ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「だれかの木琴」、美容師の追っかけを始めた人妻!

2016-10-11 18:39:35 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

文学的作品好き ☆☆☆★

井上荒野の小説を東陽一が監督。

常盤貴子、池松壮亮主演。

新しく家を引っ越した人妻・小夜子(常盤貴子)、初めての美容室、そこで親切にされた美容師海斗(池松壮亮)。

海斗から営業用メールが届くとすぐ返信。住所を聞き出し、イチゴをとどける。

美容師(理容師)には、身近で髪を切り、なんとなくエロい想像をしたくなる。

小夜子は、夫と娘と普通の生活をしており、なにも追っかけの必然性はないのだが、

だが、この映画の、夫と海斗には、どこか怪しげなところがあり。

一方、小夜子も、何不自由がない故のアバンチュール心が

この感覚はどこかヨーロッパ映画風。

揺れ動く、男と女のちょっとしたふれあいが、心の浮気を誘うのか。

その微妙なところを描き切れたとは思わないが、ちょっとオカルトチックな雰囲気で誘導する。

たとえば、電車に乗って小夜子が妄想するシーンなど。

常盤貴子の雰囲気がよくあっている。




 


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