masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

複雑な心境ではありますが、

2018年01月31日 | ガソリンスタンド3

st31掲示板より
1月30日No.28741 


>「品管法」の対象でもない灯油、軽油って、元々そういう商品でしょう。

こういう倫理観が、“今”、に繋がっている。

当店も田舎の零細店ですが、ローリーが来ないとか先送りとか制限とか、そのような事態は起こっていません。

“今”のような状況(リスク)を回避するために(自店の顧客への安定供給のために)、どれだけ苦しくても灯油も軽油も業転玉に手を出さず系列仕入れを貫いてきた販売店からすれば、「自業自得では?」と言いたい。

が、しかし、

冬場はほぼ一人で配達に回っている為、毎日ヘトヘトもいいところです、masumiさんも旦那さんも本当にお疲れ様です。
近所に大型ショッピングモールが出来てからその周辺にセルフが林立、当店との価格差は20円以上ありました。
その中でも来て下さるお客様、本当に本当に有り難い気持ちと申し訳ない気持ちで一杯になります。
毎年必要経費をギリギリで賄えるだけの利益があれば充分、ほんの少しの黒字なら御の字、それを10年、20年と続けて、自己資産での投資を何とか回収出来ればもう何も言うことはない‥という気持ちでやっているのにその価格差。
これでも高望みし過ぎなのでしょうかね?(笑)
消費者ではないお客様は神様だ、と私も強く思います。

Unknown (3代目)2017-03-03 19:10:55



※「評価してもらいたいとも思わない。」へ頂いたコメントです。

これ以前のコメントによると3代目さんのお店は他社買いをしておられます。

でも私はこうしたお店の他社買い行為を責める気にはなりません。
(全量系列仕入れでの経営がどれほど苦しかったか、身をもって知っているからです)


そしてー

この時期の灯油は生活必需品です。
全量系列仕入れを貫いてきた系列店が報われることを願ってはいますが、
元売は消費者が困ることのないように采配して下さい。



2月3日追記

元売さんへ

特約店のミスや巻き添えで、他社買いせざるを得なくなったりPBになったりした3者店もあります。
ご配慮ください。



お米とガソリンは違うけど、

2018年01月31日 | ニュースから一言二言

食糧法違反 飼料用米が主食で流通 JA福島さくら

https://mainichi.jp/articles/20171223/k00/00e/040/210000c

毎日新聞2017年12月23日 11時43分
一部は市場に流通した可能性があるが、双方に品質の差はなく、人が食べても健康に影響はないという。


*****

誰か公取委に見解を求めてくれませんか?

ガソリンと同じように「問題ない」って答えるのかどうか。


公取委、給油所の安値調達容認 

製油所から出てくる無印のローリー
 

 

コンビニおにぎり、牛丼…コメ不足で相次ぐ値上げ 補助金農政が招いた失政のツケ
https://www.businessinsider.jp/post-160976

なぜこうした事態が起きているのか。主因は、農家が業務用米から補助金が手厚い家畜のエサになる飼料用米や、高値で売れるブランド米の生産にシフトしたためだ。

飼料用米の急激な拡大は、2014年産米の米価の暴落に端を発している。過剰在庫の投げ売りをきっかけに相対取引価格で前年比17%も減少。農家の不満を抑えるため、農林水産省はその後3年間、米価を上向かせる政策を採った。需給を引き締めるため主食用米の生産量を減らしたのだ。




ガソリン決済「スピードパス」廃止!?の裏に“大人の事情”

2018年01月31日 | ニュースから一言二言

ガソリン決済「スピードパス」廃止!?の裏に“大人の事情”
http://diamond.jp/articles/-/157463

業界トップというプライドが、合理的な判断を阻む結果につながったのだろうか。石油元売り業界首位のJXTGホールディングス(HD)は、セルフガソリンスタンド(GS)の新ブランド「エネジェット」を発表。その新しい決済ツールとして「エネキー」を2019年7月から展開することを決めた。

 17年4月に、業界1位のJXHDと3位の東燃ゼネラル石油が経営統合し、国内ガソリン販売シェア50%を超える巨大企業になったJXTG。こうした吸収合併にはつきものだが、のみ込んだJX側の流儀が、のみ込まれた東燃側のそれを駆逐し続けている。

