masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

最後の砦は地場店?

2018年03月31日 | ガソリンスタンド3

3月28日ぜんせきより






「論説」最後の砦は1SSディーラー

1994年度末に6万421ヵ所の大きなネットワークを誇っていたSSは、2016年度末には3万1467ヵ所にまで減少し、この22年間でほぼ半減してしまった。
新設を省くと減少数は3万8611ヵ所にも上る。
1日あたり4.8ヵ所と、毎日5カ所近いSSが地域から消えている。

全国石油協会が毎年実施している経営実態調査によると、SS事業者の98%が中小企業であり、かつ7割以上が1SSディーラーである。
しかもSS事業者の営業利益ベースの赤字企業割合は34.8%に上り、この赤字企業に営業利益率の低い「0円以上500万円未満」の企業を含めると構成比は66.6%に達し、赤字すれすれの企業も3割を超えるなど、SSの経営は非常に厳しい。

「SSの経営を引き続き行っていく」という事業者は69.3%を占めるが、「廃業を検討している」という事業者が12.7%存在するうえ、「未定」とする事業者も14%と、廃業するか継続するか迷っている事業者も相当数存在するとみられ、さらにSSが減っていく危険性が高まっている。

7年前の東日本大震災では、津波に襲われた被災者が命からがら避難所へ辿り着いたにもかかわらず、灯油不足で暖が取れなかったり、ガソリン不足で買い出しにも行けない状況に追い込まれる中、自らも被災者である地場中小SSが不眠不休で緊急対応を続け、避難所や病院など命の危険が迫る場に“命の石油”を送り続けた。

16年の熊本地震でも、停電の中で手に血豆をつくりながら必死に手回しで地下タンクからガソリンや灯油をくみ上げ燃料を供給したSSもあった。

2月上旬の北陸豪雪でも、SSに寝泊まりして、敷地内の除雪やひっきりなしにくる除雪車や緊急車両への給油に対応した。

エネルギー供給の“最後の砦”は1SSディーラーが支えていると言っても過言はない。

地場中小SSの減少による石油サプライチェーンの棄損は、こうした災害時・緊急時の対応が一層困難になっていくことを意味する。





福井 “今冬”教訓に検証必要 関係機関で豪雪対策を

「今回の豪雪被害は県内に油槽所がありながら“石油の道”が除雪されなかったことがすべての原因。ガソリン・軽油から灯油に至るまで数日間の供給の混乱がこれほどまでに県民生活や物流に大きな影響を与えることを行政機関などにも知らしめた。被害の大きかった嶺北地方のSSの健闘はもとより、積雪の比較的少なかった嶺南から昼夜を問わず嶺北に燃料輸送するなど、組合員の結束の強さも改めて示された」福井石商・協井田理事長

出席者からの意見
「これまで県の防災訓練に参加してきたが、行政側の石油への認識が甘く豪雪では役に立たなかった」
「記録的豪雪とか想定外では済まされない」
「雪は消えてしまうと豪雪災害の記憶は忘れられがち。雪国の福井として来シーズンに向け、再び被害や混乱を起こさないよう国や県、市町村など関係機関と何度でも対策を話し合っていくべき」
「ローリーが入らす休業した店は、系列問わず在庫のあるSSにお客様を誘導したのに『いざという時に頼りにならない』という心理が働いてか、いまだ戻ってこないと嘆く組合員が少なくない」
「安売りPBはほぼ普段通り入荷できていた」
「在庫不足で4日休業、5日目にようやく商社ルートで営業再開できた。元売ローリーが来たのは一週間も経ってから」
「組合員外や県外業者などが供給している公的病院への緊急給油を今後どうするか、災害協定見直しも含めて役所や病院側と交渉していこう」



>SSの経営は非常に厳しい

理不尽な“大き過ぎる卸格差”による高値販売で客離れに遭い、毎年600万もの赤字を数年経験して、今は収支トントン。

ビジネスとしてはリスクの方が大きいと感じるこの商売。
「早く一抜けたってした方が賢いよ」と言いながら、それでも「自店顧客のため」営業を続けている。

阪神淡路大震災の時はまだ若く余力もあったから夜中に自社ローリーを走らせて燃料を調達し、地域への供給(営業)を続けたけれど....。







ハイオク復権求める声 薄い影、問われる商品性

販売不振が続くのはレギュラーガソリンだけではない。
畿内各地の地場業者からは、ハイオクで苦戦しているとの声が多数聞かれており、存在そのものを疑問視する業者もいるほどだ。

なかには在庫負担の重さから「タンクが古くなっているが、ハイオクの分は閉めても構わないと思っている。いっそのことオクタン価を上げてハイオクをなくしてもいいのではないか」といった声もある。



当店も地下タンクの改正消防法工事を行った際、このハイオクタンクをどうするか悩みました。
軽油が割と出る店なのでいっそのこと軽油タンクに替えようかとも考えましたが、やはり昔からご愛顧下さっている顧客の利便性の為に残すことにしました....
が、
今後、ハイブリッド車やEV車に乗り換える方が増えそうな気がしています


高梁SAのガソリンスタンド閉鎖へ

2018年03月31日 | ニュースから一言二言

高梁SAのガソリンスタンド閉鎖へ 香川ー岡山間で高速道の空白区間が全国最長の183キロに
3月末、岡山自動車道下り線の高梁サービスエリアのガソリンスタンドが閉鎖します。これにより、香川と岡山の間で高速道路のガソリンスタンド「空白区間」が全国最長となり、岡山県北方面に向かう場合はガソリンの残量に特に注意が必要です。

続きはこちらでどうぞ ↓
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180329-00010008-ksbv-l33



再生エネルギー「主力電源」に 経産省、50年目標素案


【偉業】ペッと吐きかけたツバで作動する「バクテリア電池」爆誕! 安価でシンプル構造、使い捨ても可能で革命的すぎる!




まだまだ減りますよ。


桜はまだです。

2018年03月31日 | 日記(その他)

店から見える公園の桜も、河川敷の桜も、まだ3分咲きくらいです。

明日もまだお花見には早そうで・・・
かと言って次の日曜日にはもう散っているかも?
金曜日に雨が降るらしいから。

週一しか休みがないとお花見のタイミングが難しい。

今年も諦めムードです。

さて、しょんぼりな記事で終わらせないために今満開の自宅の姫こぶしの写真を載せましょう^^。



















PS
桜が咲いたら又写真だけ撮りに10分ほど店を抜け出そーっと。




ガソリンスタンドの店員が体を張ってノーマルタイヤの危険性を教えてくれる動画

2018年03月29日 | ガソリンスタンド3

ガソリンスタンドの店員が体を張ってノーマルタイヤの危険性を教えてくれる動画が面白い!
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0125/9pt_180125_1542118878.html

4WD、凄いですよ☆♪

どこのENEOSかな?


過疎化で減少、地方のスタンドに「行政機能」

2018年03月28日 | ニュースから一言二言

過疎化で減少、地方のスタンドに「行政機能」
過疎化などで地方のガソリンスタンド(GS)が減少する中、経済産業省はGSに行政機能の一部を担ってもらう取り組みを支援する。

 第1弾として、群馬県下仁田(しもにた)町で、町内のGSに災害時の情報収集や住民の見守り活動などを代行してもらう。GSに住民の安心・安全にかかわる機能を持たせ、存続につなげる狙いがある。

 町内にある石油元売り大手、コスモエネルギーホールディングス系列のGSの従業員数人に、町が4月中にも「防災連絡員」の職務を委託する。町内などで災害が発生した際に現場の状況を町役場に伝えるほか、GSの近隣の高齢者宅を日常的に訪問して安否を確認する。

 GSには町の負担で発電機やスコップ、仮設トイレなど災害時に必要な資材を保管する倉庫を併設する。災害時には、住民の一時避難先や、消防、警察などの指揮所としても利用する。防災連絡員の従業員に日当などの手当は支給しないが、行政や防災拠点の機能を持たせることで、住民や消防車両などが給油で立ち寄る機会が増えれば、GSの経営の下支えになるとみている。

 経済産業省はこうした新たなGSの活用の仕方をGSの減少に悩む自治体にアドバイスしており、今後も広げたい考えだ。

 同町の人口は約7500人で、過去20年間で約4割減少した。GSは10年前には町内に5か所あったが、営業を取りやめるなどし、現在は2か所しかない。このため、自家用車や農業用車両への給油、暖房用の灯油の配送など、住民生活に支障が出ていた。


*****

「夫婦で」とか「親子で」という販売店が多いと思うのですが、このお店は従業員が数人いるお店で良かったですね。

負担だけが増えることにならなければよいですね。



3月29日追記

燃料油脂新聞より


群馬県下仁田町 行政機能補完型の新形態 
過疎SS存続 自治体1号 エネ庁が対策支援

群馬県は市町村によるSS維持のための自主行動計画策定を支援するエネ庁の「SS過疎地対策協議会」方針を踏まえ、昨年8月に「SS過疎地フォーラム」を開き、計画策定に踏み出した。
県内にはSSが3か所以下の町村が複数あり、SSの減少で燃料供給に不安を抱えているためだ。

下仁田町は群馬県南西部の甘楽郡に位置し東西に長い。
人口は2015年で7565人と60年間で3分の一まで減少。2035年には4518人まで減るとみられている。

町内にあるSSは、東側のJA全農ぐんま下仁田インターSS、西側の大協エネルギーニュー本宿SS(コスモ系)の2ヵ所。
いずれも254号線上にある。
本宿SSは災害時に緊急車両に優先給油する「中核SS」に指定されているが、経営者の高齢化と後継者不足にともない、2年後をめどに廃業が予定されているという。

エネ庁はSS過疎地で燃料供給拠点を確保するための対策を①既存SSの維持強化②ミニSSおよびダウンサイジング化③集落単位での運営④公営化(運営委託)⑤新技術を活用した新たな未来型SSの検討-の5つに分類している。

下仁田町は東西に長い町の特性を勘案し、SSの防災・連絡拠点および燃料配送機能を活かした配送サービスとしての活用、地域・行政との連携に着目。
まず「既存SSの維持強化」類型で過疎地SSの新たな形態を構築することにした。

町の西端は町役場から20キロメートル離れていることから災害発生時には迅速な対応がむずかしい。このため本宿SSの従業員を下仁田町の防災連絡員に委嘱し、同SSを本宿地区の防災連絡拠点にする。連絡員は現地の被災情報の収集と町役場への連絡を担う。
SSの隣接地に消防団が災害時に利用する資機材を格納する「防災倉庫」を設置。
大規模災害時には役場職員の詰め所として西部地区の前線拠点の役割を果たす。

配送・訪問機能を活用した取り組みでは、灯油配送先の高齢者世帯を対象とした見回りサービスを実施。
訪問時の異変や予兆がある場合、町役場へ連絡する。

将来的には配送事業者との連携による配送拠点としての活用や西部地区への配送請負などサービス範囲の拡大も視野に入れる。

承継先の確保を支援するほか、経営を支える一環で官公需の利用についても随意契約による調達を促進する手立てを進める。
県にも需要拡大を要請するとしている。


*****

地元の人が困るから、やめたくてもやめられないんです。
この記事のお店ですね。


世間では運転免許証の返納を促される年齢です。

2018年03月28日 | ガソリンスタンド3

3月28日燃料油脂新聞より


週間コスト2円上昇  ※仕入れ値も2円上がります。

経産省 2030年エネ需給の方向性示す 再生エネルギーを主力電源に

全石連 平成30年度事業計画骨子固める SSの経営革新に力点




「社説」HC(ホームセンター)は環境変化の認識持て 








岩手県宮古市 国道45号線沿線に厳しい試練 復興道路開通で現金需要激減
若者の流出や人口減少、高齢者ドライバーの免許返納にともなう需要減退もあるため先行き不安ばかりが頭をよぎる。


岩手県盛岡市 内陸部はジリ貧傾向 湾岸部との価格差17円





灯油配達ニーズ自信に 生き残りへ使命感

年度末を控え、大分県内販売店主が新年度に向けた決意をまた一つ新たにしている。
今冬は32年ぶりの厳しい寒さとなり、郡部SSでは灯油出荷で力強い動きがみられた。
地域のエネルギーステーションとしての存在に自信を深めた店主は多く、生き残りへの使命全うに意欲を燃やしている。

「今冬ほど灯油配達に使命感を感じたことはない」と話すのは、県北部の販売店主だ。
ローカル市場によっては、地域にSSが2~3か所しかなく、それぞれのSSが地元の灯油配達を一手に引き受けている現状があるからだ。

山間部のある販売店では、昨年11月から今年2月の灯油出荷実績が前年比120~130%と大いに健闘した。

店主は「配達に行くと“ありがとう”と言われる。こんなに嬉しいことはない」と話す。

集落で最後のSSとなった販売店主は80際となったが、現役だ。
「一番近いSSまで車で20分。ポリタンクを持つのが困難な高齢者も多く、配達は体が続く限り営業する」と話す。

最近、後継者に経営をバトンタッチした販売店も、SSの生き残りに強い使命感を抱いている。
県内では、販売店の名前を残したままの特約店への引継ぎや、県から補助金を得て配達事業を強化した販売店など、独自の生き残りへの動きがある。
地区によっては、SS過疎も現実味を帯びるなか、多くの店主が生き残りに強い使命感を抱いている。


*****

今や灯油の小口配達は老々介護のような...








コストコセルフSSは“アブラ屋”の危機ではありません。

2018年03月28日 | ガソリンスタンド3

3月23日ぜんせきより


エネ庁次世代燃料供給インフラ研究会 保安規制緩和が必須

※『どこでもスタンド』(ローリー直結型計量器)は(道路事情にもよりますが)災害時には活躍しそうですね。


「論説」アブラ屋が直面する危機より




病院は重要施設の記事に頂いたコメントをこちらにも転載させて頂きます。


コストコ問題 (系列&PB業者)2018-03-22 11:13:44

業界新聞上で連日のように紙面をにぎわせているコストコですが、業界の方は何か勘違いされているように思います。

まず前提として、そもそも売値は自由です。
廉売として違反してないのであれば、消費者にとって利益になりうる事でもあるので各々の経営の範囲での価格決定を批判できません。

ゆえに組合活動の延長においてのコストコ価格是正の論点は確実に間違っているし、その論理は消費者に受け入れられるものではないでしょう。

 しかしながら系列のマークを挙げて廉売なさっている業者については全く話が違ってきます。
このことを論じると長くなるので割愛しますが、要するに系列マークを掲げた廉売は、ブランド(FC)ビジネスの根幹を揺るがす事態であるという事です。
本来であれば、ブランドを管理しているメーカーが責任を持つべきですが、この業界は少し事情が違っていたのが現状でした。
このことは弱き者たちの声として業界内でも取り上げられませんでしたが、強烈な異業種が参入してくると手のひらを返したかのように、今まで自分達がしてきたことを強烈に批判し、社会の敵とまで呼ぶことは恥ずかしいとこだと思います。

実際コストコの価格は異常でしょうか?先日の紙面での浜松128円も地方のサブ店の仕入れ価格と変わらないかもしれませんが、業転仕入れであれば5円くらいマージンが有ります。

自分はPBSSも運営していますが、同一路線の1キロ隣りにJ〇系列大型店が3年程前に出店された時には業転仕入れより安い価格で売られ、2カ月ほど対抗上、赤字販売を余儀なく続けました。
その業者は系列内では力があるそうで石油組合でもそれなりの要職に就かれている方です。
その方々が今回、立場が変わったと言え、コストコ批判をする資格はないと思います。

また穿った考えをすれば今まで系列販売において弱い者の意見を本来、代弁すべき業界紙も己が支持基盤のために真実を歪めた報道を連日するのも間違っていると思います。


ゆえに私もmasumiさん同様、コストコを応援します。


*****



当ブログはコストコセルフSSを応援します!

