masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

混合油と軽油を売るために

2014年04月29日 | ひとり言

基本的にうちの店は働く車相手なのでセルフと違って土曜日とか祝日は暇なんです。
なので祝日は休業日にしたんですが、ゴールデンウイークは別です。
混合油と軽油を売るために店を開けてます。あと携行缶へのガソリン・・・
要するに農機具用ね(^^;

26日の土曜日はお天気も良くて忙しかったけど、昨日今日はお天気がぐずついててダメですね。
売るために店を開けてるのに、お客さんが来ないです(==;

天気予報では明日も雨らしい。

暇だ暇だと言いながら一日が終わろうとしています・・・がPOSで数量を見てみたら、
ありゃ?意外と出てるじゃないですか♪
数字は書くと笑われるから書きませんけどね(^^;
1台の数量が多い車ばかりだったのかな?
忙しくても、終わってみたら「え?たったこんだけ?」みたいな日もあるしねー

まぁ、うまいことできてる、ってことですかね~(笑)





夢の中のマック

2014年04月28日 | ひとり言

マックの夢をみた。
元気にしていた。
お腹も膨れていなくて。

お腹を上にして私に甘えてくれた。

喉を撫でてやりながら「また会いに来てな」と言った。
「あ、でもそれだと成仏できないのかな?」と訊いたら笑われた。

「大丈夫だよ」って。

あと二言三言しゃべったんだけど、何を話したか起きたら忘れた。


突然涙が出ることも先週あたりから納まった。
こうしてマックのことを書いていても少しこみあげるものはあるけど大丈夫。


マック、
夢に出て来てくれて、ありがとう。

やっぱり母ちゃんはマックのことが大好きだ。


PS
こちらもコメント不可の設定にしています。


タマは店猫と家猫になりました。

2014年04月27日 | ペット


新しいタマのお家は3階建て。




相変わらずの、こうちゃん大好きタマちゃん。


これで母ちゃんと一緒に出退勤してるんニャー

でも人にすり寄ることが出来ない性質だから看板猫にはなれないのニャー
愛想悪くてごめんにゃ


関係ないけど、筍ご飯。


若竹煮、土佐煮、どれも美味しいです。


抜けられない。

2014年04月26日 | ガソリンスタンドでの出来事



計量機に貼っているだけでは頼りないので、「これでもか」作戦。
反対側にも貼ってます。

***

「どういうことですか?」
発券店値付けカードのお客さんとの会話では、やはり皆さんが驚かれます。

「どのカードでも皆同じだと思っていた」
「このカードでもしっかり儲けがあると思っていた」
「そんな仕組みになっているなんて全然知らなかった」
「大変ですね」
中には「今まで知らなくて、ごめんなさい」と言って下さる方もいて・・・。
(※お客様が謝らなければならないことではないので、お願いですから謝らないでください)。

あと、このコ(もう“このコ”ではなくて一児のパパです^^)なんかは、(ENEOSカードに替えようか?)みたいなコトを言ってくれたんだけど、
「ENEOSカードはうちの店が値段を付けるカードやからどうしても高くなるんよ。このカード(FC)はめっちゃ安いから、これを一回使ったらもう抜けられへんと思うから、このままでええよ^^;」と答えたmasumiさんなのでした。


それから、先ほど来店されたこちらはENEOSカードの常連のお客さま。
以前(半年くらい前)も他店発行のそのカードを、当店発行で作り直すとおっしゃってくれたこともある方で、その時も「お客様のご面倒になるだけなのでこのままお使い下さい」で、来ていたのですが、先ほど給油に来られたとき、今度は、
「主人が、お前はどうせココしか利用しないのだから、この店が一番有利になるように掛け会員になったらどうだ、と言うのだけど・・」とおっしゃって下さいました。

masumiさんの答えは
「お気持ちはもう、物凄く有難いのですが、掛けになるとどうしても値段がお高くなってしまいますので、今度は精神的に“申し訳なかったな”と思ってしんどくなってしまいます。お気持ちだけ有難く頂いておきますので、このままこのカードで当店をご利用ください」


