
おすすめ度 ☆☆☆
戦争映画好き ☆☆☆★
最近、日本でも独ソ戦に目が向いている。
なにしろ、戦死者や戦傷者の数が、半端なく多い。
この映画は、そういった独ソ戦の一端を描いている。
タイトルにある「ルジェフ」は、ロシア領でモスクワに近い。
最後の攻防戦だ。
冒頭、ロシアの塹壕にドイツ軍が押し寄せてくる、塹壕ではそれこそ肉弾戦。なかなかリアルな描写。
中盤は、戦のあとかたずけや、次回の戦闘の準備などヒューマンな展開。
戦闘部隊と本部との見解の違い、憲兵のような兵の横柄な態度など、
一方で、的確な判断を下す部隊長。
戦う兵の苦悩など、随所に人間的な描写が。ただ、一面退屈する。
この戦を契機にロシア軍はドイツ軍を撃退、終戦につながる。
ラストは、次の対戦の準備で終わる。
無名俳優で描かれた地味だが、訴えるものがる良作だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます