おすすめ度 ☆☆☆
スーザン・コリンズのベストセラー小説を映画化した世界的ヒットシリーズ「ハンガー・ゲーム」の前日譚。
シリーズ第1作で主人公カットニスがプレイヤーに志願する64年前を舞台に、ドナルド・サザーランドが演じた独裁者コリオレーナス・スノーの少年時代を描く。
記念すべき第10回ハンガー・ゲームの新しい試みとして、プレイヤーの教育係に任命された18歳の若き少年スノーは、貧しい境遇から抜け出す為、優勝を心に決める。だが、彼が担当する事になったのは、第12地区のひ弱な少女ルーシー・グレイだった。そして、彼女の唯一の武器は歌だった─。
1作目から遡ること64年前、スノーは記念すべき第10回ハンガー・ゲームの新たな試みとして、12ある各地区から1人ずつ選ばれたチャレンジャーの教育係に任命される。そして、彼が担当するのが最も脆弱な第12地区出身で、気性が荒く歌声が武器の少女、ルーシーだ。スノーはコーヴィーと呼ばれる旅回りバンドの歌手であるルーシーの美しい歌声に惚れ込み、2人は共に危険に身を晒す過程で恋に落ちていく。
主人公であるスノーの心が、徐々に変わっていく様子を3部構成で上手く表現されている。
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