masumiノート

何を書こうかな?
何でも書こう!

怒られながら回って来ました

2012年01月30日 | 葬送について

昨日、こうちゃんパパの四十九日と納骨が無事終わりました。
朝は吹雪でどうなることかと思いましたが幸い法要が始まる前に雪も止み、お墓へ参る頃にはお日様が顔を出してくれていました。

法要の後、こうちゃんパパから頼まれていた“お礼”を伝えるため、村の一軒一軒を回って来ました。

家族葬が村で始めてのことでもあり、身内だけで葬儀をしたことで村の中では色んな“ニュース(汗)”が飛び交っていたようで・・・
\(;゜∇゜)/ヒヤアセモン☆
(まぁ、こうちゃんは「オレは昔から話題提供者やから(笑)」と意に介しておりませんが)

(葬儀のあとで村のご家庭に郵送していた家族葬の案内状について)
あんなん書いてあったら、香典もしたらアカンのかと思って、とか
始めてのことやからどうしていいか分からないし
うちは良くしてもらっていたのに、何もせずに失礼なことして
いくら家族葬やと言っても村の者くらいは参列させてくれても
先に(家族葬を)やってくれはった(感謝?)
などなど・・・
戸惑いや、お叱り、ハタマタ大変申し訳ないことに謝罪のお言葉まで頂戴致しました。

こうちゃんパパからの“感謝の気持ち”も、「香典もしていないのに!」と中々受け取ってもらえない所もありましたが、こうちゃんの、
「゜。(*^▽^*)ゞ 怒られながら回ってます!」
のひと言で和やかに受け取ってもらえました(*^-^*)

失礼なことをしたのはこちらです。
要らぬご心配や、人によってはご迷惑をお掛けしました。
そういう意味では、申し訳なかったと思います。

でも、私たち夫婦は家族葬でこうちゃんパパを見送って本当に良かったと思っています。

他人さんに神経を使うことなく、ゆっくり、本当にゆっくりじっくりこうちゃんパパに付き添う事が出来て、誰に気兼ねすることなくこうちゃんパパに語りかけてあげることが出来て。
(M子さんからは「そんなのはただの自己満足」と言われましたが)

昔からこうちゃんは言ってました。

祭壇の傍で家族は涙を流しているのに、後ろでは世間話をしてる。
小声での世間話ならまだ良いけど、大きな声で、故人とは何の関係もないことをしゃべって笑っているヤツまでおる。
そうかと思ったら商談みたいな場にしとるヤツもおるし
俺はどうもあれには首を傾げるんや・・・
そして俺は葬式を、イベントにはしたくない

私も同じ気持ちです。
義理ではなく、本当に見送りをしたい人にだけ来て欲しい。

・・・
村の中のご高齢の方々に「参列させて欲しかった」と言われたときは胸が痛みました。
それは本当に申し訳なく思いました。

だけど、そこら辺の線引きは出来ないですもんね・・・
難しいです。



それから、「生前世話になったお礼」を渡す事についても、「今更そんなことをしたら、香典の催促みたいになるんじゃないか?」というご心配の声もありました。
こうちゃんもそれで少し迷ったみたいですが、こうちゃんパパの、「村の皆には本当に世話になってきたから、礼だけはしてくれ」という頼みをきかせてもらいました。

 

 

 


飼い主に似て・・・

2012年01月26日 | ペット



べっぴんさんで可愛い・・・

ドス!ボコ!ボコ!バコ!!
わ~~ウソウソウソ 
ε=ε=ε=(ノTдT)ノ ワアァァ・・ユルシテ~(涙)!!

・・・

以前から事務所に入ってきた時、たまたまタマを見たお客さんに、「でかい猫やな!」と言われていたタマちゃん。

masumiさんもこうちゃんも、「えぇ?でかいかぁ?」と不思議でした。


昨年12月11日、気になっていたタマの爪切りをしました。
・・・切り過ぎて神経まで切ってしまいました。
こうちゃんパパのお見舞いの予定があったので、こうちゃん娘のRちゃんに動物病院へ連れて行ってもらいました。
幸い、血も出たか出てないかくらいのキズで「大丈夫でしょう」とのコトでした。


で、びっくりしたのが

ナント、病院で計ったタマの体重が6,2kgだったのですじゃ!! ∑(゜∇゜|||)嘘?!
思っていたのの倍ですがな(汗)


(≡д≡) ガーン
なんや・・・
タマって、立派なブタネコやったんや・・・(==;
知らなんだ・・・

飼い主のmasumiさんも、46kgやったんが今、5●kgやもんな・・・
知らんマに・・・・


(*´σー`)エヘヘ
飼い主に似て、幸せ太り、ってコトにしときましょっと!
なっ、タマちゃん(*^.^*)♪


怒ってばっかりで何やけど(ナニワのおっちゃん風?)

