masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

謹賀新年

2022年01月02日 | ご挨拶

ご挨拶が遅れましたが、

明けましておめでとうございます。


店をやっている時は31日まで営業していたので元日から制服を洗濯するために洗濯機を回していましたが、今年はもう家事は3が日が済んでからと思っていたのですが・・・
今年も孫の布おむつを洗濯するために元旦から洗濯機を回した私です(^^;
昨年21日に娘が赤ちゃんと一緒に我が家へやって来てからネットを繋ぐ時間も儘ならない超多忙な毎日でした。
やっとリズムがつかめたようなところです。

昨日息子も帰省してくれました。
一泊しただけでもう信州に戻るという行程でしたが元気な姿を見せてくれたことが嬉しいです。
午後から前夫の所へ行くとのことで、車で送ってやりました。

「君が“ここに骨を埋めても良い”と思ったほどの地を、今年は必ず訪れるから案内してね」と頼んで別れました。

その後こうちゃんと初詣で、村の神仏を参拝して来ました。


***

息子が本来持っている優しさを私に対しても表してくれるようになったことは、胃がんになって良かったと思えることの一つです。


そして赤ちゃんは最強ですね。
弱いからこそ最強です。

赤ちゃんの世話が出来ることはこの上ない幸せだと思えます。

そして息子や娘や孫を快く受け入れてくれるこうちゃんは素晴らしい。



追記

朝、おせちとお雑煮を食べて寛いでいるとこうちゃんのスマホが鳴りました。

「ちょっと行って来る」

出掛けた先は灯油の配達先だったお宅です。
店を閉める際、「困ったことがあったら電話して」と伝えていたのです。


「ドラム缶からボイラーへ灯油を移そうとしたけど上手く出来ない」とのこと。

行ってみるとドラム缶の周りに座布団が沢山敷いてあり、どうやらそれでこぼした灯油を吸い取ろうとしたようです。

「若いもんが出掛けてから気が付いて、自分で出来るかなと思ったんだけど・・・」とのこと。

***


こうちゃんが酒飲みでなくて良かったです(笑)



初めてご訪問くださった方へ

2021年11月19日 | ご挨拶



「もう来てやらんからな!」「そんなことでは潰れるぞ!」

2003年(平成15年)頃からこのような言葉を消費者から頂戴するようになりました。
私もそう思っていましたが、
大変有難いことにお客様に恵まれながら営業を続け、2021年10月20日に無事閉店の日を迎えることができました。


***

全国でのセルフ比率は3割台ですが、7割を超えている地域もあります。
新設店が多い地域や、そうではない地域など・・

当商圏はニュータウン開発に伴う大手の新設店が地場店の数を上回っています。
市内のガソリンスタンドはセルフが9店、フルが7店で、合せて16店。
※2019年7月5日 市内のフルサービス店が7店から6店になりました。
それ以前の減少もあり、現在1SS 1ディーラーは当店を含めて3店舗2店舗しかありません。

※2021年7月1日  市内のフルサービス店が6店から5店になりました。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/80818c24041f1c54c2e7440c7319f34c

※2021年10月20日 市内のフルサービス店は5店から4店になりました。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/d/20211020




当市の市況は常滑より酷かったという事実。

そういう商圏で全量を正規ルートの系列仕入れでやってきた店主の妻が書いているブログです。



「発券店値付けカードは給油のみ」
ガソリンスタンドが減少する大きな要因だとして東京都石商で発券店値付けカード問題委員会が発足しています。
(※窓ふきなどのサービスをお望みの場合は発券店をご利用ください)

「発券店値付けカード問題」も卸格差が無くなれば自然消滅し、本来の目的である「相互扶助のためのカード」としてのみ使われることになると思います。

発券店値付けカードについての記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/b525d49e8d0dee569e8bf355ca972063




※次の事柄を目にして不愉快になられる方もいらっしゃるかと思います。普通に買いに来られる方に対しては申し訳ありません。
「セルフで買えたらここに来る必要はないのに」とか、高値に対しての文句だとか、Tポイントの後付けが出来ないことに対してのクレームがあるので記しています。


「車は安値のセルフ、セルフでは買えない携行缶への給油だけ」
(窓を拭いて欲しいときやタイヤの空気圧が目的など、何かをしてほしい時だけ)
全てのお客さんがそのような方ばかりなら店の営業を続けていません。
そのような方が当店を利用できるのは、高値にも関わらず常連として車の給油に来て下さる“お客様”のお蔭です。
当店が営業を続けていられるのは、高値にも関わらず常連として車の給油に来て下さる“顧客”のお蔭です


ガソリン携行缶関係の記事一覧
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/bdb33dca83491718cbd2065c52e6840f
2019年10月01日、京アニ事件を受けてこれまでの携行缶絡みの記事をまとめておくことにしました。




「Tカードは給油前に」

ポイントを貯めたい場合はご注文の際にお客様の方から「Tカードあります」と申し出て下さい。

当店はTポイントを付けてあげるために営業を続けているわけではありません
最初にカードを出して下さる方、「Tカードあります」と声を掛けて下さる方は良いのです。
ただ後付けが出来ないことによるクレームでこれ以上疲弊させられることはご勘弁願います。


クレジットカードでの精算時にはサインが必要です。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/1ea4f638967dbb811b0d15b51f3ad97e