もうね。
ジンワリ来ますよ。

この商売、
抜けられません。


ほんとに、こうちゃんの言う通り、
「うちに残ってくれているのは皆良い客ばっかりや。続けさせてもらわな勿体ないし、申し訳ない」
これです。



PS
今でも存続出来ている、“高値でずっとやってきた”ような3者店は、どのお店もこういったお客様がついて支えてくれていると思います。


25年老朽地下タンク入れ替え

2014年04月26日 | ガソリンスタンド2

国の補助制度を利用して老朽地下タンクを大型タンクに入れ替えたSSが81ヶ所。

廃止SSの撤去工事に同制度を利用したのは、360ヶ所。


26年度も補助率は高くなり、過疎地域の自治体が所有するSSで地下タンクを入れ替える場合の補助率は「十分の十」、
つまり全額補助だそうです。

(4月25日 燃料油脂新聞より)

*****

4月28日追記

「おらが店」ではなく「誰それさんの店」では、
恐らくこうは行かないのではないでしょうか。
哀しいことですが、それが分かっているから村でただ1つとなっても廃業を決断するのではないでしょうか・・・。

これは「既得権を剥奪せよ!」のコメント欄での利休さんとのやり取りの中で書いたことです。

>近くの住民でも、遠いセルフで給油するみたいです。

ハラガタツオさんのとこだけじゃなく、全国的にそうです。
当店も地域の住民が皆利用してくれているかというとそうではなく、利用してくれている人の方が少ない。
「事情は分かったけど、うちも苦しい」と、安値店を選ばれます。
それは仕方がないことです。
当店ももし系列の枠の中にいなければ安値の仕入先を選ぶでしょうから。

そしてもう一つ。
「誰それさんの店」ではいけない理由。

それは“妬み”です。
「他人の不幸は蜜の味」という言葉があるように、隣人(近所の知人)が儲けることを快く思わない人も存在するのです。

だから、田舎の過疎地では特に、
「おらが店」にしなければ存続は難しいと思います。


元売がまいた種

2014年04月26日 | ガソリンスタンド2

事実上の経産省天下り特殊法人のTOCOMや元売の会員制カジノであるRIMに対するいかがわしさはあるものの、公表データをベースにしたことで「公平性」を演出してはいる。

∑(=゜ω゜=;) マジ゛スカ!?...知らんかった。
TOCOMとかRIMって・・・そういうものだったんですか...( ̄_ ̄ i)タラー

いえね、新仕切り方式がいつから始まったのかを調べようと検索したら、
独立系GS「新日石の新仕切り価格体系とEM」...こちらに書いてあったんですよ(@@


なるほどね、演出してただけだったんですね。

うんうん。
その演出は上手くいかなくて、これまでにも何度か修正を施してきたんですが、
いよいよどうしようもなくなって、元の木阿弥に戻ることになったそうです。

何が?
仕切り方式が。

市場連動性が又原油を元にしたものに戻るそうです。
※「戻る」じゃなくて、「変わる」の方が合っているかもです・・・(蓋を開けてみなければ分からない)


4月24日 燃料油脂新聞(※青文字がmasumi)

週決め仕切り見直し

元売が週決めに移行したのは、特約店が問題視していた差別対価を解消する狙いからだった。そのうえで仕切りを市場連動型へ圧縮する。
元売が「これで文句を言う特約店もいなくなったはずだ」と自画自賛
しかし供給過剰で業転と系列の仕切価格差が拡大。

「自分でまいた種が果実をもぎ取る前に根腐れしてしまった」と業界は解釈する。

系列と業転の仕切り格差は「一時は7円以上もあった」とう関係者の証言からも明らかで、
(※3者店の当店では昨年末に一時的に18円にもなりました)
価格差は「差別対価の復活につながっている」と特約店はつえ加える。
(※販社(販売子会社)と大手広域など量販店は、PBの安値に対抗できています)

週決め仕切りはまったく機能していないことになる。
加えて議員連盟の後押しもあり、元売は市場連動型仕切りから原油価格を盛り込んだ仕切にかじを切る。
「乖離していた業界に元売も困りだしてきた証左」と特約店はみる。

だが「すべては供給過剰が改善されるかどうかだ」と業界。
それは3月末で期限切れとなった供給高度化法が正しく機能するかどうかを意味する。

「蹉跌を繰り返しても詫びたことのない元売だから、まだ確証はない」との声も市場から漏れる。


小売りに続きインタンクも浸食

元売の子会社や関係の深い会社が、灯油や重油のインタンク商売を安値で奪い去るケースが顕在化している。
「子会社のセルフで小売りの支配力を強めたように、インタンクものでも同様の手法を取っている」とみるとともに、「われわれの商売は先細るだけ。(地元業者を)不良債権にしたいのか」と憤る声が聞かれる。