2012年01月25日 | 日記


フルのガソリンスタンドではお馴染みのゴミの袋ですわな。

でも、コレ
お客さんから手渡されたモノとちゃいまんねん。

店の前の道路

走っていく車の窓から投げ捨てられたもんなんですわ。
道の真ん中、赤いチェック入れたトコに落ちましてん。

恐らく向こう側の田んぼへ投げたんでしょうな。

えらいノーコンですな。
そんな問題やおへんな。

なんでっしゃろな、こんなコトが出来るて・・・

人間、どうなってしもたんでっしゃろな。



それからもういっこ言わしてな。


軽トラで来て、後ろの荷台にポリ容器が積んであっても、直接注文を言ってもらわな。
わたしら超能力者とちゃいますよって、
灯油を買いに来てくれはったんか、軽油を買いに来てくれはったんかワカリマヘン。

いくら寒いか知りまへんけど、外からこっちが声掛けて聞いてるのに、窓もドアも開けんとって車の中でもの言うてくれはっても、聞こえまへんのや。
それでやっと窓開けてくれはったと思たら、怒鳴られて、
そらこっちも怒鳴り返してまう、ちゅーもんでっせ。

すんまへんなぁ、何せ、わたし、無条件にお客様は神様やとは思てまへんもんでな。

それにしても、いつからこんな風に人が変わってしもたんでっしゃろな。
何や、お互いさまとか思いやりの心が失われてしもたような気がしてしょーおへんな。

わたしが年取ったっちゅーことでっしゃろか?
いや、ほんでも車の窓からゴミを田んぼに向って投げたお人も、軽トラのお人も、結構なお年の方でおましたで。


昔は超苦手なタイプでした。

2012年01月24日 | ガソリンスタンドでの出来事

山は白金~♪

寝室の窓から (記事には関係ありません)


先日、見たことがあるようなないような方が車で来店されたときのコト。
(※青色はmasumiさんの心の声)


「あんなぁ、4リッターの空き缶あるか?」

「あると思うけど・・・(やな予感)

「ほならなあ、それに混合入れて欲しいんや」

(キタ!未だそんなん言う人がおったんや(汗))
「あ、それは無理。混合ガソリンは消防法適合缶でしか売られへん」

「そんな固いこと言いなや、ちょっと入れてぇや」

「無理!絶対無理!悪いけど」

「・・ほな、ええわ。缶だけちょーだい」

「ん。」 (めっさ嫌々)

「また、ガソリン入れに来るわ」

めっさ感じ悪く 「別にそんなんいいですよ~」 (来て要らんし)(←って、どんな店やねん)


出て行く車を見ながら
(あー、多分U石油に買いに行ったんやな・・・)


~~~~~~~~~

小一時間後

「いらっしゃいませ~」
(うげ!さっきの人らや(==; 嫌やな、何しに来たんやろ(汗))
「あ、コンニチハ」

「お、2サイクルのオイルあるか?」

「うん、あるけど」

「それくれ」

「ちっこいの?」

「おう、ちいさいのでええ。 しゃーない。車から抜いて混ぜなしゃーない」

(あ、U石油もやっとオイル缶に混合売るの止めたんやな(笑))

「え?車から抜くの?危ないで!!」

「かて、もうそーせなしゃーない」

「・・もし、そうするんやったら、めっちゃ気ぃつけながらせなあかんで、」

「んなもん大丈夫や」

「大丈夫とちゃうねんで!全国的にみたら結構事故起きてんねんで。だからホンマ、気ぃつけてせな、」

「(何か言ってたけど聞こえなかった) 気ぃつけてする。何でも気ぃつけてせな、な、」

「そや。何でも気ぃつけてせな、」

~~~~~~~~~~

数時間後

「いらっしゃいませ~」
(げげ?!又来たで(汗)今度は何やろ?) 「あぁ」 

「今度は怒られへんで~、軽油はええねんやろ?」

「軽油? うん。軽油はオイル缶でも大丈夫やで」

「缶ちゃうねん。ポリに軽油入れてくれや。これやったら怒られへんねんやろ」

「・あんなぁ、私、別に怒ってるのとちゃうでな(~~;」
(ん?いや、確かに怒ってたな・・・σ(^_^;)アセアセ... )