※詳細は「masumiノート 発券店値付けカード」や「masumiノート Tカード Tポイント」など「masumiノート ○○」で検索して下さい。


masumiノートの目的
当店が営業を続けてこられたわけを教えましょう。



2020年05月18日 過去最高のリッターマージンです。より一部抜粋

>非常識な安売りで同業者を排除し、自社だけ生き残りを図る。
>その先、競争相手がなくなったら値上げに転じるのか。

30年掛けてそれを成し遂げたのが当市のセルフです。
今やセルフは安値店ではなく、「リッター30円以上の計量機使用料を支払って自分で給油する給油施設」


***

当ブログはコストコセルフSSを応援します。
コストコ@記事一覧



※元売の統合も終了し、元号も令和になりました。
卸格差は残っていますが以前のような大きな格差はなくなりましたので今後は記事の更新頻度は減ると思いますが、このページは画像を入れ替えながらなるべくトップページにくるように更新します。




改めましてー


ご訪問有難うございます。

このブログは一人でも多くの方にガソリンスタンド業界(販売業界)のことを知って頂きたくて書いています。

需要減・後継者不在・過当競争...そして地下タンク問題。
ガソリンスタンド減少の原因が、同じ条件下でのそれなら、このブログを書く事はなかったでしょう。








約20年前から毎年1000ヵ所~2000ヵ所もガソリンスタンドが減少した大元の原因は、仕入れ値に10円前後もの大き過ぎる格差があることです。

この事実を一人でも多くの方に知って頂きたくて書いています。



地場店は、サービスも愛想も悪くなってでも、店を続けて行かなきゃいけない。



安値が支持されている大手セルフの多くは元売から“経営支援”を受けています。
そして全国的にセルフ比率は年々上昇。

しかし大手セルフの多くは、ポリ容器1つ2つの灯油や工業用の潤滑剤など小口の配達は不採算だとして行いません。

昔ながらの地場店は差別的な高値の仕入による高値販売で顧客(販売数量)を減少させ、経営困難になりながらも小口配達(地域への燃料供給)を担い続けて来ました。


※商圏(地域)によって状況は違います。






東日本大震災で「最後の砦」と認識され、「これ以上の減少はインフラ崩壊」と危惧されるガソリンスタンドですが、大きな価格差が解消されない限り(解消されても)、減少は止まらないだろうと思います。

それでも出来る限り供給責任を果たそうと苦しみながらも店の営業を続けている地場店は全国にあります。


「知らなかった!」「そうだったの?」と思われましたら、是非周りの方にもお話下さい。
どうぞ宜しくお願いします。
m(_ _)m




以下は読んで頂きたい過去記事です。
(一応URLも載せておきます)


経営実態調査@販売業者の「声」
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/9e9cd43e3d06052a1d005cec28fab9e0


ガソリンスタンドが廃業・減少している理由
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/4b6f03b57f30672c3d78798fc2d17d87


倒産件数と負債額
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/404b0923618754aafd9a9aaee5ab5e6e



青写真を描いた官僚
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/e8a4c5cd585d8db9145f2cc5536fc0ab

愚策でした。
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/dd0649f9a38649bfffb338c362e7d911

果たすべきサービスは燃料油を安定的に供給すること。
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/7295f535e8920088b59d0c1ffd2d5598




地域住民への供給は当然です。
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/f7e9d1f020a0d150c23464e8fa253d9d

地域住民への供給は当然でしょうか?
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/ba937db423b59d146cb2a875966b3651

そのガソリンスタンドが無くなった理由は、
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/dcc8a10016f2128322b830857b62de74



同業者の方へ
私は安値競争していたSSには今後も永久に安値競争をしていてもらいたいと思っているくらいです。
ずーーーっと当店より10円安値で売り続ければいいのに、と思っているくらいです。
そして当商圏へのコストコセルフSSの出店を望んでもいるくらいです。
だけど、
高値(安値店と比べて)は「自店の顧客に対して申し訳ない」という思い、
全ての消費者のためにも卸格差は是正されるべきだと思うので、
こうして業界の事をブログに書いているのです。
(※2021年10月20日にガソリンスタンドを閉店し、業界紙の購読もなくなりますのでガソリンスタンドカテゴリーの記事を更新することはありません)


*****


“一行”に囚われないでください。
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/fe5ab59ec3151a9f7d8414c590868f1b

直近の同業者からの啓蒙&批判コメント
http://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/f82d9a2ffe404afa893c4910bd550916



コメントへのお返事はさせて頂くこともありますし拝読させて頂くだけのこともありますのでご了承ください。



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ごはんまだ~?



退院しました。

2021年02月03日 | ご挨拶

ありがとうございます。
お陰様で無事に手術を終え、昨日退院することができました。

手術前後のことも追々アップしていくつもりですが、取りあえずこの記事は当方の身を案じて下さっていた方々へのご報告とさせていただきます。

本当にありがとうございました。

 

***

ヘモグロビン値4.6の時は“いつ死んでもいいや...”みたいな心持になっていましたが、手術後のmasumiさんは病室で「死んでたまるか!」と言いながらスクワットをしておりました。
そして今は全く死ぬ気がしません。


 

 

 


明けましておめでとうございます。

2021年01月02日 | ご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

昨年はまさかまさかのコロナ禍の一年でした。
早く終息してほしいです。

さて、私事で恐縮ですがmasumiさんはもう店頭に立つことはありません。
というのも胃袋の袋が無くなることになりまして、取りあえずドクターストップが掛かりました故。

先月20日(日)、朝から家事をフル稼働中に掃除機を持ったまま動けなくなりまして・・・
翌21日(月)は仕事に行きました。
22日(火)も出勤はしたものの“これは何かヤバイぞ”と、午前中の配達が終わってから近所のお医者さんへ行きました。
血液検査のため採血をして、明日結果を聞きに来て下さいとのことで帰宅。

そして23日(水)、ヘモグロビン値4.6しかない、と。
某病院と連絡を取ってくださり、午後そちらへ向かいました。

紹介状を受け取った際「入院になるだろう」と言われたものの、ガソリンスタンドで12月のこの時期にそれは無理だし(こうちゃんも、もし入院と言われても帰らせて貰えよと言うし)、点滴でも打って貰えば回復するだろうと軽い気持ちで診察して頂いたのですが、「4.6でそれは(否定)、普通に即入院レベルです」とのことでした。

胃カメラも4.6ではリスクが高くて出来ないので輸血で数値を回復させてからとのことで、その夜は右腕に輸血、左腕は点滴のお世話になりました。

そして24日(木)輸血の甲斐がありヘモグロビン値は7.2まで回復。

胃カメラ&生体検査の結果、イカン宣告を受けました。

聞き終えて、私が言った言葉は、
「明日銀行の用があるので外出許可を出して頂きたいのですが?」

先生は呆れたと思います。
やんわりと断られました。

***

手ぶらで入院したのでこうちゃんに仕事を終えてから着替えを届けて貰いました。(コロナ禍で面会はナシ)

翌日の診察の時、何故か外出許可が出たのでこうちゃんに電話で報告すると「ああ、着替えを届けた時に看護師さんに言っておいたんや♪」

・・・(masumiさんの複雑な心境)

25日(金)
前日から下痢が酷くて殆ど寝ておらず、出して貰った外出許可を取り消そうかなと思いながらウトウトしていると知らない間に寝てしまい起きたら11時になっていましたが、少し眠れたおかげで体調もマシになっていたので外出。銀行巡りのお仕事を済ませました。
病院へ戻ろうとする私にこうちゃんがボソッと「年賀状がまだや・・・」と言うので翌日も外出許可を出して貰いました。

26日(土)
出勤して年賀状と事務仕事
病院に戻り、夜の体重測定で44.4㎏という人生で最軽量記録が出ました。

27(日)
病院でゆっくりと過ごさせて頂きました。

28日(月)
造影検査のあと追加でエコーと肺活量の検査
午後から薬剤師さんと栄養士さんの指導を受けて午後5時、荷物を持って歩くことが心許ないため娘に迎えに来て貰って一旦退院。

29日(火)
(Rちゃんの言葉に甘えて)「Rに会計ソフトと銀行のWEB取引のことを教えてやってくれ」と言うので、急遽新しいPCを夕方Rちゃんに買って来てもらい、それから閉店まで掛かってセットアップ。
(30日が金融機関の最終営業日なので)

30日(水)
午前中に新しいPCに会計ソフトを移行し、コールセンターに教えて貰いながら銀行WEB取引も新しいPCで行えるようにして、Rちゃん向けに手順マニュアルを作成。
午後2時にRちゃんに来て貰って一通り操作をしながら説明。

31日(日)
洗濯と、簡単に掃除を済ませて休息。


お正月はこうちゃんが世話をしてくれて、ゆっくりさせて貰っています。


あとは1月4日に予約してある外来診察(血液検査)を受けて、その後の予定を決めることになっています。




<番外編>
店の方はこうちゃんが一人で回してました。
法人客への配達は昼間にしか行けないのでその間は「配達中」と張り紙をして配達。
個人宅へはなるべく営業時間前と閉店後に行かせて貰うように頼んで行ったとのこと。
毎年年末にオイル交換や洗車で来て下さる方がおられるのですが、そちらはお断りさせて頂いたとのことです。



<退院後のこと>
店頭に出るとどうしても無理をしなくてはならない場面が出てくるのは確実なので、(ドクターストップもあり)もう店頭には出ないことにしました。
ただ、銀行の用事など経理は私がしなければならないので、ある程度体調が回復したら事務仕事には出勤します。

「アルバイトでも雇うの?」とRちゃんに訊かれましたが、店の事はこうちゃんに任せます。



1月5日追記

年明けにRちゃんから辞退の申し出があったそうで、「こうなったらこうちゃんがやるしかないっしょ!」ということで昨日は診察の帰りに一緒に金融機関へ出向いてATMの操作を教え、昼から店を開けたので超超初心者のこうちゃん向けの手順マニュアルを作成してPCの操作を教えました。








今夜は満月ビーバームーンさらに「半影月食」の観測も可能に

2020年12月01日 | ご挨拶










上の2枚は11月30日午後6時20分頃にmasumiさんがスマホで撮影


下の1枚は12月1日午前6時20分頃にこうちゃんがスマホで撮影



ビーバームーンというのが初耳だったので撮ってみました(^^;



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メモ

気象庁が決めた「ウグイスやセミの観測中止」に、お天気の森田さんが心配すること 「観測の精神」が蔑ろにされている | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
https://president.jp/articles/-/40927