 今回の決済機能サービスの一本化もその典型であるといえそうだ。エネキーは、旧東燃系のセルフGS「エクスプレス」で採用するために開発された決済ツール「スピードパス」に“取って代わる”サービスとなる。

 スピードパスとは、キーホルダー型の非接触決済ツールで、17年末時点で、なんと570万本も普及しているのだ。給油が素早く簡単にできる決済ツールとして、業界内での評価はすこぶる高い。そのため、統合後もスピードパスが温存されるかどうかが注目されていた。


旧JXにとって、旧東燃が開発したスピードパスは厄介な存在だったのかもしれない。旧JXにはスピードパスに匹敵するような強力な決済ツールがなかったからだ。そこでスピードパスの機能を“丸のみ”し、エネキーという新ブランドを打ち出すことにした。

 

「東燃をのみ込んだ側の“勝者の論理”がまかり通ってしまったんじゃないの」。関東地方でエクスプレスを運営する経営者は、そう吐き捨てるように言った。

 今後、エネキーはJXTGグループのセルフGS約3900カ所で採用される方針。ブランド統一後のスピードパスの取り扱いについて、「今は検討中」(JXTG担当者)と言葉を濁すが、スピードパスがそのまま使える可能性は低い。利用者はエネキーへの交換を余儀なくされることになりそうだ。

 利用者の利便性よりも勝者の論理を優先させたJXTGの決断に、首をかしげる関係者は多い。前出の経営者は「遅れている。ものすごい手間だし、無駄だよね」とあきれ顔だ。

 目下のところ、JXTGの業績は堅調だ。17年度通期決算の見通しでは、在庫影響を除いた営業利益は4100億円。中期経営計画で示した18年度の目標を前倒しで実現できそうな勢いだ。

 だが、いまだに旧JXか旧東燃かというサービスの“出自”にこだわる姿は褒められたものではない。人口減少や自動車の電動化等により、石油製品をめぐる市場環境は厳しい。いつまでも業界首位の座にあぐらをかいていられるはずはない。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 堀内 亮)




memo


2月1日追記

1月31日ぜんせきより


マイナス6.6℃(天気予報)

2018年01月30日 | ひとり言



マイナス6.6℃?!
ここ、北海道と違うよ(^^;

あーあ、又洗濯機の水出ないんだろうな。




キレイな夜空でしょ?
違うよ。
今朝の出勤時のフロントガラス。

今日は朝一の配達があったからいつもより早出だったのです。

手掛けワックス洗車も2台あったし、疲れた~~~


午前中のラジオ番組で“名もなき家事”の話をしてて、

考えてみたら、
帰宅してからもmasumiさんはお風呂に入る直前まで働いてるよな、と。

偉いなー
本当に偉いなー

あとでこうちゃんにも褒めてもらおーっと。

自分で自分を褒めとこーっと。


お仕事、家事、育児

みんな偉い!

みんな褒めとこーっと。






今や灯油の小口配達は老々介護のような...

2018年01月30日 | ガソリンスタンド3

1月29日燃料油脂新聞より


12月末系列SS数

JXTG 1万3421ヵ所 前月比36カ所減 セルフは1ヵ所増の4330ヵ所

コスモ 2908ヵ所 前年末比79ヵ所減 セルフは2ヵ所減の1040ヵ所

キグナス 466ヵ所 3月末比8カ所減 セルフは4ヵ所増の231ヵ所

太陽石油 336ヵ所 前年12月末比3ヵ所減 セルフは2ヵ所減の165ヵ所(※2/3燃料油脂新聞より)


※まだまだ減りますよ。




軽油店頭格差20円に
当該セルフにタンクローリーを乗りつけ給油しようかと本気で考えるほど破格の安値。いったいいくらで仕入れているのか知りたい。
仕切価格に大幅な格差があるとは考えにくいなかで考えるとすれば、調整金ありきの建値販売。