納入は元売ローリーの直送とみられ、「手間のかからない商売で元売の支配力を強めようとしている。セルフと同様のやり口

(中略)

業者は「仕切りより数円安い価格で納めている。赤字で納入していると説明するがその言葉を信じるわけにはいかない」と安値納入に元売の関与を疑っている。
(※元売が関与しておらず本当に「赤字で納入している」のだとしても、その単価は「奪うためのもの」。奪ってしまえばこちらのものとばかりに次第に値段を上げるのが常套手段でしょう。そしてそのうち競合店がなくなれば、消費者には高いか安いかも分からないのです)

「配達の商売でも地元業者外しを行っているようにしか見えない」と不信感を露わにする。

先細る石油の国内需要に対し、数量を安定的に確保するため子会社や関係の深い会社を使って地元業者の商売を浸食しているようにみえ、
「地元業者の体力を弱めるだけ。われわれが不良債権化しても元売は困らないのか」と、そのやり口に怒りを隠しきれない様子だ。
(※元売は販売店から担保を取っているので困ることはありません)

**********


ガソリンは条件が合えば簡単に薄利多売ができるモノです。
敷地面積が広く、タンク容量が大きければ、そしてまた販売店をいくつも持っていれば、

兎に角、販売量があれば簡単なことです。

大型のセルフ店舗では給油台数が違います。
安値で集客して販売数量を伸ばすことも簡単です。
しかし敷地面積が狭いと、対応できる給油台数にも限度があります。

又、1台30リッターの店頭給油で10キロ売るのは大変ですが、公的施設や病院などのインタンクなら1回の配達で済みます。
1回の配達給油で得られる1リッター当たりの粗利は店頭給油と同じでなくても全く構いません。

そしてどちらも、地場業者(3者店)の仕入れ値か、それ以下の値段を消費者に提示しているのです。
(発券店値付けカードの営業でも同じです)


昔ながらの地場のガソリンスタンドは、太刀打ちできない“安値”で、それまでの顧客や配達先を奪われてきました。
特に大口の配達を奪われると残るは小口ばかりとなり、配達は非効率で採算の合わないものとなっていきました。

安値で集客しても、販売数量が大きければボリュームインセンティブで仕入れも優位になります。
販売数量が伸びれば必然的に油外収益も上がります。
サブテンさんが以前コメントくれたように年収1千万の所長が存在するのです。
その一方で太刀打ちできない
安値に顧客を奪われた3者店は疲弊し、
「社長は給料を取らずに年金で生計を立てている」ところもあるそうです。


燃料は、お風呂を沸かしたり農作物の乾燥や冷暖房に使う生活必需品ですから、採算が合わないからと言って簡単に切り捨てるような真似は出来ないのです。
赤字で、この先好転する見込みもなく、早く止めた方が良いと分かっていても、「自分の店が廃業したら困る人がいる」と思うからです。

まさに九州の販売店さんの言葉、
「使命は理解している。だが赤字では苦しい」なのです。

ほんとうの意味でエネルギー供給を担っているのは、規制緩和以降に補助金を使って新設、改装されたようなセルフ店ではありません。
長年コツコツと地域社会の一員として生業を続けてきた地場業者です。


*****

もう既に赤字であるにも関わらず、
安値店の単価を引き合いに値引きを要求されたりもします。
3者店が要求に応えるためには業転玉を取るしかありません。

じゃあ「系列でも業転OK」になったことを喜べばいいかと言うと、そうではないのです。
それで助かることが出来るのには条件があります。
商圏に子会社販社や広域量販店、そしてCAセルフなど、大手資本がなければ、です。

セルフが解禁されて数年が経ったころ、顧客から「あんたのトコもセルフにしいや。セルフにして安くしてくれた方がええわ」と言われたことがあります。
しかし、
今ではその業転玉を100%仕入れているPBであっても、「販社や広域大手業者の安値には敵わない」という状況になっているのです。


ニュータウン開発により早くから大手が進出していた当地の商圏下では、1SSの零細地場である当店がセルフにしても、また、PBになったとしても、最初からこうなるであろうことは予想できました。



前々回の記事、「PB-SSはどこに向かうのか」 で静岡の有力社長もおっしゃっています。

「製造元である元売が小売りに参入していることそのものが不健全で、元売の販売子会社政策がSS業界の流通をいびつな構造にしている」










ガソリンの利益は1リッター何円か知っていますか?