気象庁は、ウグイスやセミなどを観測する「動物季節観測」を完全に廃止すると発表した。植物を含めても約9割の観測をなくすという大幅な削減だ。気象予報士の森田正光氏は「観測はできるだけ長く行わなければ意味がない。効率重視で先人の積み重ねを捨てていいのか」と訴える——。


予算規模は54年間で3分の1に激減
私は気象解説者としての仕事を50年ほどしているが、50年前の当時から気象庁の予算はコーヒー予算と言われていた。昭和30年代(人口1億人の頃)、喫茶店のコーヒーが50円の時に予算は約50億円、一人当たりに換算するとコーヒー1杯の値段と同じというのが言葉の由来だ。1966年(昭和41)の予算は約88億円で、やはりコーヒー並み。国家予算は約4兆3000億円なので、気象庁予算はほぼ0.2%だった。

 

そして今年度は、595億円。国民一人当たりにすると約500円だ。相変わらずコーヒー予算のままで、昔より圧倒的に作業量は増えている。さらに驚くのは、国家予算、約100兆円との比率である。なんと0.06%で、1966年の0.2%から比べると3分の1の激減である。

そんな「お金のない」気象庁が、11月10日「生物季節観測の見直し」を発表した。扱いはそれほど大きくなかったので、つい見逃してしまいそうだが実はこれは観測継続の重要性からすると、将来に禍根を残す恐れがあると私は考えている。

動植物57種のうち、9割の観測を廃止へ
生物季節観測とは、身近な動物(昆虫を含む)を観測する“動物季節観測”と植物を観測する“植物季節観測”の2種類があり、季節の進み具合や長期的な気候の変動を把握するための重要な観測である。

現在行われている生物季節観測は、サクラやウメなど植物34種とアブラゼミやウグイスなど動物23種。ところが今回の見直しでは植物6種を残すだけで、動物季節観測は完全廃止。これまでの57種からすると約9割がなくなってしまうのだ。

見直し自体はこれまでにも何度かあり、時代によって観測種目が変わることはやむを得ない。かつて中央気象台(気象庁の前身)では、人々との生活に関わる現象、例えば火鉢や炬燵こたつを多くの人がいつ使用するかなどを、生活季節観測として行っていたが、さすがに時代の変化になじめず、その後1953年1月から現在のような生物季節観測が開始されたという経緯もある。

だから今回の見直しも仕方がないとする向きもある。しかし問題は来年1月から、すべての動物季節観測を完全に廃止してしまうという事だ。これは「見直し」ではなく、限りなく「廃止」に近いだろう。



サクラやセミの観測はなぜ必要なのか
観測がなぜ重要かというと、観測がないと変化も予測も何も分からなくなるからだ。


1952年(昭和27)に制定された気象業務法では、第一章が総則、そして第二章が観測で第三章が予報及び警報となっている。つまり観測は予報や警報の規定より上位で、業務法は縁の下の力持ちである観測の重要性をはっきりと謳うたっている。

また、生物季節観測は「防災」に直接関係がないので天気や気圧の観測とは違うのではないかとの見方もあるが、実はそうではない。今、地球規模で問題になっている温暖化や都市気候などの環境変化は、温度や湿度だけ測っていれば分かるというものでもない。例えば、サクラは暖かければ早く咲くと思われているが、冬の気温が高すぎると逆に花芽が成長できずに開花が遅れたりする。すでに鹿児島や高知などは、開花が東京より遅くなることが普通になってきており、将来は枯れることも心配されている。

またもう一つ例を挙げるとすれば、クマゼミだ。

クマゼミは現在、石垣(※)、沖縄、高知、大阪などの7カ所で観測されている。これに東京が含まれていないのは、もともとクマゼミは温暖な地方の生物で、観測が開始された頃は首都圏にほとんどいなかったからだ。ところが近年、首都圏でも普通に鳴き声が聞かれるようになってきた。ではいつから首都圏に生息するようになったのか。継続的な観測がどこにもないので、正確なところが分からないのだ。

※石垣島はリュウキュウクマゼミ

生物季節観測を見直すというのなら、むしろこのように生息域を広げつつあるクマゼミなど、地域に合わせて観測種目を増減するといった方法もあるだろう。

富士山の目視観測を20年以上続けた男性
今から約30年前(1992年)の冬、「大田区に、毎日、消防署の屋上に上って富士山をスケッチしている人がいる」と聞き、取材に伺ったことがある。

その方は小谷内栄二こやうちえいじさん、当時84歳。20年以上にわたって消防署の屋上に上り続け、スケッチをしていたという。近所にはビルが建ち富士山を見るには近くの消防署の屋上に上るしかなかったが、気象庁の天気相談所職員の計らいにより、一般には開放されていなかった消防署の屋上で“富士山の目視観測”を始めることができたのだ。

小谷内さんは毎朝7時45分に家を出ると、ゆっくり歩いてちょうど午前8時に消防署の屋上に着く。もちろんエレベーターはない。華奢な身体で、しかも足を引きずるようにして消防署の階段を一歩一歩と上がっていくのである。台風だろうが大雪だろうが決して休んだことはない。


