3月28日燃料油脂新聞より
週間コスト2円上昇 ※仕入れ値も2円上がります。
経産省 2030年エネ需給の方向性示す 再生エネルギーを主力電源に
全石連 平成30年度事業計画骨子固める SSの経営革新に力点
「社説」HC(ホームセンター)は環境変化の認識持て
岩手県宮古市 国道45号線沿線に厳しい試練 復興道路開通で現金需要激減
若者の流出や人口減少、高齢者ドライバーの免許返納にともなう需要減退もあるため先行き不安ばかりが頭をよぎる。
岩手県盛岡市 内陸部はジリ貧傾向 湾岸部との価格差17円
灯油配達ニーズ自信に 生き残りへ使命感
年度末を控え、大分県内販売店主が新年度に向けた決意をまた一つ新たにしている。
今冬は32年ぶりの厳しい寒さとなり、郡部SSでは灯油出荷で力強い動きがみられた。
地域のエネルギーステーションとしての存在に自信を深めた店主は多く、生き残りへの使命全うに意欲を燃やしている。
「今冬ほど灯油配達に使命感を感じたことはない」と話すのは、県北部の販売店主だ。
ローカル市場によっては、地域にSSが2~3か所しかなく、それぞれのSSが地元の灯油配達を一手に引き受けている現状があるからだ。
山間部のある販売店では、昨年11月から今年2月の灯油出荷実績が前年比120~130%と大いに健闘した。
店主は「配達に行くと“ありがとう”と言われる。こんなに嬉しいことはない」と話す。
集落で最後のSSとなった販売店主は80際となったが、現役だ。
「一番近いSSまで車で20分。ポリタンクを持つのが困難な高齢者も多く、配達は体が続く限り営業する」と話す。
最近、後継者に経営をバトンタッチした販売店も、SSの生き残りに強い使命感を抱いている。
県内では、販売店の名前を残したままの特約店への引継ぎや、県から補助金を得て配達事業を強化した販売店など、独自の生き残りへの動きがある。
地区によっては、SS過疎も現実味を帯びるなか、多くの店主が生き残りに強い使命感を抱いている。
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今や灯油の小口配達は老々介護のような...