2014年04月24日 | ニュースから一言二言

ガソリン高騰、どこまで上がる…“W増税”直撃で160円台突入(産経新聞) - goo ニュース
2014年4月24日(木)10:37

ガソリン高騰、どこまで上がる…“W増税”直撃で160円台突入
(産経新聞)

 国内のガソリン小売価格(全国平均)が4月に入って1リットル当たり160円台に上昇し、平成20年10月以来約5年半ぶりの高値圏で推移している。春の大型連休(GW)を前に、遠出を計画しているドライバーは懐が痛いところだ。ガソリン価格はこの先、まだまだ上がるのだろうか-。

■“W増税”で160円台突入

 「ガソリンの値段が上がるのはつらい。安いところをいつも探している」

 大阪市内の男性会社員(37)は、週末に家族4人で出かける際はマイカー。2人の子どもの教育費に住宅ローンの返済など、支出はかさむ一方で、生活費節約は一家の至上命題だ。運転中も気になるのは給油所の価格表示で、少しでも安いところで給油するよう心がけている。

 経済産業省資源エネルギー庁が4月3日に発表したガソリン価格(1日現在)は、レギュラーガソリンの全国平均が1リットル当たり164.1円で、前週(同159円)に比べ5.1円値上がりした。平成20年10月の164.7円以来、約5年半ぶりの高値水準だ。

 翌週の9日に発表のガソリン価格(7日現在)も、前週比0.1円高の164.2円となり、実に5週連続の値上がり。東京は全国平均より高い166.6円、価格に敏感とされる大阪も160.9円だった。

 昨年10月~今年3月の半年間はおおむね150円台の水準だったが、4月以降は全国各地で5~10円程度高い水準が続いている。

 ガソリン価格上昇の要因は、今月から消費税が5%から8%へと約17年ぶりに引き上げられたのと同時に、「温暖化対策税」もガソリン1リットル当たり0.25円増税されたためだ。石油連盟などは「4月よりW(ダブル)増税」「増税分の転嫁にご理解を」といったポスターを各給油所に張り出し、価格転嫁への理解を求めた。

 これにウクライナ情勢など国際情勢不安による原油高、為替の円安傾向などの要因も重なり、ガソリン高騰に拍車をかけている。

■「シェール革命で下落」「上昇要因の方が強い」?

 気になる今後のガソリン価格の見通しはどうなのか。専門家に聞くと、意見は分かれた。

 毎週、全国の給油所のガソリン市況を調査する石油情報センター(東京都中央区)は、「年末にかけ、現在の水準から下がる可能性がある」とみる。

 理由は、米国のシェール革命。シェールオイルの増産が進むことで米国の原油市況が下がるとみられ、国内のガソリン価格も「需要が落ち着く5~6月にいったん値下がりした後、夏場に上昇し、年末にかけて下がる」(同センター)というシナリオを想定する。

 これに対し、ガソリン価格は今後「下落よりも上昇する要因の方が強い」と指摘するのは、エネルギー業界などに詳しい伊藤リサーチ・アンド・アドバイザリー(東京都千代田区)の伊藤敏憲社長兼アナリスト。

 ガソリンが160円台に高騰した約5年半前の当時に比べ、今回は円安傾向などを背景に「給油所が得られる利益幅は約5円ほど少ない。全国の給油所の半数が赤字経営で苦しいところが多い」(伊藤氏)といい、ガソリン価格の上昇圧力が強いとみている。

 現場の声も同様だ。4月以降も150円台で販売する大阪府豊中市の給油所の従業員は、「お客さんに多く来ていただいて稼ぐしかない。これ以上値下げするのはしんどい」と話す。

■リーマン・ショック前はなんとリッター185円!