***

で、この時は普通に「ありがとうございました」と送り出しを致しましたとさ。( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ


(・・?))アレ((?・・)アレレ・・・
ビビリまくりで声も震えていた、気弱でかわいらしいmasumiさんは何処へ?・・・

いやいやマジで。
昔はこの手のタイプのお客さんの相手をした後はたいがい裏で泣いとったんですよ。マジで。
昔は。



原油相場が上昇の恐れ

2012年01月24日 | 切り抜き

EU、イラン産原油輸入禁止を決定 原油相場、上昇の恐れ(産経新聞) - goo ニュース

EUがイラン産原油禁輸で合意したことで、原油相場が上昇する可能性が一段と高まった。イランは欧米の圧力強化にホルムズ海峡封鎖で対抗すると警告。現実となれば、原発停止により電力各社が依存度を高めている液化天然ガス(LNG)価格の高騰を通じて電気料金値上がりにもつながり、日本経済に与える影響は甚大だ。

 原油の8%をイランから調達しているJX日鉱日石エネルギーなどは、豊富な余剰生産力を持つサウジアラビアからの追加輸入を協議中だ。

 海峡封鎖となれば、サウジ産も含めた日量1500万バレルの原油輸出がほぼ停止する。国際エネルギー機関IEA)は日米欧など加盟28カ国に15億バレルの原油を備蓄し、100日間分の“余裕”はある。ただ、混乱により原油相場は足元の1バレル=100ドル弱から2008年7月につけた最高値(147ドル)を更新する恐れがある。

 LNG価格は原油に連動。「短期取引市場ではLNG価格が原油以上に高騰する可能性がある」(石油天然ガス・金属鉱物資源機構の野神隆之上席エコノミスト)との声もある。

 日本はLNG輸入の2割をカタールやアラブ首長国連邦(UAE)に依存。中部電力は浜岡原発(静岡県)の停止で調達先に占めるカタールの割合が7割まで増加しているが、海峡が封鎖されれば代替先を見つけるのは難しい。LNGには備蓄制度もない。


墓石

2012年01月22日 | 日記

納骨するのに墓石をどう動かすのか、石材屋のご主人がお墓まで教えに来てくれました。
実演して頂いて、色々なお話を聞かせてもらって・・・

そしたらこうちゃんパパが墓石の粉砕した粒を分けてくれと言って、よくもらいに行っていたらしい。
小さな粒じゃなくて少し大き目の粒が良いとか。

何でも焼き物の土に混ぜると光沢が出るんだって☆
色んな工夫をしていたんだね。

だけど、それは花瓶には使えないって。
お水がじわ~~~~っと染み出るそうな(^^;


・・・・でもその、じわ~~~~っとしみ出る花瓶を貰って使っちゃった人が・・・

居てはる模様ですね(^^;


教えてください

2012年01月16日 | 日記

法事とかで家のお仏壇でお坊さんがお経をあげた後にお茶をお出しするタイミングは、
お経が終わるのを見計らって、(途中で席を立ち)お経が終わると同時にお茶をお出しするのが良いのか
或いは、読経が済んでから、お茶を用意しに席を立つのが良いのか

又、お経の途中でもお茶が必要なのかどうか。

※下記、1月17日 追記
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2011/1122/462833.htm?o=0&p=2


・・・・・

昨日のお逮夜でのご説法は・・・

「先祖が祟る」なんてことはない。
「友引に葬式をしてはいけない」なんて迷信。
生きている者は挫けたり逃げたりせず、しっかり生きていかないといけないという良いお話でした。

そして・・・

「祟るくらいの力があるのなら、(遺族の中には)今ここに現れて、あの時のことは本当はどうやったんや?」と聞きたいヒトも居てはりまっしゃろな、ハハハハハ(笑)」

 

ほんとうに。


山から取ってこい?!

2012年01月14日 | 日記

<先日のこうちゃんとの会話>

「こうちゃん、私って礼儀作法とか何も知らんやんか・・・
お茶習いに行こうかな」

「アホか、そんなもん習いに行かんで良い。あんなんは見栄っ張りが習いに行くもんや」

「そんなこと無いやろ(==;」


<別の日>

「ものを作れる人って良いよな~、私も何か作りたいな・・・陶芸とか習いに行こうかな~」

「又そんなこと言う。そんなもんは習いに行かんでもええ」

「( ̄Θ ̄;) ムゥー、何でよ!何でいつもそうやって反対ばっかりするんよ!なあ!ちょっと考えてみ、もし自分が何かに興味を持ってそれをやりたいって私に言って、私がそんな風に反対ばっかりしたらどう思う?!・・・そーいうんを・・・何やったっけ?セクハラとちゃう・・・うーん、パワハラでもない・・・・えーっと、うーんと・・・フトコロ狭いハラスメントや(‘へ‘;」

