おすすめ度 ☆☆★
ニコラスケイジ好き ☆☆☆
Unext鑑賞 2014年製作 R15+
老いて閑職に追いやられたスパイが、かつて自分を拷問したテロリストに復讐する物語。アクションはほぼ無く地味なスパイ映画だが、少しだけヒネリが効いている。それは主人公の老スパイが認知症を患っている点。その影響で突然怒り出したり、自分の世界に入ってしまったり、手が震え出したり、目的を忘れて帰って来てしまったり・・・。本作はスパイ映画の体を成しているが、テーマははっきりいって「老い」。認知症になった老スパイと持病の悪化で潜伏先がバレる寝たきりの老テロリストといった、余命いくばくもない老人ふたりが主人公。
ベテランCIA捜査官レイク(ケイジ)は、上司から引退を勧告され途方に暮れていた。そんなとき、レイクの部下で若きCIA捜査官シュルツがテロリスト、バニールがケニアに潜伏しているという情報を突き止める。22年前にレイクを監禁し、拷問した宿敵が生存しているという報を受け、早速2人はルーマニアのブカレストに飛ぶ。地元の密偵ズバレインの力を借りながら、バニールが確かにケニアで生存している証拠をつかむことに成功する。
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