 ガソリン価格は基本的に、消費の需要動向に加え、仕入れコストなどで決まる。ただ、国際的な政治情勢に左右されやすい部分もあり「先行きを見通すのは難しい」(石油情報センター)とされる。

 「脱・デフレ」達成を目指す安倍晋三首相は、来年10月の実施を予定する消費税率10%の最終判断を年内に行う方針だ。「再増税」の方針が正式に決まれば、来年10月以降のガソリン価格上昇は必至となる。

 全国平均のガソリン価格で、過去最高値はリーマン・ショックが起こる直前の20年8月の185.1円。当時は、原油市況が1バレル=100ドルを超える水準に達し、ガソリン価格に大きな影響を与えていた。

 今回のガソリン高騰の局面は、この記録を突破するところまで上昇するのだろうか。給油所の価格チェックは、当分止められなさそうだ。(西川博明)




法令順守・消費者の声最優先したい

2014年04月24日 | ガソリンスタンド2

PB-SSはどこに向かうのか 
(4月22日の燃料油脂新聞、静岡県の有力独立系社長への緊急インタビューの記事からです。)(※青文字がmasumi)
SS業者の間でもPBへの注目度は高いが価格競争の台風の目になっているのも事実。流通証明書導入によって業転流通がどう変化していくのかー

ーPB-SSにとって元売ブランドにはどのようなメリットが?

元売マークによって得られるメリット(販売ノウハウ・POS・防火壁の塗装など)は、今の時代、PBであっても企業努力で対応できる。
安定供給に不安があるという指摘もあるが、(今後は不透明な部分もあるが)3年前の東日本大震災で証明されたようにPBだからといって供給不安になったという事例は無い。
(※あのとき燃料確保に苦労したのは系列の方でした)
品確法も10日に1回の分析を行うことで品質面を担保している。
(※系列で品確法の軽減措置を受けながら業転混ぜてるよりよっぽどコンプライアンスが出来てます。ただし多くのガソリンスタンドはその昔は殆どが系列で、・・・・、それからマークを下ろしてPBになった経緯はあるはずです。)


ー公取委が系列サインポールを掲げているSS業者の業転購入を正式に認めた。PB-SSにとってどう感じるか?

「たいへん違和感を覚える。特に公取委がこれを認めたことに強い疑問を感じる。系列サインポールを掲げるというのは元売が提供する物品だけでなく、システム・仕組み・ショップやプロダクトにかかわるブランドの使用について両社で約束することを意味している。
例えばコンビニエンス業界でサークルKとフランチャイズ契約をしている店がセブンイレブンのPB商品を仕入れて販売することができるのか。弊社でも飲食事業においてフランチャイズ契約でショップを経営、運営しているので、契約の大切さをよく理解している」

(※私もそう思います!我々は商取引をしている だから元売は公取委に対しても毅然とした態度を取るのが本当だと思います。それが・・・公取委やエネ庁からの要請については着実に対応している。JXとして、自社が出荷したガソリンについては、その販売経路のいかんを問わず、系列玉と同等の取扱いとすることや、」(4月18日ぜんせき一面記事でのJX会長)って!?

ーPB-SSの今後の生き方についてはどのように考えるか?

「私は流通証明制度の議員立法化によって業界そのものが発展する、健全化するかどうか懐疑的にみている。業転がなくなってSS数の減少は止まるのか。業転がなくなってし烈な価格競争がなくなるのか。他の業界ではPB商品の開発、商品化が一つの流れになっており大きな市場に成長することへの期待感も大きく、新たなビジネスチャンスを生み出し、時代に即した価値観、バリューを創造している。また消費者もそれを求めている。今の石油・SS業界は問題の論点がずれているのではないか。むしろ製造元である元売が小売りに参入していることそのものが不健全で、元売の販売子会社政策がSS業界の流通をいびつな構造にしているのではないかと思う。消費者に値ごろ感のある商品を提供し、社員を雇用し、その家族の生活を支えている企業のどこが悪いのか。経営の選択肢はいくらでもある」。

※同感です。このブログを読んでいる同業者の中にはいまだに誤解されている方もいらっしゃるようですが、masumiさんは業転玉を否定してはいません。必要悪ではなく必要なものだと書いて来ました。PBと敵対するつもりもありません。