※事後調整という悪慣習は、まだ残っています。




深刻さ増す人手不足
日中“一時休業”も視界に サービス業倒産が増加中


腕一本で粗利100万円も夢でない
社長室(約8畳)を改装して、ストレッチ専門店併設






SSの使命感 地場は「供給責任」前提 
商圏には、取引相手がいる、同業者もいる
バランスを維持することが欠かせない
損得だけで商売はできない。


※ほとんどの消費者には理解できないと思います。

儲からないのに店を続けているわけがない。


規制緩和を機に価格競争が始まった当初、
その心は安値集客による増販増収(※)でも、「1円でも安く消費者に提供」という大義名分は立ちました。

しかし給油難民や灯油難民が顕現化し、特に311以降、業界内では「ガソリンスタンドは最後の砦」だとか「これ以上の減少は社会インフラ崩壊の危機」という意識が浸透しているはずです。

にもかかわらず安値看板を掲げて集客しようとする同業者がまだいます。
地域全体のことを考えたなら、バランスを崩すこのような行為は躊躇されるはずの行為です。

異業種や広域業者がそれをするならまだしも、
この期に及んでの地場業者のそれは、
将来、“汚点となることでしょう。




安値集客による増販増収(※)
販売数量を伸ばせば、仕入れ値が値引きされた。





安定供給で地域貢献意識 「採販価格は顧客のため」
「年末年始の帰省客に高いと嫌味を言われたが、少ない需要で儲かるはずがない。儲けは無いが家族の生活と税金を納めるだけの最低限の利益は必要で、廃業すると困る地元のお客がいる間は店を閉めるわけにはいかない」


※全国で多くの地場業者は儲けも休日も諦めて「廃業すると困るお客がいる」「やれるところまでは」という思いで営業を続けている。
その踏ん張りを挫くのが、消費者の無知です。
その挫けた心を建て直してくれるのが、常連顧客の温情です。



>廃業すると困る地元のお客がいる間は店を閉めるわけにはいかない

とはいえ生身の人間です・・・





店主高齢化が顕著 “灯油難民”発生を懸念

店主高齢にともない、数年先に暖房用灯油の配達業務が困難になる可能性があるという。
加齢にともなう体力や聴力の衰えが目立つ一方で、都市部以上に従業員の雇用確保が困難で、次世代を担う若手の配送スタッフが不在だからだ。

店主は「最近はポリ缶(18リットル)を両手に持って数メートル運ぶだけでも少しつらくなってきた。1年や2年先は大丈夫だろうが、5年先にやっていける自信はない」と不安を漏らす。

ある業者は、「60~70代の店主が配達に出て、店を奥さんや息子に任せるところが多い。山道の運転は慣れた年配者の方が効率よく回れるし、親父さんの方が古いお客さんの話し相手に慣れているからだろう」と語る。



何年か前の話ですが、
当店でも「今ある独居老人宅への配達が(施設への入所や死去で)なくなったら、店を畳もうかー」と話していたこともあります。


でも、
社会自体が高齢化なんですよね...


自転車や徒歩で灯油を買いに来られる方も、昨シーズンより増えている...



>最近はポリ缶(18リットル)を両手に持って数メートル運ぶだけでも少しつらくなってきた

masumiさんもです(--;

でもこうちゃんは昨日もポリ容器を両手に持って非常階段を3階まで駆け上っています。

別の現場では20代の男性が手伝ってくれるそうなんですが、その彼は途中でへたばるそうで、

「俺は一気に上まで(4階)行ける☆」。と、体力自慢しています(笑)



・・・
・・・

でも本当に。

今はそう言っているけれど、70を超えているのは事実です。
5年先、10年先は?



私はこうちゃんに言っています。

安定供給も地場店の責務だけど、

キレイな形で店を畳むことも、店主の責務。















幸せ

2018年01月29日 | ガソリンスタンドでの出来事



かの有名なエスコヤマのクリームパン2種。

現金会員の常連女性が送り出しの時に手渡してくれた。

まだ温かい。

食べるとクリームから湯気が出てた。

お昼を食べたばかりのこうちゃんも「うまい」と完食。

「何でくれはったん?」と訊くこうちゃんに「さあ?」と答えるmasumiさん。


そしてさっき。



今から10年ちょっと前は小学生だった女の子が、給油後にくれた。

「1個しかないからおじちゃんにはナイショな」

「うんわかった。一人でこっそり食べるわな(^皿^)」



時々こんなふうに、思ってもいなかった人から何か貰える。

ありがたいことです。


女の子の初節句は3月3日

2018年01月29日 | 日記

昨日、昨年生まれたこうちゃんの6人目の孫のお雛様を買った。
先週も雛人形を見に出掛けたのだけど、こうちゃんが「まだ(決めなくて)いいやろ」と言うので選ばずに帰った。

