「きみがぼくを見つけた日」をDVDで鑑賞しました。
2009年の作品、原題は「THE TIME TRAVELER'S WIFE」・・・タイムトラベラーの妻って事ね。
あまり時空モノは好きではないですが、配役によっては観たくなります。
今回もエリック・バナとレイチェル・マクアダムスって事で期待感も大。
製作総指揮にはブラッド・ピットも参加しているそうです。
内容は・・・
異なる次元に引き裂かれる恋人たちの切ない運命を描き、アメリカで大ベストセラーとなった純愛小説を映画化。
脚本は『ゴースト/ニューヨークの幻』のブルース・ジョエル・ルービン。
製作総指揮にはブラッド・ピットも参加。
時空を超える愛の行方と運命に打ち勝とうとする恋人たちの姿が感動を呼ぶ、珠玉のラブストーリー。
時空を旅する運命を背負うヘンリー(エリック・バナ)は、どんなときにどの時代のどこへ飛ぶのかは自分で選べない。
秘密を抱えた孤独な人生を送る彼は、ある日、旅先の過去で、一人の少女に出会う。
やがてヘンリーは、少女から美しい心の女性へと成長したクレア(レイチェル・マクアダムス)といつしか愛し合うようになるが……。
(シネマ・トゥデイより抜粋)
自分の意思とは関係なく、時空を飛び回るヘンリーはいつも全裸でその世界に放り込まれます。
だから一番最初にすることは、何か着るものを調達する事。
その手段は犯罪にもなりますが、何かを着ないと何もできない。
(まぁ、たまに服を着た途端にまた時空をさまよっちゃう事もあるのは気の毒だ・・・)
一方、クレアは6歳の時から彼の事を知っていて何度も出会っているとか。
憧れの運命の人としてヘンリーに接するクレア。
レイチェル・マクアダムスはこの役にぴったりでした。
展開上、いろいろ突っ込みたい所はありましたが、自分の運命を知っているヘンリーの苦悩は感じられるし、彼が自分の子どもに声をかける姿はちょっと感動。
そして一番良かったのは、ヘンリーが地下鉄で自分の母親に話しかけるシーンです。
「貴女の息子ヘンリーは貴女の事を愛してますよ」って。
こんな事ができるなら私も今はいない母に声をかけたいな・・・
最後の方でヘンリーがもうすぐ死んでしまう場面。
この映画は時空をさまようという特殊な設定ですが、そうでなくても死期のせまった大切な人に対しての心の準備と同じように感じたし、違和感はなかったです。
ただ、クレアの父親の猟銃で死ぬ・・・という設定は好きではない。
そんなこんなでいろいろ辛口批評が多い作品と聞きますが、それなりに鑑賞できました。
今回の評価は・・・ 星3つ ☆☆☆
それにしてもエリック・バナは髭が濃いな~