「見えない事を確認する。それが観測でしょう」
「雨で富士山が見えないと分かっていても屋上に上るのはなぜですか?」と聞くと、小谷内さんは「見えない事を確認する。それが観測でしょう」と静かに答えられた。そして「身体が動き続ける間はスケッチをやめない」「自分が死んだら、このスケッチブックは気象庁(図書室)に寄贈するつもりだ」とも付け加えられた。

その後、1995年に小谷内さんが亡くなられたことを人づてに知り、気象庁の図書館に行ってみた。すると、何冊もの水彩画の富士山が本当に気象庁の書庫に収められていたのである。私は感激した。もちろん、現在も閲覧可能である。

ここで小谷内さんの思い出話を書いたのには理由がある。ひとえに「観測の精神」が小谷内さんの行動に凝縮されているからだ。

観測というと、気温や気圧を測器で測るイメージがあるが、本来の観測というのは、何かの事象を継続して観察することである。そして長期間の観察によって得られた自然現象の移り変わりや変化を、さらに応用して未来予測に繋げるのが観測の目的である。

したがって観測はできるだけ長期にわたって行われなければ意味がなく、逆に言えば観測期間の長いものほど資料的価値を生むわけである。

防災を建前に先人の積み重ねを捨てていいのか
ではなぜ、気象庁は60年以上も続けてきた動物季節観測を廃止しようとしているのだろうか。電話取材によると、直接の理由は観測動物がいなくなっているとか動物の出現が季節の変化を表していないからとの事だったが、私は予算が関係しているのではと推察している。気象庁ホームページに広告を載せる試みも、そうした事情からだろう。

2000年 648億円 6133人
2010年 620億円 5347人
2020年 595億円 4554人

これは気象庁予算と職員数の10年ごとの推移である。20年前に比べると予算は53億円ほど、人員は約1600人減っている。一方で、水害による被害額はここ20年で5.5倍増の約1兆3600億円。少ない予算や人員を、昨今、多発する気象災害への対策にかけたいという考えは分からないわけではない。

しかし、防災を建前に観測という先人の積み重ねを捨ててしまっていいものだろうか。ウグイスの初鳴きやセミの声など小さな季節の移ろいに気が付かなくなり、昆虫の激減や植物の変化にも鈍感になるであろう。そして、果ては温暖化や異常気象などの気候変動にさえ無関心になるのではないだろうか。

先に述べたように、気象庁予算は50数年前に比べて3分の1に激減している。この予算の縮小は、ボディーブローのように日本の気象業務の衰退を招くのではないかと危惧する。その始まりが生物季節観測の見直し(動物季節観測の廃止)のように思える。




朴の木・サルナシ・ヤマアジサイ・実山椒

2020年05月20日 | ご挨拶












































朴の木が大きくなった。

こうちゃんが「どこまで大きくなるんや?」と訊くので、「確か3m」と答えたものの自信が無くググってみたら桁が違っていた。

\(;゚∇゚)/ヒヤアセモンの30m!

これは“芯止め”しなくては。
(〃゚д゚;A アセアセ・・・


多様化する災害にどう向き合う

2019年10月18日 | ご挨拶


10月16日ぜんせきより

「論説」多様化する災害にどう向き合う
今回の台風による対応では、これまでの災害とは大きく異なる点がある。
病院や下水道施設などからの燃料の緊急要請がほとんどなかったことである。
早い段階で台風の規模や進路が報道されたため、各施設が早めの燃料確保に動いたことが要因とみられる。
特に1か月前の台風15号による大規模停電での経験は記憶に新しく、自衛的備蓄の重要性が十分に認識されていたと思われる。
その危機感は一般のドライバーも一緒で、上陸直前の11日までには関東各地のSSで給油の長い列もできた。

全石連は台風接近に備えて『満タン+灯油1缶運動』のアカウントで、上陸が予想される地域での車へのガソリンや非常用発電機への燃料満タンをツイッターで呼びかけた。
およそ1千人がこのツイッターを読んだ模様だ。

資源エネルギー庁や石油連盟も同様にツイッターでの呼びかけを行っており、あらかじめ被害が予想される台風では、多くの業界関係者がリツーイトし広く拡散する必要がありそうだ。

被害を受けたSSにお見舞い申し上げるとともに、1日も早く営業再開することを祈念したい。
同時に、多様化する災害にどう対応するか、石油業界挙げて知恵を絞りたい。





>燃料に関して被災地のストレスをなるべく抑えるにはどうしたら良いか?に頂いたコメントです。

ケースバイケース (Mくん)2019-10-17 08:24:05
この件、Sさんとst31さん、どちらも正しいでしょうね。
都心部などではSさん、それ以外の地域ではst31さんの意見で上手くいくと思います。
災害時、どこかに燃料を集中させる計画だとそこが被災した場合、上手くいかないと思います。
以前の災害時には被災したSSと全く被害を受けなかったSSがあり、そこに向かう道も寸断される場合と、全く影響がない場合とがあります。
ですので、現状は元売り側の配車の手配に左右されるでしょう。

あまり凝り固まって災害対応SS、住民拠点SSといった名称に左右されずに、玉が届く、営業できる所に優先的に回していくという事が必要なのではないでしょうか?
いくら住民拠点SSでも、従業員さんが被災し、営業困難になる場合もあるでしょうし、今回もそうですが堤防の決壊など予測不能です。