「何言ってんねん(ー。ー)フゥ 陶芸とかは習いに行くもんやないねん。自分で土を混ぜて、あーでもないこーでもないって工夫して やるもんや」

「え~、こっちは全くの初心者やねんで。右も左も何も分からへんねんで、最初に基礎だけは習わなあかんやろ?それに土かてどこで手に入れたら良いのかすら分からへんやんか!」

「土は山から取って来たらええんや!」

( ̄□ ̄;)ハァ?!
( ̄ー ̄;)ナンデヤネン
・・・ε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…
そのときが来たら、勝手に習いに行ってやる。

・・・・・

翌日、こうちゃん娘のRちゃんが来た。

「なぁ、Rちゃん、聞いてぇや。お父さんたらな、カクカクシカジカで、山で取って来いって言うねんで」

「そやで。おじいちゃんも裏から土掘ってきて作ってたで」

( ̄ェ ̄;) エッ?

「家の裏の、あの境目の辺り、結構深く掘らなあかんけど、30センチくらい掘ったところの土にタバコの灰混ぜて作ってた。子供の時、見てたもん」

∑(=゜ω゜=;) マジで!?
(・へ・;;)うーむ・・・・。そーなのか・・・?



読者の皆様、
この方法でmasumiさんは自力で焼き物を作れると思いますか?

う~~~ん、どーでしょう(~~;



因みに、そんな(どんな?)こうちゃんパパの作品の数々

先ずはこうちゃんパパがmasumiさんに直々にくれた一輪挿し(だよね?)


他、店に置いてあるもの



底には菊の花びら?のような文様か、丸に八のこうちゃんパパマークが施されております。




こうちゃんパパの花瓶は人気で、ご近所にも沢山分けてあげたようです(^^)


※おばさんからこうちゃんに電話があり、3日ほど前に夢にこうちゃんママが出てきて「頼むわな、頼むわな」と言っていたそうです。。。

3日程前って、私がこうちゃんパパの夢みた頃やん・・・



一休み一休みo(^-^)o

2012年01月14日 | 日記

多分 一生懸命に神経張り詰めながら突っ走っていたんだよね

神経張り詰めてると、そうなるよ

それは仕方無いよ

(自分で自分を慰めてきた、経験者は語る)


只中ではどんなに負の感情だって、時が経てばそれは“経験”になるんだって



どんまい、どんまい。

一休み、一休みo(^-^)o


お客様になっとった(笑)

2012年01月13日 | ガソリンスタンドでの出来事

年が明けて10日も経つと、店頭でこちらから年始の挨拶はもうしない。
昨日、お客さんの方から「今年もよろしくお願いします」と言われた(*^^*)

何を隠そう、そのお客さんとは2009年9月の記事「お客様ではない」の、そのヒトなのだ(笑)

いつの間にか月に1回のペースで給油に来てくれるようになってて、たまに洗車もしてくれてて・・・

私が居ないときは必ずこうちゃんに「奥さんは?」と聞くらしい。
(実はそんなヒトは結構居るのだ。モテモテmasumiさんなのである(ホンマかいな?))
因みにその方は女性です。

それから半年くらい経った頃かなぁ

「奥さん、いいヒトやね」とこうちゃんに言ったらしい。

???
何でやろ?
私、特に何もしてないねんけど(^^;
普通に接客してただけなんやけど・・・

そら初対面のときがアレやったから、あの時と比べたら“いいヒト”になるんかも?やけど・・・(6 ̄  ̄)ポリポリ

で、今では自分の近況を話してくれたり、私のことを気遣ってくれるようなことも言ってくれるのだ。


おもしろいね(^^)♪

 


地下タンク法規制対応へのアドバイス

2012年01月13日 | ガソリンスタンド

「地下タンクの補助金」に頂いた、おやじさんのコメント(アドバイス)より抜粋~

*****
補助金が国から出るには、「品格法の証明」「タンク所有者の証明」等が必要だった事はお解りだと思いますが、この条件から外れる事は、「補助金受給の資格を失う」と解釈されます。

よって、「廃業」「閉鎖」のほかに「所有者(設置者)変更」「営業休止」「承継」等が該当します。「親子間の相続による営業譲渡」は確認していませんが厳密にいえば「所有者変更」なので、該当するかもしれません。
(そこまでは言わないと思いますが・・)