異を唱えます。


コストコセルフSSが出来たのは2015年(平成27年)です。
それ以前の廃止数が、“コストコセルフSSの増勢がアブラ屋の目の前の危機”ではないことを物語っています。






コストコ進出でSSが30店舗潰れる可能性

30店舗潰れるってか? えらい大袈裟な。
コストコとかが出来て潰れる というか、さっさと撤退するのは特約店(2者店)クラスで、規制緩和後、過当競争を経験しながらの20年を生き残った地場業者(3者店)はそうそう簡単に潰れまっかいな。

byこうちゃん



おまけ

当店の近隣にコストコセルフSS出店希望!
コストコセルフSSが出来ても当店にダメージはありません!

by masumiさん


メッキが剝がれる

2018年03月27日 | ガソリンスタンド3

3月24日燃料油脂新聞より










JXTG 2月末系列SS数

前月比21カ所減少で 1万3379ヵ所


1万まであと3379

2万店計画、残りの1万を他系列で、かな?




ガソリン平均マージン30円 和歌山市内フル

利益確保に向け採算販売姿勢




3月26日ぜんせきより

持続可能な業界目指す



価格差によって販売数量を激減させた地場フルの持続可能(再投資可能)なマージンは、和歌山市内のように30円は必要になると思います。
しかし、東北や関東ではこの有り様です ↓ 。





東北 一部で量販指向が再燃 130円割れに地場悲鳴

関東 点から線へ軟化拡大 安定一転、募る危機感


3月26日燃料油脂新聞より

石油協会導入補助受付開始

29年度補正予算60億円




速やかな施設解体求める声 閉鎖SS放置問題



3月27日燃料油脂新聞より

 愛知県内 3月閉鎖SS4ヵ所 不採算店の切り離し続く

本紙調べによると、愛知県内における今月の閉鎖SS数は22日現在、4ヵ所で前年同月と比べて半減しそうだ。
ただし1~3月でみると、今年は13カ所で前年同期より3か所増加した。
これらの多くが、特約店直営店というのが特徴。

「不採算SSは切り離す」(中堅特約店店主)といった傾向が定着しつつあるとみられる。

県内における今年1~2月の閉鎖SSは9ヵ所。
このうちJXTG系が4ヵ所、

今月末の閉鎖予定SSは4ヵ所。コスモ系広域業者の1ヵ所(名古屋市)以外はすべてJXTG系で、東三河地区に集中している。

また小規模特約店や3者販売店SSより、中堅以上の特約店直営店だった。
理由について県内販売業者は
「昨年以降、JXTGエネルギーや燃料商社の事後調整なしの方針がハッキリしている。これにより不採算SSを見切る傾向が続いている」と分析する。


大手販売業者の実態は・・・




↑  「今のままでは明日はない」より ↑


土台が崩れているから・・・より ↓

そしてそういう補助金を多く受け取っている大手業者が、3者店では不可能な安値の価格看板を掲げたり、地場業者(個人商店)の大口得意先へ安値営業を掛けたりして、
全石連の河本副会長・専務理事が、「こうなると、就業規則がないような個人商店SSの人が供給せざるを得ない」と言った、その個人商店SSの経営を不安定にし、廃業へと追い込んでいるのです。



*****

ガソリンスタンドの数が減れば減るほど、

安値集客店や、
「利益は油外で」という元売の施策を忠実に行ってきた、

“大手の、”メッキが剝がれる。











規制が人手不足を招く?@馬鹿も休み休み言え

2018年03月27日 | ガソリンスタンド3

3月24日燃料油脂新聞より(※青系文字がmasumi)


次世代燃料供給インフラ研究会 SSの燃料供給確保、可能性検討
ガソリン需要減、過疎地拡大、施設老朽化、後継者不在、 存続する前提とは・・・
規制が人手不足招く 避けて通れぬ緩和策

構造変化に対応した燃料供給のあり方を検討する資源エネルギー庁の研究会。
技術革新が SSの維持に立ちふさがる消防法令の見直しを迫る


>SSは施設の老朽化や後継者の不在を主因に過去20年間で半減した。


卸格差で地場3者店をスケープゴートにしてきたことを隠匿したいのでしょうか?


