
おすすめ度 ☆☆☆★
ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンの素顔をとらえた2018年製作のドキュメンタリー。
本作は2018年の製作だが、実際にカメラが回っていたのは1999年~2000年あたり。これが、ウクライナ侵攻が行われている今の時代に見ると、実に感慨深い。今日まで20年以上にわたるプーチン政権は、そもそもどうやって誕生したのか、その背景が実に分かりやすく描かれている。
ゴルバチョフがペレストロイカを始めたのが1985年、チェルノブイリの原発事故が1986年、ベルリンの壁崩壊が1989年、ソ連が解体され、エリツィン率いるロシア連邦が台頭したのが1991年。
プーチンが独裁者へとなっていく人間的な兆候が窺われる興味深いもの。
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