平時はシステム化が有効ですが、有事の際はケースバイケースで対応できる柔軟性があればよいのでは?
小さなタンクしかない零細店しかなければ、ローリーを付けたまま営業し、その地域に燃料を供給できる体制さえできればいいと思うのです。
それが我々のようなSS経営者が自社の事を考えながら発言するから難しい事になるわけで。
被災地域にどれだけ燃料を供給できるか?は元売りがもっと考えるべき事だと思います。
その答えが大手、直営に配送優先ならば、それ以外に災害対応SSだの住民拠点SSだのおかしな名称を付けない事だと思います。




1リッターで10円以上もの価格差があれば当然大多数の消費者はそちらに流れる。
その結果が大型店(セルフ)の寡占化によるガソリンスタンド数半減=ガソリンスタンド過疎地(給油難民・灯油難民)の発生。

有事の際に柔軟な対応をするためには余力を持っていることが必要です。


私たち小売業者は商売なのですから、本来であれば創意工夫して一生懸命努力をするのは当然です。
お上が細工する必要なんて無いと思うのです。
本来なら災害対応SSだの住民拠点SSだのという発想事態必要無かったことだと思うのです。


大型店(セルフ)の寡占化によるガソリンスタンド数半減=ガソリンスタンド過疎地(給油難民・灯油難民)の発生。


中小SSが生存不能な卸格差が20年以上も続いた責任はどこにあるのですか?





多様化する災害には柔軟な対応

そのためには今営業している全てのガソリンスタンド(系列も非系列も組合員も非組合員も関係なく)に、発電機を全額補助で、有無を言わさず設置すれば良いと思います。

“そのとき”、対応できるガソリンスタンドが、対応できるように。

価格差を解消して、昔のようにそれぞれの地域での地産地消的な運営が出来るのであれば、後継者も現れるかも知れないし、
そうした状況であれば、この20~30年で疲弊してしまっている運営者であっても火事場の馬鹿力を発揮できるかも知れない。

いや、
きっと発揮すると思います。




10月18日燃料油脂新聞より

SS過疎地拡大 エネ庁 持続可能な供給対策急ぐ
市町村内のSS数が3ヵ所以下の、いわゆる「SS過疎地」が2019年3月末(2018年度末)時点で325市町村となり昨年度末比13市町村増加。過疎化の進行に伴い過去3年間で37市町村増えている。
エネ庁では地域ごとに持続可能な燃料供給体制を構築する取り組みが早急に必要と指摘。
保安規制の見直しを視野に入れ、初期費用の低減や省人化につながる新たな供給方法を追求している。

SS過疎地は全国1718市町村(東京23区を除く)の18.9%を占める。







9月末 太陽石油系列SS数  3月末比3ヵ所減少の327ヵ所




先日載せたキグナスも減少でした。

JXTGのSS数が減少するのは当然だけど・・・

太陽石油やキグナスのSS数減少には危機感が強まりますね。




P.S.

>そのためには今営業している全てのガソリンスタンド(系列も非系列も組合員も非組合員も関係なく)に、発電機を全額補助で

こう書いたけど、やっぱり訂正します。

小口配達を担い続けている地場業者の経営を窮地に追いやる安値販売をしているセルフを運営しているような企業には、絶対に補助金を渡しちゃダメです。

 


店頭価格は「総額表示」@誤認防止のためエネ庁が要請

2019年09月24日 | ご挨拶

9月24日燃料油脂新聞より

エネ庁SSに要請 店頭価格は「総額表示」
消費増税控え誤認防止




長引く多重看板問題で 転嫁姿勢二分化
「抜け道ない再構築必要」




※税別表示も多重看板も無くならないと思いますよ。




セルフ量販戦略「限界」 収益確保の重要性訴える



今まで安売りして地場フル3者店をスケープゴートにしてきたセルフが今さら何を言ってるのかと思います。

初めてご訪問くださった方へ より一部抜粋

私は安値競争していたSSには今後も永久に安値競争をしていてもらいたいと思っているくらいです。
ずーーーっと当店より10円安値で売り続ければいいのに、と思っているくらいです。
そして当商圏へのコストコセルフSSの出店を望んでもいるくらいです。




軽油市況格差19円に拡大



※この記事とは関係ありませんが、
集客のためにガソリンは安売りするセルフですが、軽油や灯油はそうでもない店もあるようです。

セルフオープン当初は全油種安値だったので「セルフは安い」と刷り込まれていると思いますが、知らない間に逆転していることもあるかも知れませんよ。



不安募るSS経営者
競争に勝ち残れば残存者利益を享受できるという見方は過去のもの





仕入は連続値上げ@市況は連続値下がり

2019年08月29日 | ご挨拶

8月28日29日燃料油脂新聞より

8/28 週刊コスト2週続伸
8/29 週仕切り連続値上げ 対応二分 
JXTGは全油種1円、出光昭和シェルは50銭





石油情報センター公表の全国平均SS店頭ガソリン市況は、5週連続値下がり





仕切り上げもセルフは値下げ



売れていないんですよ。
売れていないのは値段のせいではないのにね。





消費者に理解されない&“価値下げる”価格競争
同じマークのSSは同じ製品を扱っている。
この当たり前のことから考えれば「一方は安く出来て、一方が出来ないはずはない」と消費者は見る。
誰もが「同一製品の価格差は何らかの裏がある」と考えるのは当然。
そしてその「裏」こそが(高値店に)「儲け過ぎ」という印象を与える。