下の画像は2013年2月22日のぜんせきです。



この時の全石連会長がエネ庁長官に「現卸格差は中小SS生存不能」と訴えています。
そして「業転5割許容を!」とも。
(この「業転5割許容を」の文字を目にしたときの驚き、呆れ、絶望は、言うまでもありません)


そして下の表は平成元年からの給油所数の推移です。







改正消防法により地下タンクの対応工事が義務付けられたのは平成25年2月です。
それ以前の廃止数が、施設の老朽化や後継者不在がSS減少の主因ではないことを物語っています。




業界紙の記事転載に戻ります。

>「規制が人手不足を招いている」-。
全石連の佐藤副会長は、セルフSSでの目視による監視を義務付ける消防法令をあげ「AI(人工知能)化が進むなかで、いまだに機械で出来る部分を人間が行っている」と指摘、
人手不足対策の観点から現行規制を緩和する必要性を訴える。

SSに関わる保安規制は全国一律に適用される。
内容は都市部と過疎地で違わない。販売業界には山間に人家が点在するような地域で人口密集地と同じ規制は必要ないとの意見もある。
一方、厳しい規制が新規参入の“防波堤”になってきた面もあるとして緩和に慎重な意見も根強い。



何か勘違いをしていませんか?
消防法は国民の安全を守るためのものであって、販売業界が自分たちの都合でどうこう言う類のものではないでしょうに。


消防庁では少なくともセルフSSについては、「給油客の安全確保が重要なので、規制に地域性の違いは関係ない。危険物取扱資格を持つ従業員が不適切な給油が行われないように監視するのが必須」(秋葉洋危険物保安室長)と説明する。


その通りです。


>「系列でも業転5割許容を!」
これも以前書いたように、地場3者店が業転に手を出したのは「背に腹は代えられぬ」という事態になってからのことで、規制緩和以前、価格競争が始まる前から業転玉の甘い汁を吸っていたのは大手特約店に断然多いのです。
だから、「系列でも業転5割許容を」発言につながったのだと思っています。

地場店の多くは「お客さんを騙すような真似はできない」という考えの経営者が多いです。


消防法規制緩和を求める理由は、主にセルフでの監視要員(人件費)を浮かせたいという思惑によるものではないのでしょうか。
敷地内で車を展示して販売したいなども、過疎地域の小規模事業者の敷地では例え消防法が緩和されても、そのようなスペースがそもそもありません。
消防法規制緩和は、大手業者が自分たちのために言っていると思います。


しかしこれも・・・

公取委が「系列でも業転OK」の見解を出した・・・

最近では文科省が議員からの問い合わせに屈した・・・・




機械に一部の業務を任せ余力を他に振り向ける。
社会構造の変化と規制の狭間でいろいろなアイデアが生まれる。


この考え方自体は間違ってはいません。


「SS事業者の大半を占める小規模事業者の視点で考えていく必要がある」(全石連SS経営革新部会副会長)点も忘れてはならない。



違う方向を向いていくら議論しても、出てくる答えは違うもんになるに決まってる。
ここに書かれていることは大手の視点や。
過疎地でポリ容器1つ2つの灯油を配達してきたのは(しているのは)地場の零細や。
大手のセルフとは違う。

byこうちゃん

 








睡魔にやられたこうちゃんと、ケーキ♪

2018年03月24日 | 日記


Rちゃんが昨日持って来てくれたケーキ

インターネットで見つけた篠山の田んぼの中のケーキ屋さんまで買いに出掛けたらしい。

「俺には理解不能や。異次元の生活しとるなぁ...」byこうちゃん


いやいやそういう“ゆとり”が私には羨ましいのよ
そーゆー暮らしが理想なのよ 




食事を済ませて洗い物をしながらふと見ると・・・



今日は特に忙しかったもんね...お疲れさん...

洗い物を終えて、翌日食べるお米を研いで・・・

さあケーキ♪ケーキ♪

おや?

!!
こうちゃん、顔が(鼻が)!


息、できてるかっ!?

「むぅ」と起き上がり、素で急須からお茶を注ぐこうちゃん。

プププッ (*^m^)o==3


「こうちゃん、Rちゃんがくれたケーキ食べる?」
「うん」



どっちを食べようか迷ったあげく結局決められなくて、
「ジャンケンで買った方がこっちで負けた方がこっちな」
「はいはい(笑)」

ジャンケンポン、あいこでしょ!の2回勝負でmasumiさんの勝ち☆

o( ̄ー ̄;)ゞううむ
でもそっちも美味しそうだなぁ...とこの期に及んでまだ未練を断ち切れない食いしん坊。

えい!ジャンケンしたんだからこっちでいいの!と自分に言い聞かせました。

ヾ(´ε`;)ゝ ふぅ。。。疲れた。






神戸から篠山までわざわざ買いに行っただけのことはある。

Rちゃん、リピート、かも~~~~~ん!!
ヘ( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪♪.・ ・ヾ(* ̄▽ ̄)ノ