何かおかしいな~と思っていたら案の定。
「5月だとばかり思っていた」って。

ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ



お店を2軒回って決めた。
こうちゃんは、ケースとかお人形さんが座っている台とか結構こだわってた。

Rちゃんが気に入ってくれると良いね^^




因みに昨日はmasumiさんの誕生日。

「はい! 誕生日おめでとう!」

午前中、1件配達に行って帰って来たこうちゃんからの誕生日のプレゼントは店の自販機の缶コーヒー(爆)

これ、マジです。
(笑)(笑)(笑)


PS
三重県のTさん、
ありがとうございます(*^^*)


付箋がお愛嬌

2018年01月27日 | ガソリンスタンドでの出来事



先日のこと。
中学生男子5人が電話を借りたいとやってきた。
当店の最寄り駅をB駅とするとC駅にある高校へ願書を出しにきたそう。
勘違いか何かでA駅で降りて、道に迷いながら1時間歩いて当店に辿り着いたという。

「ここから歩いて何分位掛かりますか?」との問いに、こうちゃんは素で「30分」←(青少年には冷たいこうちゃんなのです)

午後4時が締め切りだというのに、その時点で午後3時50分。


(中略)

車で送ってあげた。

そのお礼にN市の中学校の先生がわざわざご来店。

先生もご苦労様です。

でもあの子たち礼儀正しくて感じ良かったですよ。

みんな合格すると良いですね。

給油所数の推移

2018年01月27日 | ガソリンスタンド3




赤枠で囲った「廃止」数を見て下さい。
2,000ヵ所を超える減少があった年は平成7年、10年、18年~21年。


27年度は32,333 前年比-1,177 (※-759)
28年度は31,467 前年比-866  (※-773)
(※職権消除分を省いた場合)




これを踏まえた上で、“販売業者の声”をどうぞ。


2014 石油協会 経営実態調査 販売業者の声

経営実態調査・販売業者の声2015 「廃業やむなし」

経営実態調査・販売業者の声2016 「地場SS全滅」

販売業者の声2017 「SS存続危機顕著」




※系列販売業者(特に、他社買いもせず、元売からの調整もない中小零細地場3者店)の苦境を他所に、
PB-SSは“天国”と称されていました。


販売業者の声2017 「SS存続危機顕著」

2018年01月27日 | メモ(GS業界紙より)

2017年度『石油製品販売業経営実態調査』の自由記述欄に寄せられた「販売業者の声」です。
(14年度調査からスタートし、今回で4回目)

上中下の3回で連載されますので、この記事はその都度追記していくことにします。


1月22日ぜんせきより


SS存続“危機”顕著
低口銭、人材不足や後継者難

(北海道)
・ 低マージンからの脱却、燃料販売で経営が成り立つ業種でなければ過疎地の給油所はどんどん廃業してしまいます。

・ もう何年も、一部の安売り店が1円でも下げれば広域大手の元売看板を掲げている会社や元売販売子会社がすぐに追随、たちまち値崩れを起こす。市況が回復しても同じことの繰り返しで、マージンの確保が非常に難しい状態が続いております。



(東北)
・ 税務署の職員と話す機会があり、私から油の粗利はどのくらいあると思いますか、と訊いたら20円くらいでしょう、と言われました。私は5~6円ですよと言ったらびっくりしていました。

・ この業界はいつまで低マージンの不毛な競争を続けるのか。原因は業転によるPBSSの廉売、差別対価による大手業者の廉売にあると思う。この原因は元売の販売施策にあると思う。ただ元売も変わろうとしている時だと思う。良い方向に向かってほしい。



(関東)
・ 弊社は災害対応(中核SS)だが、少ない利益、年々下がる販売数量で5年後、10年後と先が不安です。

・ ガソリンスタンドは社会インフラの側面が強いが、低マージンが常態化している。将来の設備更新や維持が困難となる可能性が大。加えて使用エネルギーの構造的変化が進むと予想され、そうした変化に対応する企業体力がなくなってしまう。