「裏」=数年前までは業転玉を使えば中小特約店(2者店)でも3者店でも大手の安値に追随することが出来ました。

「お客さんを騙すような真似は出来ない」と正規仕入を貫いた方が、高値というだけで消費者から「暴利」「悪徳」と言われてきました。


「15円マージンは暴利か」 2013年03月16日
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/137c83f4ab74b3df7e553ef4e4651414


規制緩和以降、3者店レベルでは常に系列玉と業転玉の格差が1リッターで8~13円。
だから本来なら「声」をあげるはずの販売店でも他社買いすることでその必要はなくなった。

しかし平成27年には系列内格差の方がそれを上回った。
他社買いしていた系列店は、もう声をあげることができない。

業転玉による分断政策が功を奏したのである。





放火事件の再発防止
ガソリン持ち帰り販売 減販でも4項目順守 千葉
ラグビーW杯で SSへの監視強化「セルフ携行缶は禁止」 横浜





消防庁 点検時期を見直し



15年以上のタンクは毎年検査です。
ガソリンスタンドという施設は維持管理費が結構掛かるのです。
配達用のローリーもそうです。



出光はどういう方針なんでしょうか?

2019年08月08日 | ご挨拶
masumiさん (むらっち)
2019-08-08 11:16:54
>貝殻系の他社買いをいつまで許しておく気なんでしょうか
合併前に買い殻マークの某販社SS(コンビニ併設)の店長と話した時に貝殻マーク掲げて業転取ってるユ○ーオイルって看板掲げていて大丈夫なの?と聞いた時回答ですが、貝殻マークは業転に関して緩く、元売から40%以上取れば(逆に言えば60までは業転許容)看板掲げて良いと言う契約だそうです。
しかし、「契約上はそうは言っても、うちは貝殻マークの販社だから100%貝殻以外の油は来ません(=元売の監督が厳しいので逆に業転は取れません)けどね…(汗)」と言ってました。
合併後は比率は変わったかもしれませんが、一定の割合を取ればよいと言う契約であれば、未だに業転が許容されていることになります。
(もしかすると合併後は業転は一切ダメになったかもしれませんが…今のところ合併した以外は何も変わってないと話を聞いてるので、そのあたりもたぶん以前と変わり無いでしょう)

むらっちさん (masumi)
2019-08-08 13:02:31
>貝殻マークは業転に関して緩く、元売から40%以上取れば(逆に言えば60までは業転許容)看板掲げて良い

割合、業転の方が多いって...緩いにも程がありますよね(呆)
で、それってハイオクもですか?
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/d0afe86561b062c65359e4c7ade243ce


**歴史は繰り返す? コメント欄より



****


出光は違いますよね?
業転の割合の方が多くてもOKなんていう、まさに消費者を欺くようなことをヨシとするような体質の企業ではありませんよね?

今も市況は業転玉の影響を受けています。

2019年05月25日 | ご挨拶

5月24日燃料油脂新聞より

「社説」地域間格差広がるマージン



紀南地域 高い収益重視意識
安定市況を継続「元売統合で安売り無理」

レギュラー156円の価格看板



東北北部の物流変化「PB生存かなり厳しい」




※でも西日本の方はそうでもないのでしょう?

(5月10日燃料油脂新聞より)




5月24日ぜんせきより
SSからお客さまへ 2019年5月号
これが5月ガソリン価格の内訳 139.3円×1.08=150円


2019年5月25日現在 当店のガソリン価格(店頭現金価格)は152円です。

***

2017年04月22日 使えない@「ぜんせき」お客様版
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/1c8484fe1f4b7fa37e51b7f751fe2051

2018年02月24日  セルフマージン10円超
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/e7c1a580392792fe666b6267f5bf1efa

2018年11月19日 明日からガソリン灯油軽油3円値下げします。
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/ec5eea82ef95e3d313f10982a27101d7

2018年12月20日 まさか当店が全国平均価格より安値の店になるなんて!
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/69a2264037dd6d80d2efcd9a3b86d510
 
2019年05月13日 GWは全体的に減販だったのか
https://blog.goo.ne.jp/m128-i/e/19cffb7910d4b5c330640f94e748f80b


 

斜陽産業化しているのに安値で集客?

2019年03月21日 | ご挨拶

ガソリン、5週連続上昇=全国平均145.3円 
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019032000948&g=eco
 2019年03月20日17時16分
資源エネルギー庁が20日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(18日時点)は、全国平均で前週比20銭高の145円30銭と小幅に上昇した。値上がりは5週連続。石油元売り各社はこれまで卸値を引き上げており、店頭価格への転嫁が進んだ。 


*******

前記事の、昭和シェル販売子会社の20円値引き
販売子会社ですから恐らくこれまでも安値だったはず。

セルフマージンは良い時で10円。

20円値引きは一体どこの部分を削って実現できているのか???
不思議ですね。

そうそう。
今朝新聞の折り込みに、昭和シェル(セルフ)の「作業料半額」という立派な
チラシが入っていた。

右肩上がりのモータリゼーション真っ只中ならいざ知らず、斜陽産業化している今現在も安値で集客しようとするその姿・・・

大丈夫なんだろうか?
スタッフも揃えているようだし、働き方改革もあるのに

思わず心配してあげてしまいました。







当店はまだ未転嫁で、今日も143円で販売中です。
こうちゃんは一体いつまでこのままでいくつもりなんだろ?
ノンビリしすぎだよねぇ。
修繕費が発生するというのに。


だからmasumiさんも、他店の心配してる場合じゃないっちゅーの(笑)




P.S.