油面計は給油所の「機器全般」、電気防食は「直流電源ユニット」が「給油所の資産」として計上されますが、FRPは消耗品扱いで資産とはなりません。

油面計も電気防食もライニングも、「工事費」や「諸経費」は資産には入りませんので、「補助を受けた全額」を年割するわけでなく、「資産部分」のみの8年に対する年割ですので、直ぐ辞めたり、譲渡しない限り、返還は余り大きい金額で無いと思いますよ。


補助金 続き

補助金の方法選択ですが、一番高いライニングが1番人気で、電気防食、油面計の順に希望者が多いようです。
一番高いライニング希望者が一番多いのは意外でしたが、「出来るだけ長く法律面のみクリアしたい」という、「背に腹は代えられない」現状が表れていると思います。

ただ、冷静に考えて頂きたい事が有ります。
自分の仕事を擁護する訳では有りませんが、電気防食も、FRPライニングも、それ程歴史の有る工法では無いという事です。

防食は「迷走電流」が有る場合は昔から用いられましたが、今の「直流電流を流す」物とは異なります。
電極の寿命や何らかの原因で電流がうまく流れていない場合、全く無防備です。

ライニングは本当に10年も持つのか?という問題と、施工が追い付かない、磨きが雑になった場合の耐久性等の問題が有り、工事中の事故の話題も多く聞きます、使用中のタンク本体に穴を開け、侵入口を「溶接」するのですから、当然でしょう。
スポンサー絡みで業界新聞には絶対記事になりませんが、何らかのキーワードで検索すれば出てくるはずです。
もうすでに人出不足で外国籍の作業員でした。

某外資EMでは「施設担当が事故の場合責任が取れない」との理由で全世界的にこの方法はとりません。

23年分の補助金23億で「期限までに間に合わない」とひいひい言っているのに、今年は82億ですよ!間に合うと思いますか?
補助金は工事、支払、実績報告まで期限内に終わってようやく「後払い」です。遅れれば全額自腹です。

油面計とて、新しい技術で、不具合もまだまだ多いですが、不具合が在庫管理から直ぐ発覚するのが良い点です。
正常に動作する機器では「漏洩検査で見つからなかった穴を見つけた」場合まで出てきています。

私が給油所経営者の立場で、「予算が無いが、法律だけはクリアしなければ」というのでしたら、間違いなく「電気防食」を選びます。
ただ、電気防食、ライニングは施工後のタンクの状態が全く分かりません。
漏れ出せばすぐ「1億円超え」の処理費用が降りかかります。
(欠減にさまざまな理由が考えられる為、通常の在庫管理では大量に漏洩するまでまず気がつきません。)

何で50年越えのタンクに「漏洩監視」が不要なのでしょう?
多少なりともこの法律で「恩恵」を受けている立場で言いにくいのですが、この法律はおかしいです!
多分、何年か後には「対策済」のはずのタンクが多数漏れ出し、社会問題になる気がします。

法律的に50年越えのタンクにこそ「高精度液面計を」というのがメーカーの主張ですが、当然「営業絡み」と受け取られ、おおっぴらには言えません。

ここを訪れる「賢明」な皆様は良くお考えになって、「漏洩事故」だけは起こさないでくださいね!
「高価」で現法律上では「50年で用をなさなくなる」高精度油面計ですが、私の会社の製品の「常時監視機能」はハッキリ言ってすごいです・・・!
メーカー名は出しませんし、ここを訪れる皆様の大半は、私の営業範囲と関係無い方だと思いますので、宣伝になってしまう事を許して下さいね!



実際の補助額

昨年、当選した補助物件で、私がつかんでいるのは油面計だけですが、「2/3」の補助額のはずが、石油協会の査定で「半分程度」しか、補助が出ない給油所がかなり出ています。
個別単価の上限が非公開で、項目を超えての金額移動が出来ない為、査定で減額されるのを防ぎようが有りません。
まして、今年度は「応募者多数の場合頭割り」ですので「2/3」に過度な期待はなさらないでください。


*****

私も、この法律(&補助金事業)はおかしいと思います。
政府の責任逃れだと思う。
「漏洩防止とガソリンスタンド過疎地化対策、やりましたよ」のパフォーマンス。

アメリカではもうだいぶ前に漏洩防止対策として、地下タンクの“入替え”を行わさせたらしいですね
それも日本のように猶予2年なんていう短期間ではなく、10年もの期間を与えて・・・
(記憶違いならごめんなさい)
本当に販売店を保護しようとするなら、長く営業可能にしようとするなら、そうでなくてはいけないと思います。