消費者に何も知らされていない中で不公平な競争を無理強いされている現状を訴えてきたのです。

ただ格差が、(3者店では)10円にもなることは許容限度を超えているので、せめて元売のいうブランド料の3円程度におさめて欲しいとは思います。

流通ルートが2つあること。又その違い。仕入れ値に格差が存在していること。
それらを消費者が知った上での競争にしてもらいたいのです。


消費者の声には、安値を好むものもあれば、品質・安定供給を望むものもあるでしょう。
化管法による元売が発行する証明書を必要とする消費者もあります。

違いを明確にした上で、消費者がそれぞれ選択できる。

それが真の消費者利益であり、健全な業界の姿と言えるのではないでしょうか。



流通経路証明制度の立法化で、何が何だかわからない状態に更に拍車を掛けることになると思います。






国土交通省と経済産業省

2014年04月24日 | ひとり言

タクシー23業者是正勧告 近畿運輸局 最低運賃下回り営業継続(産経新聞) - goo ニュース

格安タクシー:運輸局が是正勧告 業者側は反発


<こうちゃんとの会話>

なぁこうちゃん、タクシー業界には“仕切り格差”なんてないやんなぁ

ないやろなぁ

じゃあ公平な競争の中で努力して格安料金を実現してはるんやろ?

そういうことやろなぁ

じゃあそれでええんちゃうん?お上の是正勧告なんて余計なお世話で、それこそ消費者の理解を得られないんちゃう?

そらアレなんやろ、他のタクシー運転手の給料とか雇用を守ってやらんといかんからやろ

え?じゃあなんでガソリンスタンドはほったらかしにされてるん?
廉売で訴えても公取はシロ判定ばっかりやん
こっちは仕切り格差なんていう理不尽なハンデを持たされて、明らかに不公平な競争させられてるねんで

ガソリンスタンドはあくまで小売り業や。運輸とは違うんや。

えっ、だけどガソリンスタンドはインフラやで、サプライチェーンやで、お上はこっちの方をもっと守らなあかんのちゃうん?

小売りは小売りなんやろ


「農村地域はもっと危機感を」

2014年04月23日 | ガソリンスタンド2

セルフ進出で市況陥没(4月21日 燃料油脂新聞)


淡路島に本社を置くキグナス系業者が中国自動車道の佐用IC近くにセルフSSをオープンした影響で市況が下落、価格競争は長期化の様相を呈している。

現金151円、プリペイドが145円
近隣SSは、フリート系が157円、地元業者やJAも155-158円で追随している、とある。

消費増税前が160-164円の好市況を維持していた。本来なら増税分を加えた165円以上にならないといけないのに、新設業者の廉売姿勢に対抗したため逆に5円前後軟化する異常事態に陥っている。

地元特約店は「本来は下げない方が良いが、安値に客が逃げてしまう可能性がある。人口も車もガソリン需要も減っている佐用でいくら安売りをしても数量は知れており、なぜ佐用に進出したのかわからない」と、過疎化の進行が著しい佐用町への進出に首を傾げているそうです。

増税の時期に値下げとなったので、「常連客から“今までどれだけ儲けていたんだ”と言われても仕方なく信用問題にもかかわるうえ、・・・(略)」

*****

フリート系や2者店、そしてJAならある程度の追随は可能でも、高値仕入れの3者店には不可能です。
追随するためには業転玉を取るしかない。
だけどそれでも追い付かないでしょう。
そして、当店のように化管法の関係で業転玉を取れない業者やCODが困難な業者は・・・・耐えるしかない。


「業界はもっと危機感を」



月間の販売量が50キロ程度のSSでは、リットル10円のマージンだと仮定しても粗利は50万円ほど。
実態に近い「5円マージン」であれば、わずか25万円の粗利ということになる。

「一人分の賃金確保もままならないような利益では、なんのために商売を続けているのかわからない」
「5年先どころか来年営業しているかどうかも断言できない」

現在、そして将来の石油業界に対して多くの販売業者が不信・不安を抱えている。
こうした状況下で利己主義的な価格競争がいまだに繰り返されていることに「業界はもっと危機感をもたなければならない」の声もある。


「SS経営成り立たず」

農村や過疎地では商売がもはや成り立たなくなっている。
経済原則、効率一辺倒なら人口基盤が集中する都市圏しか生き残れず、農村は切り捨てられる。
過密化はより過密化し、過疎化はさらに過疎化する。

*****

2011年3月のいまこそ非常事態東日本大震災で石油やガソリンスタンドの存在が見直されたこともあり、(もしかしたらこれで良くなる方向へ向かうかも)と少し期待していました。
でも、2013年2月「生存不能」で「系列でも業転OKに」を目にして、又、公取委までそれに乗っかったことでmasumiさんは諦めました。

