おすすめ度 ☆☆☆
西部劇好き ☆☆☆★
2013年作品 劇場未公開
2013年にオーストラリアで製作され、翌年の同国の映画賞を独占したミステリードラマ。
都会での任務を終え、故郷であるクイーンズランドの奥地に戻って来た刑事、ジェイ・スワン。そんな中、アボリジニの少女が殺害される事件が起こる…
原住民差別の厳しい、砂漠地帯。酒と麻薬に溺れる原住民たち。それを食い物にする連中が。
アポリジニの警官は、差別をひしひしと感じ、孤独に捜査を重ねる。原住民は、黙して語らない。
別居中の嫁と娘。娘は麻薬に手を出しているらしい。
捜査を妨害する仲間と同調する上司。
音源の少ない地味な映画だ。
ただ、ひろびろとした荒野、さびれた原住民区。野良犬がうろうろ。
娘に対する脅迫めいた文言。やがて、妻の家が荒らされている。
地味だが、しっかりしたつくりの映画だ。
前任者は殺されていた。
ラストは、壮絶な銃撃戦。
アーロン・ペダーセンが渋い刑事を好演。
ハードボイルド好きにはたまらない。
ただ、車での尾行は見つからないかとひゃひゃ。