おやじさんも指摘されているように、来年2月までの1年間に法規制の対象全SSの工事を終了させることが本当に出来るのでしょうか?
突貫工事も良いトコになるんじゃないでしょうか。

図面も無いSSも多いと聞きました。
図面があっても掘ってみたらその通りにはなっていなかったというハナシも聞きました。

掘ってみてはじめて判明するタンクや配管の状態・・・
それによっては工事の見直し(思わぬ費用発生)や、中止せざるを得ない事態も起こる可能性があります。
費用は先払いで、補助率(金額)も分からず、期限までに工事が終了しないと補助金がもらえない。
途中で中止になっても、そこまでに発生した費用は販売店が負担しなければなりません。

まるで博打です。


国民から集めた税金だから、政府はそんな博打のような事業に平気で補助金を出せるのでしょうか?
もしこれが企業が出資しなければならない事業だとしたら、その企業はこのような予算を出せるでしょうか?
例えば、元売が直営店の地下タンク対策を経費で出す場合、こんな計画で大金を出すでしょうか?

政府のこのやり方は、税金の無駄遣いだと私は思います。



政府がするべきは、税金のバラマキではなく、
不当廉売の防止、仕切り格差の解消など、秩序の構築です。

補助金では、3者店が救われたことにはなりません。


元売の利益はまたここにきて拡大しているようです。
原油情勢が不安定になり、値上がりが不安視されていますが、需要減の減販で更に業転との格差が開くのではないかと危惧しています。

補助金を税金だけで賄うのではなく、元売も企業責任として自社の販売店に対して何らかの支援を行えば良いのにと思います。


「系列販売店が業転を仕入れなければ生き残れない」

これは誰がどう考えてもおかしいです。

けれでも現実はそうです。
元売は系列の販売店が業転を仕入れていることを公には絶対に認めないでしょう。
自社が業転を卸すのはあくまで“商社”だと言うでしょう。

だから系列100%の仕入れでやっている販売店は生き残れない。

いえ、生き残ることはできるかも知れない。

けれども、何と虚しい事でしょう。





真面目な業者が消える

2012年01月11日 | ガソリンスタンド

1月4日 ぜんせきより

「格差」が歪めるSS経営
幻の“残存需要”巡り 続く消耗戦

◇“格差26円”どう説明
◇広がる同系列間格差 不公平感が生む不信
◇薄利多売モデルがもたらす弱肉強食
◇“SS減=販売量増” 時代変化で再考必要
◇広域化する価格競争 “残存需要”もはや過去

 

1月10日 燃料油脂新聞 「記者の眼」より

「正義」がない業界から真面目な業者が消える

◎・・・昨年取材で訪れた販売店主から「このままでは年内に店を閉めざるを得ない」と打ち明けられた。
理由を尋ねると「今の(低マージン・減販)状況では赤字が増える一方。
地下タンクにお金をかけても回収するメドが立たない」と経営悪化に加え地下タンク漏えい防止対策がきっかけになった経緯を語ってくれた。
創業から40年以上、地域密着一筋で地道に真面目に商売してきた業者(SS)がまたひとつ消えた。

◎・・・同業者のガソリン販売価格は周辺の安値店よりも常に5円以上高く設定されていた。
いうまでもなく同業者の価格が高いわけではなく、周辺が5円前後の低マージンの価格設定だったに過ぎない。
老朽化が進む小規模SSにとって「5円」価格差は致命的。
需要減少とSS間競争が激化していくほど販売量は減少、これに安値店への対応が輪をかけていったのが現実だ。
それでも通い続けてくれた常連客もいたが、もともと販売量が少ない同店にとってはSS存続を決断させる要因にはならなかった。

◎・・・マージン5円が多いのか少ないのか、10円あれば十分なのかは分からない。
だが業者によって業転並みかそれ以下の仕切価格があり価格差は「軽く見積もっても6-7円ある」のも確かで、マージン10円前後の経営状況では決して「良し」とすることはできない。

◎・・・もちろん取扱量が違う業者に対して同じ仕切価格を望むものではない。
格差はあって当然だし自然なこと。
だがそれはあくまで常識の範囲でなければいけない。
常識の範囲内とは真面目な商売をしている業者が「損」をしないことが基本。
少なくとも先の販売店のように「浮気」もせず系列一筋に地域に貢献してきたSSが簡単に消えていくようでは常識の範囲とはいえない。
いわば「非常識」がまかり通る限り、SS業界に正義があるとはいえない。