(中部)
・自動車用燃料の販売量の減少は目に見えている。業界を挙げて安値による販売量を確保する販売方法をやめて行かなければならない時期だと思う。

・ 危険物を扱う業界の我々は、人手を必要とします。また低マージンには先の保障もありません。今後のSS運営ではいまある私財を崩すほかなく、SSを休止した方が楽で儲けにつながります。今後は、きっと「これだけ保障するからSSを運営してほしい」というスタイルを出さない限り、SS数はキープできないと思います。



(近畿)
・ いまある施設だから利用・運営する気になりますが、新設SSを造り、いままでのように儲けるのは無理でしょう。



(中国)
・低燃費車増加、電化、公共事業減少、近年石油離れでSSの業績が厳しく、他店との価格競争など数量低下に加え利幅の減少で先行きが不安。



(四国)
・低マージンによる経営難のため、息子に現在勤めている会社を辞めて継がせることができません。人口減もありますが、SSの減少によって不便な山の上の高齢者宅への配達も余儀なくされ、ある意味ボランティア的な仕事が増えています。車に乗れない高齢者のことを考えると廃業も悩ましいです。



(九州)
・ SSの災害対応や緊急時の供給体制の構築が公的に重要度が増してきているが、低マージンのため、特に過疎地では存在が難しくなっている。過当競争をやめ、ある一定の配当や改装費用のプールできる利益を確保する必要が出てきている。

・ 安売り競争ばかりで利益がなく、EVなど石油がいらない将来に向かっているのに、こんなことをしている。この業界に未来はありません。結局、元売などの大手の言いなりで、大企業だけが利益を上げ、業界を自由に操る構図になってしまいました。これじゃ戦前の経済環境と同じです。



1月26日追記

1月24日ぜんせきより

業転格差に不信感 
過疎地等へのSS支援強化を

(北海道)
・ 業転品との価格差が大きく、不当廉売と思われる価格が見受けられ、低マージンを強いられている。元売が価格調整をしっかりすべき。

・ 業転品との価格差・・・。仕入価格が公平になれば小売単価が安定すると思う。


(東北)
・ SSを始めて46年になります。当時から業転格差が問題になっておりますが、全然改善されていません。1SSでは無力です。虚しい気持ちになります。

・ 系列しか買えない三者店ですので、業転との価格差が少なくなって3~5円になったとしても、マージンが5~7円で販売している場合は厳しい。元売は看板を挙げて宣伝している系列店からブランド料を取り、どこの燃料を扱っているかわからないところへ安い業転ものを流す。ほかの業界からは考えられない仕組みになっています。これは逆です。業界自体が生き残るためには仕組みから変えるべきです。


(関東)
・ 近隣のSSが私のSSの仕入値より安い値で売っている。これでは商売が成り立たない。正直に元売から仕入れている者はどうしたら良いのでしょうか。

・ 異業種のSS新規参入などにより不当廉売とも言えるような販売価格を提示し、また、2重、3重の価格表示看板を出して、消費者に対して混乱を与えている。業転玉の出荷を調査してほしい。

・ 元売系セルフSSや業転品を多く扱うSSとの価格差が大きく、販売数量が40%以上も減少し、経営は非常に厳しくなっている。現状では後継者も育たず個人経営の給油所は廃業が増えるのではないか。


(中部)
・ 元売の仕入れと業転の仕入れの格差が10円以上あり、業転を仕入れようとしても元売の締めつけが厳しく、本当にどうにもならない。現在は正直者が馬鹿をみる時代かと怒りすら感じている。

・ 業転との価格差が大き過ぎる。が、元売からは業転で買うなら看板ははずせと言われる。薄利なので仕切りが1円でも安いところで買わないと潰れます。元売は販売店を減らしたいのでしょうか。


(近畿)
・ 早払い金利、カード手数料等により、業転との格差はここ数年小さくなっていると思いますが、やはり業転の方が高くないと、世間(一般社会)からの理解を得られないのではないでしょうか。


