り戻すことに成功する。

ある日彼は、30年前にこの病院に入院して以来ずっと眠り続けている嗜眠性(しみんせい)脳炎(現代この病はない)の患者レナード(デ・ニーロ)に、まだ認可されていないパーキンソン病の新薬を投与する。そしてある朝、レナードはついに目を覚ます。

一端、正常に戻るが、結局この病は不治のもの。

この一端治って、のち発症する苦痛を見事に演じ上げたデ・ニーロの演技に驚かされる。

発作が起きたら止まらないその苦痛。

一方学者肌のセイヤー医師、生真面目だが親切な医師を演じるロビン。ラストは、恋人ができてややハッピー。

精神病棟の大変さが、しみじみと。

実話ベースなだけに、心にしみる。

 

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「アウトサイダー」、米国版やくざ映画!

2022-04-06 19:11:08 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

劇場未公開 Netflix鑑賞

「ダラス・バイヤーズクラブ」のオスカー俳優ジャレッド・レトを主演に迎えてオール日本ロケを敢行し、第2次世界大戦後の大阪を舞台に裏社会の男たちの生きざまを描いた。

アメリカ人が、因縁でやくざ世界に入り、杯を交わし、指を切り、果ては、首切り三昧。

監督は、マーチン・サントフリートで、いかにも外人好みのやくざ映画。

義兄弟となった男の妹と出来てしまい、子供まで。

散々、やくざ映画を見せられたものには新味はない。アメリカ人がやくざになってもなあ。

椎名桔平は、悪役がよく似合う。

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「ホット・ロック」、ロバートレッドフォードの宝石強盗!

2022-04-06 14:52:52 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

NHK BS プレミアム 鑑賞

1971年製作

アフリカ某国代表の依頼で4人の盗みのプロフェッショナルが、警戒厳重なボストン博物館から、展示中の高価なダイヤを盗みだすアクション・コメディ。

務所帰りのジョン(レッドフォード)、早速宝石強盗に。

仲間の一人が宝石を持ったまま警察に捕まるドジっぷり。

口から飲み込んで、刑務所へ。

仲間たちで、苦労して刑務所に侵入するも、逃走時に刑務所内に隠してきたドジっぷり。

さらにヘリで警察を襲撃するも、そこには宝石はなかった。

なんともしまらないサスペンス。

最後は、催眠術。「アフガニスタン・バナナスタンド」の呪文。

レッドフォードのひょうひょうとしたさまがカッコいい。

 

 

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「コーダ あいのうた」、聾啞家族の中の一人の健常者!

2022-04-05 17:16:37 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

アメリカ・フランス・カナダ合作 PG12(あけすけなエッチな会話)

今年度アカデミー賞 作品賞、脚色賞、助演男優賞

タイトルのコーダは「Child of Deaf Adults」(ろう者の親を持つ子供)の意味。

2014年のフランス映画「エール!」のハリウッド・リメイク。

漁業を営む聾唖一家で、一人健常者の娘。

音楽の先生に認められ、音楽大学入学を進められる。

しかし、彼女がいないと、聾唖者だけでは漁業は成り立たない。

そのジレンマに悩む娘。

娘の才能が信じられず(歌が聞こえないから)、反対する家族。

しかし、合唱会で彼女の歌っている姿を見て、家族が総出で送り出す。

なんとハートウォーミングなこと。

1級映画の貫禄。

聾唖者で助演男優賞を得るなんて。

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「ドント・ルック・アップ」、地球の危機を訴えるも!

2022-04-04 17:20:49 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

Netflix公開後劇場上映

PG12

レオナルド・ディカプリオとジェニファー・ローレンスが主演し、彗星衝突という地球の危機を察知した落ちこぼれの天文学者と教え子が、世界中にその事実を伝えようと奔走する姿を、アダム・マッケイ監督が描いたコメディドラマ。

豪華俳優陣。

視聴率やPV偏重のTVやネットメディア、利益最優先の大企業や大富豪たちが社会をダメにしたと警告。(トランプ批判でもある)

地球消滅という究極の悲劇を痛烈に批判。

138分の上映時間は、長く感じる。

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