最近、コーセー化粧品のCMソングを歌手の倉木麻衣が歌ってますが、あの唄、JUJUって歌手が歌ってた”余命一ヶ月の花嫁”のテーマソングの類似品みたいに聴こえて、なんか聴くたびに不愉快になるんですが、そうでもないですか?声が半分声として出てこないで息として漏れてるみたいな発声法といい曲調といい、いかにもそんな感じ。
わざと”今ウケ”に合わせようとやっている部分もあるんじゃないかなんて感じられて仕方ないんだけれど。そういえば倉木、デビュー当時も「ウタダのパクリ」なんて評判があって、ダウンタウンの浜チャンが番組内でそう指摘した際には、なんか抗議騒ぎになったりしたような記憶がある。
それと関連する話なんですが、このところの”新人実力派女性歌手”って事になっている連中って、みんな似たような”R&B大好きです声”とでも言うんですかね、黒人歌手真似っこ大会みたいな声の出し方状況になっていて、もういい加減、食傷気味です。
どいつもこいつも揃いも揃って、”あっなったんが~んがんがあぁあぁあ~のっこっしていぇいいぇったぁあぁ~♪”とか、”そうくぇえんびちゅあぁあぁ~♪”とかなんとか、ネットネトの納豆が糸引くような発声法を誇示しまくっている。
あの歌い方を開拓した女性歌手たちってのは本当に黒人音楽に寄せる想い一途なものがあったんだろうと思うけど、その後、それこそ雨後の筍状態で出てきた後追い連中は、ただ出来合いの表現法をなぞっているだけ、出来合いの道を走って来ただけでしょ?それだから、聴いていてこんなに退屈と感じられる訳でね。
もう、いいかげんにしない?とか言ってみても、そんな声はどこへも届かないみたいだ。
それらに対する需要の側には、目新しいもの、見慣れないものは受け付けず、聴き慣れたもの見慣れたもの、どう反応すればいいか、供給する側から教えられて分っているものしか受け入れようとしない昨今の消費者ってものがいる訳で。救いのない世の中になってしまいました。まあ、女性ボーカルに限った話でもないですが。
そもそも連日、ウタダ、ウタダってマスコミがバカ騒ぎしてたこと自体、異様な光景でしたよね。
”R&Bごっこ”は、何も日本だけではないですけどね、韓国でもフランスでも盛んですよ。
個人的には、アルバニア系やインド系の”R&Bごっこ”は好きなんですけど・・・やはり、民族的なメロディが散りばめられているからなんでしょうね。
だけど、トルコの歌手タルカンの”R&Bごっこ”はいただけない方向へ行ってますね・・・英語アルバム「Come Closer」のときは良かったけど、その次のトルコ語アルバム「Metamorfoz」は酷かったです。
確かに・・・二番煎じ歌手には、”本家”を超えるような人はいないですよね、それもたくさん出てきて、みんな同じように聞こえる・・・。
最近のJポップを聞いていると、演奏にオーケストラを安易に取り入れたヤツとか、元々歌が下手なくせにヤジみたいな汚い大声で気張る男歌手とか、やたら多くてうんざりです。
一昔前(90年代)だと、間奏に必ずエレキギターのソロ演奏が入る曲、やたら多かったですよね。
業界の一方的な都合でワンパターンな音楽を量産、春の「桜」商戦とかはその典型じゃないですか?
でも、「これで行こう!」をやっておけば売れはするんで、その方向へ行くんですが、多くの場合。
でも確実に、それは腐って行っているんだが。
誠に同感です。
昨今の日本人男性歌手は、そのミスチルなどの”ナヨナヨ系”と、オレンジレンジやグリーンなどの”汚いヤジ系”しか居ないですよね。
ある意味、R&Bごっこ女性歌手よりも酷いと思います・・・。
いらっしゃいませ。まったく昨今の黒人ごっこ、どこまで行くのやら、であります。レコード会社も「それが今ウケ」と判断してそんなのばっかりデビューさせるんでしょうな。
そして客の側も「こんなのばっかり出てくるのは、それが流行りだからなんだろうな」とか納得して受け止める。アホは果てしなく。
kisaraさんへ
日本の男性歌手・・・そういえばいましたっけね、そんなのが。と本気で思ってしまいましたよ。