近所の読書好きの方から、以前貸していただいた
『一路』が思いのほかおもしろく、浅田次郎って
やっぱり上手いんだなーと思っていたのですが。
このたび同じような道中ものがあると知り、図書館で
予約して読みました。
いやいやいやいや、なかなかの読み応えでした。
江戸幕府末期が舞台で、今観ている大河ドラマの時代と
ちょうど同じ頃の設定なところも、(勝手に)「偶然」を
感じました。
昨日の夜に読み終えて、本日いちばん感じ入っているのは、
自分は自分の信じたことをただ為すべきなのだということ。
些細な習慣であっても、一度決めた信条であっても、
シゴトに対する姿勢であっても、なんでもいいんですが、
対している「人」で、自分のやり方を変えていくのは
違うのですよ、やはり。
どんなにいい加減なことをされても、礼儀知らずな人だと
思っても、そこでその人と同じようなことを自分もして
しまったら(同じ土俵に立ってしまったら)なんにもならない
ということ。
たとえ誰が気づかずとも、誰に評価されなくても、自分の
姿勢は貫ける人で居たいと、強く思いました。
(そう、誰が見ていなくても青山玄蕃は毎日きちんと薪を
積んでいく人なんです)
腹立たしいこと(自分に対しても)たくさんあるけど、私も
自分で決めた薪は積んでいくのだ。
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