今、業転から仕入れると、(うちの場合)10円安く買えます。
注文の電話を掛ける番号を変えるだけでリッター当たりのマージンが10円増えるのです。

元売マークを掲げている同市内のフルSSは、セルフと同値の看板価格です。
中にはセルフより1円安いSSもあります。
(?)
10円安く買っていればこそ出来る芸当じゃないでしょうか・・・


だけど、
「当店は業転を取りません」

アルバイトも雇わず(低マージンゆえ、雇えず)、
人の2倍働いて、何とか営業を続けています。

※バカでもアホでも何とでも言うておくんなはれ(笑)こういう店があっても良いでしょう。

それでも、というか、
だから当然利益は殆どありません。
経費を払ったらトントンです。

トラブルが起きて修繕費が発生したら、その分は確実に赤字です。

設備費やリスクに対して内部留保が必要な職種にも関わらず、様々な“歪み”により、普通に真面目にしていては利益確保が出来ない状態が規制緩和以降恒常化しています。

・・・・・
自己啓発本やビジネス書、スピリチュアル系の本からすると、今から書く言葉は「ネガティブ思考」ということになるのでしょうが、

「今のこの業界で儲けが出せるというのは、あくどい商売をやっていないと出来ないことや」と、こうちゃんは言い切ります。
「何かえげつない事をしているから儲けがあるんや」と。

上に書いた書籍の類に一時期かぶれていた私はこうちゃんがそんなことを口にする度に、「そういうこと言ってるから、私らのところにお金が来ないんやで」と言ってました。

でも、やっぱり今、私もそう思います。
今の世の中、真面目にやっているだけでは儲けることができない。
儲けと書くと誤解され易いですが、適正利益のことです。

例えば、「社会保険料が正直に払えない」企業。
今や、偽装や不正を行わないと競合他社に勝てない世の中。
いや、勝てないのではなくて存続できない世の中なんだ。


だから、「そんな世の中なら壊れてしまえばいい」と、心の底からそう思います。

一旦壊れてしまえばいいのです。



当店を信用して利用してくださるお客様には申し訳ないですが、私はこの業界が是正されないこのままの状態で店を続けるべきではないと思っています。

(全国的に)地域のフルのスタンドが無くなってはじめて理解されるのなら、「無くしてしまいましょう」と、こうちゃんに言っております。

店を閉めるとなったら、各方面から色んなお叱りや苦情を受けることになるとは思いますが(冷や汗)



・・・だってね、掛けの企業などはセルフの看板価格を元に価格交渉をしてくるわけですよ。
この業界の“歪み”を知らないから。

そうそう、そして「地域密着」ってコトバがよく使われるけど、
これもコチラ側の独りよがりみたいなものです。
地域にもよるのでしょうが、うちの場合、同じ村の住民で給油に来てくれる人はごく一部です。
殆どの住民は安値店に流れました。
“商売”でいえば全然地域密着ではない。
うちの店が存続していられるのは、地域外のお客様のお蔭です。

個人客が安値店に流れる、ということは、高値の系列販売店は必然的に減販になるということです。
とすれば、営業を続けるため減販分を補う、そのためにはマージンを上乗せして更に高値にする必要が出てくるのです。
系列、配達、掛け取引、こういった条件が必要な顧客は、それを認める必要がある。

だけど、現実はそうはいかない。

この業界の中で置かれている系列販売店の状況を理解した上でも、あまりに大きな価格差は受け入れてはもらえない。


ならば、不正(浮気)もせず真面目にやっている販売店の経営は成り立つわけがない。



でも、今はまだ、皆それに気付いていない。
気付いていたとしても、無関心だ。

だから私は
「アホらしくてもうやってられない」と思う。

灯油難民になってしまいそうな高齢者のことを思うと心が痛むけど、こっちにも耐えられる限度ってものがある。



ごめんなさい。
社会的弱者を切り捨てようとしているのは私です。






・・・

こうちゃん、もういいやん。
規制緩和以降平成17年までの数年間に、こうちゃん個人の資産を何千万も店に投入してきたやん。

そら、続けようと思えば続けられるよ。
こうちゃんと私がこの先も病気一つしない、年も取らない、不死身の身体なら。
儲けもなく、余暇を楽しむこともなく、それこそ「何があっても、何が起きても、今日という一日は終わる」という生活で良いのなら。

でも、身体にも既にガタがきはじめているやろ?
それに収支トントンではアカンねんって!
おやじさんの今日のコメントにもあるように、漏えいが起きたら自己破産して全てを失うしかないんだよ。
この商売は設備費とリスクが高すぎる。
備えとして1億2億の内部留保を確保して初めて安心していられる業種だと思うよ。
規制緩和以前はそれが可能だったんだろうけど、今はどう考えても無理でしょ?