「ガソリンスタンド2万店計画」はあるんだ。そしてそれは現在進行形なんだ。
基地問題にしろ原発問題にしろ弱者に押し付ける国だもの。弱者切り捨てなんて何とも思っていないんだ。

そう思いました。

「業界はもっと危機感を」これもその通りだけど、過疎地や農村地帯、またそうでなくても、郊外型SS過疎地となりうる地域で農業用油の小口配達を必要としている農家や、産業用油の小口配達を必要としている町工場などの企業も、どうか危機感を持ってください。

「自分には関係ない」と思っていてもこういうこと普段は気にもしなかったけど、もあります。



私たちは消費者に対して「高くても買ってください」と言っているわけではないのです。
元売(特約店)に対して、(発券店値付けカードの単価に見るように)エンドユーザーに安く売れるのであれば、「我々地場零細3者店にも安く卸してほしい」、「格差縮小を」「公平な仕切りを」と訴えているのです。

それは「系列でも業転OK」ではないのです。
上に書いたように業転玉に手を出せない業者も在るし、例え手を出せたとしても、
「業転との格差がSS減少の要因」が「系列内格差がSS減少の要因」に変わるだけなのです。
仕入れ値に格差があることには変わりありません。


我々零細地場3者店の声は、消費者の声、世論がなければ聞いてもらうことは出来ないのです。


*****

一番末端の弱者のために働かないのであれば、組合も政治家も必要ないでしょう。


自慢の木

2014年04月23日 | 日記(その他)



こうちゃんが生まれた時からあった松の木。立派な枝ぶりです。

前栽の中でもう一つ、紅葉もこうちゃんが生まれた時からあった自慢の木だったみたいですが、残念ながらmasumiさんが引っ越してきたときには既に枯れてしまっていました。
(昨年植木屋さんが手入れしてくれたときに伐採されてました)

因みに“前栽”は庭のことで、masumiさんはこの家に来るまでこの言葉を知りませんでした。
でもこれ「せんざい」って読むのだけど、こうちゃんたちの会話では「せんだい」としか聞こえないんだよねー(^~^;
方言なのか? なまってるのか?



masumiさんが一番自慢したいのはコレ。
100円で買ってきたときは10センチほどだったのが、今じゃ樹高4メートル近くにもなっているのだ!(^^)b
この種類の木の中では葉っぱが柔らかくて、ハグしてても気持ちが良いんですよ(*^^*)♪



ハナミズキも満開です。











このこらも100円のおチビちゃんだった。






SS過疎地、多くが“市街地型”

2014年04月19日 | ガソリンスタンド2

SS過疎地を立地構成でみると、その多くは集落が少ない人口過疎地とは異なる。
とりわけ町内SSが1ヵ所となった開成町では、過去に5年以上にわたり人口増加率は県内トップとなっており、いわゆる“市街地型”SS過疎地と呼べるもの。

「町民の多くは(車で10分程度の距離の)町外で日用品を購入する」
「給油に困るとの印象は持ち合わせていない」

町が調達する燃料も「財政の都合上、相見積もりで1円でも安い業者に依頼することにしている。過去に相見積もりした結果ではガソリン価格で10数円差に上るケースが大半だった」
(※地場3者店に安値調達は不可能です)

この背景から懸念されるのが、高確率で起こるとされる東海地震など非常時の供給体制と備えだ。
(※供給協定は結んでいないそうです)

(地場3者店社長が町への見積もり提出をやめた理由)
「到底受注におよばないので諦めた。今後も出す予定はない」としながらも、
町財政にも直結することから「地元商店が活性化しなければ税収そのものに少なからず影響するはず。税収になるものが町外に流れている実態についてもう少し検討してほしい」

さらに緊急時の対応としては、
「計画停電を含め、いざという時には手動給油の用意もするが、常時の顧客を優先するだろう。その後地下タンクに燃料油が余っていれば求めに応じて協力する」との考えを示す一方で、
「供給不安に陥ると価格のことばかり言っていられなくなる。町内には最盛期に6社のSSがあったが、町内とその周辺エリアが乱売状態になったことで1SSとなった経緯がある。町には求めがあれば仕入れ価格を示してもいい。地元業者の事情をもっと理解してもらいたい

SS過疎地を取り巻く厳しい実態とともに、非常時の供給体制への不安が浮き彫りとなった。

4月18日 燃料油脂新聞


ですよね!

