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「サウスポー」、ジェイク・ギレンホール主演、チャンプの再生と家族愛!

2016-06-15 18:01:11 | アメリカ映画
おすすめ度 ☆☆☆

ジェイク・ギレンホール好き、ボクシング映画好き ☆☆☆☆

今年は、すでにスタローンの「クリード チャンプを継ぐ男」が公開されており、やや不利。

だが、ギレンホールの魂をかけてのボクサー像に、しびれる。

徹底的な役作りをしたおかげで、その迫真力は、伝わってくる。

監督は、自身もボクサーであり、その思い入れは伝わってくる。

一度は、チャンピオンに上り詰め、その陰では、施設仲間の妻(トレーナーも兼ねる)の存在が大きかった。

しかし、もともと怒りの感情をボクシングに込め、勝ち上がってきた彼が、挑戦者と出会った会場で、妻が銃に撃たれ亡くなってしまったことから、歯車が狂い始め、豪勢な家を無くし、酒や薬に溺れ、どん底に落ちる。

そして自暴自棄の果て、娘の養育権すら取り上げられてしまう。

もともとこの映画、歌手のエミネムの発案で始まるが、そのどん底から立ち上がるというストリーはそこから来ている。

そして、落ちぶれた末、わらをもすがる思いで尋ねた、元対戦相手のトレーナー(フォレスト・ウィテカーが好演)。

必死の懇願で、掃除夫からスタート。徐々に、回復していく。

そして怒りを封印、再びリングへ上がるため、防御も会得。

娘のために頑張った父親。

家族愛とボクシングはなぜか似合う。


トレーナーの力添えで見事カムバック。




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