保険でリスク管理といっても万能ではない。
それに組合の共済も当てならない事が分かったしね。

私も「続けてもいいかな・・・」と、昨年までは心が揺れ動いていたけど
年末年始によくよく考えて、私の気持ちは固まりました。

もしも、こうちゃんが店を続けるとしても、夏が終わる頃には私の勤務時間は5時までにさせてもらいます。



こうちゃん、

もういいやん。

終わりにしようや。




・・・

こうちゃんは無言です。。。。






 

 

 

 


今朝の夢

2012年01月10日 | 日記(その他)

こうちゃんが運転する助手席に私
赤信号で停止すると前を横切るこうちゃんパパ
交差店にある田んぼの中へ歩いていった。

チェック柄のシャツを着て、いつもの帽子とサスペンダー。
でこぼこであちこち水溜りのある田んぼの中で、
こうちゃんパパは紐の付いた横に2mほどの大きさのある鍬?のようなものを引いて、田んぼの土をならしている。



「お父さんに声掛けてあげたら?」とこうちゃんに言うと信号が青に変わりこうちゃんは左折した。
車を少し走らせ右手の空地でUターンして田んぼのところに戻ると、もうそこにこうちゃんパパの姿はなかった・・・

という夢でした。


こうちゃんに話すと、「お前に田んぼの土をならしてくれって言ってるんやわ」だって。

「いやいや、そら違うわ。ここ掘ったらお宝が出てくるって教えてくれたんちゃうか?」(笑)

冗談はさておき、こうちゃんパパは私に何かを伝えたかったのかな?

う~~~ん。考えても分からないや(汗)

でも、夢に出てきてくれたことは嬉しかった(^^)






はい♪優しいおばちゃんでございますよ~んヽ(*^^*)ノ

2012年01月09日 | ガソリンスタンドでの出来事

先日は、愛想悪いと睨まれたmasumiさんですが
テヘヘッ(*゜ー゜)>

今日は「優しいおばちゃん」でございますよ~ん(*^▽^*)ノ


運転者は若いお母さん、助手席に3才くらいの坊や。
お母さんが発見店値付けカードを渡して「レギュラー満タン」
「ありがとうございます」とカードを受け取り2歩3歩・・・
後ろから何やらグズった感じの坊や声と、「あーごめんごめん、アンタが渡したかったんかいな」とお母さんのなだめる声。

masumiさん、パタパタと戻りまして男の子にハイっとカードを渡して、手を出して待ちます。
お母さん「わ~ありがとうございます~、ほら、お願いしますっておばちゃんにカード渡して」
男の子が無言でカードを差し出します。
「はい、レギュラー満タン、ありがとうね~(^^)」と言いながらカードを受け取り、給油開始。

窓を拭いておりますと、「戻って来てくれはったなぁ~、優しいおばちゃんやな~」と坊やに語りかけるお母さんの声。

オホホホホ♪ r(^ω^*)))テレマスナ


そうなんですよね~

あるときは愛想悪いおばはん、またあるときは優しいおばちゃん・・・
しかしてその実態は・・・

masumiさんなのであります。

~(=^‥^A アセアセ・・・
こんなオチでごめんちゃい。
こらまた失礼いたしました~
……シタタタッ ヘ(*¨)ノ

 


しもやけ

2012年01月06日 | 日記

しもやけが痒くて鳥肌がたっております(++;;;;

んーっと。
何だか今年の正月明けはいつもと違う。

毎年お正月が明けて成人式が終わるまではヒマでヒマで仕方がないのだけど、今年は3日からそこそこ売れてます(^^)
といっても、あくまでも“そこそこ”ですけどね(笑)


それはそうと、頂いた年賀状を拝見して思うこと・・・・

旅行写真を載せてくれてるのは良いのですが、

「これ、どこですか~?」

南の島らしいことだけは分かる写真とか、
珍しいお花?の写真の横に「今年はこんな山にも登りました」のひとこと・・・

これ、どこですか~?
こんな山って、どこの山ですか~~~~?!(笑)


年に一度の年賀状だけのお付き合いの方もあるけど、それでも頂いた年賀状でお元気そうな様子を知ると嬉しいものですね。

私たち夫婦も来年の年賀状には旅の写真を載せられるようになろーっと!
なっ!こうちゃん!!