(中国)
・ 系列外仕入れはする気はないが、価格差の全額とまでは言わないが、値引対応などをするべきだ。


(四国)
・ メーカー仕切りと業転の価格差が6円もある。メーカー仕切りは小売値と同じ価格で仕切られる。マージンは0円である。


(九州)
・業転品との価格差がひどい。当店の仕入価格よりも業転品の販売価格の方が安い。

・ 毎年毎回毎月業転と系列との価格差は縮まらず、現場の声はどこへやら、自分の店もままならぬものの、役員なんてやってられない。
 

◆ SS支援について

(北海道)
・ 過疎地などにおけるSSの経営支援をお願いしたい。

・ 災害時運営に必要な設備・備品に係る費用の助成。元売の災害時SSに対する優先的配送体系の確立。誤給油(事故)防止のための、油種別給油口採用など、車両に係る新規格の確立。

(関東)
・ 地下タンクの40年・50年問題で、地下タンクの入れ換えを近い将来行わなければならないと思うが、今後も営業が継続できるような、さらなる支援をお願いしたい。



1月27日追記

1月26日ぜんせきより

不当廉売「厳正対応」を
EV 課税公平性確保求める

(北海道)
・ 報道による不当廉売、差別対価などの問題はなぜなくならないのか。公取などに不満があります。

・ JXとTG合併により石油製品の仕切り体系が一本化され、全体流通の30%にも達すると言われた業転玉が急減し、系列回帰が加速され、その系列回帰の好影響が末端小売価格に波及されるかと期待をしたものの、ガソリン・軽油のSS店頭小売価格は相も変わらず一部の同業者間で不当廉売並みで販売されており、大変困った問題だと認識しています。


(東北)
・ 仕入れの段階から大きな価格差があっては対等な勝負にならない。また不当廉売などには大きな不合理を感じる。


(関東)
・ 収益が上がらない状態をつくっていることが問題だと思う。元売の政策も大事だが、安値の看板を上げて市況を悪くしている販売業者の心持の改善も大事だと思う。運転資金を貯めていても安値競争がすぐに始まり放出してしまう。設備投資費用や経費、借入返済が多く、会社を取り巻く業者や銀行にはお金が回るが、自社にはお金が残らない。


(中部)
・ 不当廉売で公取が全く機能をしない。グローバル化はやめてヨーロッパ方式に期待したい。

・新しく出来た無印が安値を出すと、皆さんそれに近い看板を出します。大きいところはやれますが、私どもはとても仕入れ値段を切ってまでは出せません。皆さんもすごく努力して売っているのでしょうけど。当然現金率はすごく下がります。田舎ではこれ以上の伸びは望めず、やめることもできず、あまり望みはないけど、働く場所があっていいと気持ちを切り替えて頑張るつもりです。私の近くでは3軒も閉店してしまったのでなんとか営業できればと思います。


(近畿)
・すべてにおいてセルフが優遇され、フルが不利だと感じる。不当廉売があっても、無視に近い。我々小SSは大変辛い。我々SSにもっと有利な法律はできないものなのか。弱者にやさしい日本であってほしい。

・ 安定経営には適正マージンの確保が必要であり、そのため不当廉売をさらに厳しく取り締まり、厳罰に処するべき。現状の緩やかな対応は許されず。法自体の見直しも必要。


(中国)
・ 公取には差別対価の面で、公正な競争ができるように元売に指導をしてもらいたい。また不当廉売の基準を仕入+販売経費を下回らない価格に見直してもらわないと、ライフラインを守る一般的なSS経営を行っている特約店が淘汰されてしまう。


(九州)
・ 大型異業種による最安値の店が出店するなかで、ガソリンマージン確保をどのようにしたら良いのか対策が見えてきません。海外輸入で賄っている石油製品の適正価格を定めてもらいたい。今後、SSが減少し続けたら災害時の対応や復旧が遅くなる一方だと思うが、SSの生存策をもっと考えていただきたい。



◆税制問題

(東北)
・ 揮発油に対するガソリン税×消費税はタックスオンタックスもはなはだしい。理不尽である。末端小売店イジメとしか思えない。早速、改善して貰いたい。

・ 今後、EVやその他化石燃料以外で道路を走る自動車が増えてくるが、道路特定財源である揮発油税などは支払っていない。公平な税の負担をお願いしたい。


(関東)
・ 電気自動車について、道路を使ったら、補修のための税金は法の平等のもと(受益者負担)、平等に支払うべき。あるEVは5~6年後にバッテリー代56万円。普通んガソリン車に乗ったほうが1番エコでクリーン、シンプルイズベスト。一般ユーザーに広く知ってもらいたい。

※連載おわり。















 『夏が好き?冬が好き?』gooブログお題に参加

2018年01月26日 | 日記(その他)
1月25日は「日本最低気温の日」だそうです。さむーい冬と、あつーい夏、あなたはどちらが好きですか?理由も併せて教えてください!