足も攣るほど繁盛繁盛(午後5時前終了)

2018年03月23日 | ガソリンスタンドでの出来事

配達依頼も2件は明日に回してもらった。
手掛けワックス洗車も2台の予定だったけど1台で「許して」頂きました。
m(_ _)m

朝はフロントガラスがバリバリに凍っていてタイツをはいてきていたからワックス掛けの途中で暑さに耐えられず、配達からこうちゃんが帰ってきたので事務所の奥でタイツを脱いでいたら足が攣った(泣)

幸い数分で収まったから良かったけど、あー痛かった。




Rちゃん母子がケーキを買って持って来てくれていたけど、全く相手をしてあげられなかった(汗)


店の裏で孫のHくんが摘んで花束にして私にくれた(*^^*)
弟のMくんもお兄ちゃんの真似をして私にくれた。



ケーキは今晩ゆっくり頂くことにします。


一般クレジットカードの常連さんがRちゃんたちに目をやりながら「お孫さん?」と訊く。

「そう^^」

Rちゃんを目に「娘さん?」

「 そう^^」

「ほーーーっ、えらいきれいな人やね~」

「 私とは血は繋がってないんですけどね^^;」

「あ、・・・そうなの」

「でも私の娘も別嬪さんですよ~^^」

「あはは(笑)そうやろね、奥さんの顔見てたらそうやろうと思うわ

「いや、私に似てないから別嬪さんなんですよ~(笑)」



この人も優しい。
私、もう7年間、店頭ではマスクしたままだからね。
顔、隠してるからね(笑)




寿命はあります。

2018年03月23日 | ガソリンスタンド3

3月22日燃料油脂新聞より


商社系業者“他社買い”堂々宣言 業転値下がり受け系列店にも波及か


系列回帰も価格差次第の堂々巡り。




地域密着で生き残りへ


産業用燃料配達を続けて利益確保 地場フルの小回り活かす

店主は「店頭のガソリン販売は地元の掛売客と代行給油がほとんどで、個人の現金客(消費者)は幹線道路などのセルフSSに流れている
灯油はオール電化が増え(今年は良かったが)全体的には落ち込んでいる。
値段が高くても足を運んでくれる地元客を大事にして、大手がやらない小口配送を続けてなんとか踏ん張っている」と話す。

「地元のお客さんのおかげで商売を続けさせていただいている以上、燃料供給に困る企業や灯油を買いに行けない高齢者への配達は当然のこと。法人・個人とも価格に理解があるので、利益が出る水準での価格設定が可能でありがたい」と語る。

愛媛県市場ではSS減少により給油所過疎地や灯油難民が問題となっているが、小回りが利く地場のフルサービスならではの地域に密着した配送事業の継続で勝ち残りを目指す。



ガソリンスタンドの数が半減し、元売統合も最終章を迎え、「再投資可能なマージンへ」と舵を切りつつある『今、この時、』
採算経営が出来ている販売店は“勝ち残りを目指す”ではなく、既に『勝ち残ったと形容しても良いのではないでしょうか?

私は「ウチの店は勝ち残った」と思っています。それも業転玉を取らずに。

でも、後継者がいません。
生身の人間ですから寿命もあります。というか、「そこまで店を続けないでほしい」と口を酸っぱくして言っています。


今日も朝からこうちゃんは配達で走り回っています。
軽油も予想以上に出て特約店担当者に無理を聞いて貰いました。
うちの地下タンクは小さいので大変なのです。
だから「もう一台3キロローリーが欲しいな」とこうちゃんが戯言を言ったりします。

masumiさんは
「店で働いている途中で倒れたらこうちゃんはそれで本望かも知れんけど、もしそんなことになったら私は夜逃げせなアカン(私一人では店を続けられない)。あ、そや! 夜逃げする前にこうちゃんの棺蹴飛ばして行くからな~!」と半分以上本気で言っています。