昨日は、とことこペンギン隊の三蔵さんによる
出張「はじめましての絵本たち」の日でした。
川口に来ていただいて、小学校での図書ボランティアの
仲間たちと参加するこの会も、もう6回目になりました。
今回も、昨年11月の5回目以降の6ヶ月間に出た絵本の中から
三蔵さんが選んできてくれた30冊余りを紹介して貰いました。
私は4月に、こひつじ文庫さんでの「はじめましての絵本たち」に参加
していたので、2回目となる絵本もありましたが、重複したものも
含めて、レジメ通りに載せていきたいと思います。 1冊目から、いきなりステキな絵本の登場です。
映画デザイナーのアーロン・ベッカーによる初めての絵本だそうで、
文字なしなんです。
でも、絵を追っていくだけで、するすると頭の中に物語が展開していきます。
2014年コルデコットオナー受賞作品。
※ここまで書いて、1冊だけ画像をアップした状態で1カ月くらい
たってしまいました。さくさくっと続けます。東日本大震災後の実話が元になった絵本です。
燃料を届けるために、日本全国からディーゼル機関車が集められたそうです。あってもよさそうな題材なのに、意外とこういう
展開の話ってなかったんだなーと思いました。
一晩中大活躍だったくまくん、お疲れ様でした。昭和の町並みがなつかしい、と紹介されましたが、
(私が言うのもなんですが)昭和といっても、戦後?って感じのかなりの
ディープな感じの昭和でした。でも‥いろんなものを「見立てて」遊ぶ、
「ひみつけんきゅうじょ」は、確かに懐かしかったです。似ているものを比べて、その違いをちゃんと
説明してくれる絵本。たとえば、レタスとキャベツとか。フライとてんぷらと
唐揚げとか。すごく親切です。「運び方」がどんなふうに変わってきたかが
こまかく説明されています。あれゆる方法で、いろんな場所へいろんなものを
運んでいるんだなーと感心しました。初めて「お泊り」をすることになったエイミー、
留守中の自分の家が気になります。そういう気持ちってすごくわかるなあと共感。
絵もいい感じ♪落語絵本などでお馴染みの川端誠さんの
写実(?)絵本。お子さんと一緒に登った記録などが再現されてるところも。元永さんが残された文と絵から、谷川さんが
言葉をイメージし、中辻さんが構成して絵本となったそうです。
たくさんたくさん遊べそうな絵本です。絵本の主人公の女の子が「スリ」だった、という
衝撃的な出だし。絵の感じがとても好きで、物語が好転していくところも好きで、
この絵本を購入しました。
※その2、その3に続きます。
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