***gooブログのお題に参加***


私は夏が好き。

というか、昔はどちらも好きだった。
夏は海水浴、冬はスキー、みたいに殆ど休みの度に行楽してたから。
どちらの季節もその季節の楽しみがあった。

今は家と店との往復の日々。
行楽とは無縁の日々。

年末にこうちゃんを映画に誘っても、
「人混みで風邪でも移されたら店に支障が出る」

こんどの敬老会の旅行も「温泉入る?」と聞いたら、
「いつもと違うことして風邪でも引いたら店に支障が出る。俺の代わりはおらんからな」

┐('~`;)┌
どんだけストイックなんだ?


でも確かにその通り。

だからトラックの荷台の上の発電機などへの直接給油も断ることにしたしね。


あ、話が逸れた。


冬はねー
あんまりにも寒いとねー

生への執着が失われる。


夏の暑さは

\(*`∧´)/ ムッキー!!

って感じ(笑)


だから120歳まで生きるためには夏が必要。

それに着衣もTシャツ一枚で済むしね☆

ビールも美味しい♪

って、ビールは冬でも美味しいか~☆
((^┰^))ゞ 



PS
次の日曜日、店は休業日だけど、こうちゃんは1件配達に行きます。

こうちゃんは「冬の方が好き」って言うかもね(^^;




撤退する理由には事欠かない。

2018年01月25日 | ガソリンスタンド3

1月25日燃料油脂新聞より


経営者高齢化進む 「SS継続は体力次第」
経営者の高齢化、70歳を超える現役社長が多く、世代交代が進んでいない。
後継者不在のため、現在の社長が“続けられるところまで”としている。


>世代交代が進んでいない。

地場中小の3者販売店は規制緩和以降、卸格差でハンデを与えられたうえでの過当競争(低マージン)で、
息子がいたとしても他業種で“勤め人”となっていたり、
先行き不安で「跡を継いでくれ」と言えないケースが多いからです。





人手不足で撤退も 「スタッフ確保できない」

※労務倒産が現実味を帯びている...





「記者の眼」IC対応型POS導入 補助率引き上げ検討を

今年6月に施行される改正割賦販売法にともない、カード加盟店のSS事業者は遅くとも2020年3月までに全面的にPOSを入れ替えるか、カードリーダーを交換する必要がある。

必要なコストは計量機1台あたりフルで50万円前後、セルフ(マルチ型)100~150万円。
(大型セルフがPOSを入れ替えた場合、1SS当たり800~1000万円程度かかると見られている)

小規模業者のなかには、老朽化地下タンクに続く多額のコスト負担を断念して、2020年までの閉鎖・廃業を示唆する業者もある。

これ以上SS減少を防止するためにも、地場業者の設備負担の低減が求められる。



これまでは大手が補助金の恩恵を多く受けていました。
(地場3者店の仕入れ値以下の安売りをしながら、補助金で設備投資を行うなどもっての外だと思いませんか?)

補助金は、
近隣店の安値看板を理由に顧客から値下げを要求されても、卸格差で応じられず、顧客を流出させ続けて疲弊した地場業者に回すのが筋でしょう。


*****


車を持たない独居老人や、身体に障害を持つ方への灯油の小口配達を担っている地場3者店も多いと思います。
そういう中小地場3者店が仕入れの場面で高値を強いられてきました。

小口配達を行わないセルフが廃業してもそれほど困る消費者はいません。
少し車を走らせれば次のセルフがありますから。

しかし、地場業者の廃業は、確実に灯油難民を生みます。
イザとなれば何らかの方法で灯油を手に入れることはできるでしょうが、確実に不便・不安を強いることになる。

そういう施策(ガソリンスタンド2万店計画)を、国や元売は行ってきたのです。