普段「高い」からって文句言われて、買ってもらえなくて、苦しい思いしながらでも経営を続けていられるのは、そんな高い店からでも常時買ってくれる顧客がいるからです。

給料が取れないときがあっても、店を続けているのは、そんな顧客に応えたいという気持ちがあるからです。


都合のいいように使う人達のためではない。



●市の公用車への給油について、masumiさんの考えはこちらこれもこれも



PS
だからって高い店から買ってくれと言うつもりはありません。
仕入れ値に格差が無ければ、或いは売り値が同じなら、こんなことにはならなかったと思うけど、
消費者の立場なら自分も安い店に行くと思いますから。

地場3者店の事情を知ってください。


<4月22日 以下追記>

この業界紙の画像にあるもう2つのタイトルは、どちらも運営者交代について書かれています。

当市の進出組もその殆どが運営者交代となっています。
つまり、交代前の運営者は地場3者に敗れたのです。・・・と言いたいところですが、相手は一枚上。
採算が合わないとして、さっさと見切りを付けたのでしょう。

要するに「本当に大きな資本力がなければやれない状況」ということだと思います。


石油組合に望むこと

2014年04月18日 | ガソリンスタンド2


4月17日 燃料油脂新聞

同じマークで販売価格が違うと、
「高値」の方が適正価格であっても、消費者からみれば高値の店が「もうけ過ぎ」「努力不足」と誤解され、厳しい目を向けられる。

子会社や大手量販店の、仕入(値)がないかのような安値がある以上、中小3者販売店がたとえ全量を業転玉で仕入れたとしても勝ち目はない。
規制緩和直後は業転玉仕入れで安値追随できていた店でも、あれから15年を経て販売価格に差がつき出した。
マークを下ろしたPBでも販売価格の2極化が表れ始めた。


「自分が店を畳めば困る客がいるから」そういう思いで営業を続けていても、誤解した消費者から向けられる厳しい目や言動によって心が折れる。

だから、知って貰えるだけでも助かる、そんな3者店は多いと思う。


組合には、
「系列店でも業転OK」ではなく、(現実は不退転の決意で議員立法化らしいですけど)
この業界の“ありのまま”を消費者に知ってもらうべく、トラック協会などと同じように大手新聞に意見広告を出してくれることを望みます。

信義則を守れるようにするのが筋

過ちを表面化させよう。


※業転仕入れでも、子会社やCAセルフ、大手量販店の仕入れ値には勝てません。

今のような価格競争下では健全経営にはならないにも関わらず、業転仕入れが出来るようになったというだけで、元売も自民党の石油流通問題議連もエネ庁も公取委も組合も、「責任逃れ」が可能になる。
中小零細店の廃業は、「努力不足」で片付けられることになるのです。


ガソリンの適正価格

2014年04月18日 | ガソリンスタンド2



当店の現在の販売価格は、現金会員価格168円で、フリー現金は170円です。

粗利5円と7円です。

ここと同じように175円くらいにしたいです。

でも近隣の他系列フルで155円があるからこれ以上には出来ない。

13円差の壁・・・これ以上高くは超えられないです。


田舎のGSはオモロイ。

2014年04月17日 | ガソリンスタンドでの出来事

一人で店番。
店頭が混んでいて電話が鳴る。
お客さんが「電話やで~」と教えてくれるも店頭優先でいると・・・

「ごめん。何言ってはるか分からへん」と、さっき「電話やで~」と教えてくれた女性客。

「何かユアツ何とかって言ってはるねんけど?」
アッ、電話に出てくれはったん!?(汗)

・・・そら油圧作動油とか、一般のお客さんには分からへんわなー(^▽^;



車に給油中、バイク客来店。
バイク客に「ごめんね、ちょっと待っててね~」と声を掛けて車の方を先に済ませる。
お釣りを渡して、(バイクの方に行くから)「気を付けて出てね」でバイクに給油開始・・・

ん?...ヘルメット被ったままで、車の“送り出し”をしてくれているじゃあ、あ~りませんか!(笑)

「○○さんが送り出ししてくれたん?(笑)」

「他に誰もおらへんねんから、ワシがしたらなしゃーない」

(笑)
ありがとう!!
(*^▽^*)