当店が全国平均より安値ですよ(笑)

卸格差がなければ地場3者店の方が安値販売が可能だし、ガソリンスタンド減少の、その対象も逆転していたはずです。
ならば、
住民拠点SSなんていう発想自体必要のないことでした。

全くもって愚策だったと思います。



謹賀新年

2019年01月03日 | ご挨拶

明けましておめでとうございます。

年明けは本日より営業です。(当ブログも、)



さて、皆さんは初詣には参られましたか?

こうちゃんは初詣のおみくじで凶を引いてしまいました。

内容は、「義理と人情に挟まれて身動きができなくなる」というものでした。

・・・もしかして、それって私が一番恐れていることでは?!、っていうか、それがこうちゃんなんですけど~~~?

σ(^_^;)アセアセ...

つまりこうちゃんは今年も胃薬が手放せない一年になる、ということですね。



でも“病気や怪我に注意みたいな内容でなくて良かったです。

隣でおみくじを読んでいた人は、「生き死には7、8割方死ぬ、やって~!」、と嘆いていましたから。

・・・(゚_゚i)タラー・・・

そんな恐ろしいおみくじもあるんですね。




こうちゃんが凶でも大丈夫!
masumiさんがちゃーんと大吉を引いたので、二人合わせて「吉」の一年になります(^-)☆♪


とまぁ、こんな調子でこの一年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

m(_ _)m




良いお年をお迎えください。

2018年12月31日 | ご挨拶


8年前の、こうちゃんの三女(Mちゃん)の結婚式での写真。

**********

この1年も無事に店を続けることができたのも皆様のお蔭です。

ありがとうございます。

今年は大きな取引を、有難いお言葉と共に頂戴しました。
卸格差縮小という背景もあってのことと思いますが、
店主である主人は冥利に尽きたことでしょう。
妻として感謝の思いで一杯です。


業界の是正は消費者に知って貰うことでしか叶わないという信念でこのブログをやってきました。
今年は当ブログのアクセス数も増え、連続でランキング1,000位以内という週もありました。
ありがとうございます。



長い間、原価割れ価格が横行しているようなこの業界で当店(というか、全量系列仕入れの地場3者店)は断崖絶壁にいるような、まさに八方ふさがりのような状態でしたが、今、長く暗いトンネルの向こうにやっと光が見えてきました。


失われた20年、いえ、30年。
平成は終わります。


今年もあと数時間。
今こうちゃんはカレンダーを取り換えています。

私は新しい時代に期待しています。






良いお年をお迎えください。


ガソリンスタンド過疎地拡大@エネ庁、地方自治体に対策促す

2018年08月23日 | ご挨拶

8月22日燃料油脂新聞より

八方ふさがりの日本に危機感 静岡県中部地区 大手特約店社長を直撃
~歴史的転換期強く生き抜く~ 「残り福」新ビジネスチャンスへ タイムリミットは10年


石油業界、SS業界については、元売が3グループに合併、統合したことによって若干だが“残り福”になってきたのではないだろうか。
しかし高マージンはそれほど長続きしないかもしれない。
ガソリン需要減によって再びパイの奪い合いが始まるだろう。もうこれは人間の本能だ。
タイムリミットは10年だ。
今後10年で新たな収益源を見つけることができるかどうか。新たなビジネスチャンスにチャレンジするマインドを持っているかどうか。
商売をやっているなら次の仕事くらい自分で考えなくてはならない。
生きていくというのはそんなに甘くはない。伸るか反るか生きるか死ぬか。厳しいものだ。



SS過疎地 312市町村に拡大 ゼロ10町村 1ヵ所79町村


エネ庁 地方自治体に対策促す
エネ庁では、SS事業者に企業努力を求めるだけでは限界とし、SSが閉鎖する段階になってはじめて問題の深刻さを認識擦るような場合、対策の選択肢が狭まり、事態の打開が一層困難になると指摘している。



8月21日神戸新聞より

https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201808/0011557601.shtml


受け入れるしかない現実




タブレット端末 モバイル決済端末 SSでの留意事項 消防庁がまとめる

「幅広い電動化 望ましい」経産省井上製造産業局長に聞く

メモ




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月曜日、常連のお客さんがご来店。

「今日は車と違うねん。後ろの容器に混合油を入れて欲しいねん」
「混合ですね、はい」

携行缶を受け取ると、
「昨日ここが休みやったやろ」
「ああ、はい、日曜日はお休みを頂いています」
「うん、それで休みやったから、他所へ買いに行ってもらったんや」
「すみませんねぇ...」
「いや、 そしたらな、
『混合油って何ですか』って言われたいうて帰ってきたんや。ガソリンスタンドやのに混合油知らんって、そんなことあるんか?」
「 セルフばかりになりましたからね。・・・フルの中にも、もう手間のかかることは止めや~って、こういうの止めた店もあるみたいですよ。・・・全国的に。うちにも何年前やったかなぁ・・〇〇から混合油を買いに来た人がいましたよ」

2010年06月22日  混合油を求めて20Km