ワサキ様からホワイトデーのお話をいただきましたv
(ほんとはずっと前にいただいてたんですが、色々事情があって今頃載せることに・・・ ;)
ワサキ様版バレンタインの後日談です。
あれこれコメントする前に、まずはどうぞ~
*******************************************************************************************************
<素ふぁきあ+黒王子ふぁきあ Mix Ver.>
「受け取りたまえ、先月のお返しだ」
「うんv ありがとう、あおとあ」
「どういたしまして。これくらいの礼儀はわきまえているつもりだ」
「なにかなー? あ、おいしそうv いろいろ入ってるv ありがとう!」
物陰から根暗~な気をまとったふぁきあ君が登場します。
「なんで、わざわざ、家にまで来て渡すんだ、あおとあ?」
「おや、いたのか。なに、学園で渡すといらぬ誤解が生じるだろうと思ってね。
これでも僕は気を遣っているつもりなんだが? ふぁきあ君」
「ああ、そうかよ」
「それでは、失敬する」
「ねー、ふぁきあー」
「…なんだ…」
「眉間にシワつくんないで」
「悪かったな…」
「あのね、この間は、あたし、バレンタインの意味がよく分かってなかったからあおとあにも渡しちゃったんだけど…。
ごめんねってあおとあに言ったら気にしてないって言ってくれて。あたしはまだ人間の習慣に慣れてないから分かってるって。
こうやって、少しずつ慣れていけばいいって。ホワイトデーになったらお返しをくれるって約束してたんだv
あおとあがあたしのことを憶えててくれてよかった。金冠町でこういう風にやり取りする人って、まだあんまりいないから。
こうやってお返しをもらうとなんだか嬉しいv」
「そうか…。そうだったな…」
「機嫌なおった?」
「その、悪かったよ。あんまりお前が嬉しそうに受け取ってるから…なんて言うか、ちょっと、その、嫉妬したらしい…」
「しっと…って、なに?」
「つまり、うらやましいと思ったんだ」
「なんで?」
「だから!(説明できるが、説明したくない!)
くそ…お、俺もお返しをやる! 何がいいか言ってみろ!」
「もう、どならないでよ。何がいいって…キャンディーとかクッキーとかじゃないの?」
「それは、あおとあから貰ったんだろ? 二番煎じみたいじゃないか…」
「そんなの、気にしないのに」
「とにかく! 他に何か欲しいものはないのか?」
「あるよ。なんでもいいの?」
「言っとくが、俺にできる範囲のものだからな」
「うんッ!」
「なんだ?」
「えっとね……ふぁきあのひざまくらが欲しいな…ってv」
「は?」
「だめ? できない?」
ここで「できない」などと言えるでしょうか? 半分逃げ腰になっていましたが、観念したように、真っ赤な顔で
ふぁきあ君はうなづきました。
「そ、そんなもんでいいのか…?」
「うん、いいの! じゃあ、こっち、こっち。ソファーに座ってv お願いしまーすv」
(お願いしますって…そんな清々しい目で俺を見るな~)
あひるちゃんはふぁきあ君をソファーに座らせると、嬉しそうにふぁきあ君の膝の方に顔を向けて頭をのせました。
可愛いほっぺをふぁきあ君の太ももにすりすりしています。
ふぁきあ君はそんなあひるちゃんの頭に手をのせて、しばらくあひるちゃんのやわらかい髪の毛を撫でていましたが、
突然あひるちゃんはくるっと向きを変えてふぁきあ君の方に顔を向け、ふぁきあ君の太ももと下っ腹のつけ根に
顔を埋めてしまいました。
「うふふ~v なんかさー、こういうのって照れくさいけどほのぼのするねv ふぁきあに頭をなでてもらうの好きv」
「そ、そうか?」
頬をピンク色に染めて、幸せそうなあひるちゃん。しかし、ふぁきあ君はそれどころではないのでした。
「あれ? ふぁきあ、なんか頭に当たるんだけどー?」
「な、なんでもない。クッションはさんでやるから…」
「?」
そそくさと、ふぁきあ君は手近なクッションを引き寄せ、あひるちゃんの頭を持ち上げてその下にはさみ込みます。
「あー、ふぁきあ、なんかお腹に隠してない?」
「隠してない」
「うーそー。本当はクッキーとかセーターの下に隠してるんでしょ。知ってるんだから。ちょーだいv」
「だから、そんなもん隠してないって」
「ほんとかなー?」
カチッ
「そうか、そんなに知りたいか。なら、教えてやろう」
「ふぁ、ふぁきあ、なんかスイッチが黒いのに切り替わっちゃってるみたいだよ…」
「さあ、行くぞ」
「どこへ?」
「寝室に決まってるだろ?」
「ええッ! な、何しに?」
「それも教えてやろう。じっくりと、たっぷりと、念入りにな。いざ行かん」
「や、やだーッ!」
あひるちゃんはまたしても美味しくいただかれてしまったのでしたv
****************************************************************************************************
いやはや(笑)
一見ほのぼのと思わせておいて、見事などんでん返しを喰らわせるところはさすがです。
素ふぁきあの裏に潜む黒王子様が据え膳見逃すはずもなく、
知らずにスイッチを押しちゃったあひるちゃんは、膝枕のつもりが腕枕に(笑)
結局ホワイトデーでも黒様は黒様、ということのようで。
さりげなく(素)ふぁきあに嫌がらせして楽しんでる(らしい)あおとあが素敵v
ポ●キー心理テストのタイプ別バージョンのホワイトデーもいただいてますので、
そのうちに・・・
(ほんとはずっと前にいただいてたんですが、色々事情があって今頃載せることに・・・ ;)
ワサキ様版バレンタインの後日談です。
あれこれコメントする前に、まずはどうぞ~
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<素ふぁきあ+黒王子ふぁきあ Mix Ver.>
「受け取りたまえ、先月のお返しだ」
「うんv ありがとう、あおとあ」
「どういたしまして。これくらいの礼儀はわきまえているつもりだ」
「なにかなー? あ、おいしそうv いろいろ入ってるv ありがとう!」
物陰から根暗~な気をまとったふぁきあ君が登場します。
「なんで、わざわざ、家にまで来て渡すんだ、あおとあ?」
「おや、いたのか。なに、学園で渡すといらぬ誤解が生じるだろうと思ってね。
これでも僕は気を遣っているつもりなんだが? ふぁきあ君」
「ああ、そうかよ」
「それでは、失敬する」
「ねー、ふぁきあー」
「…なんだ…」
「眉間にシワつくんないで」
「悪かったな…」
「あのね、この間は、あたし、バレンタインの意味がよく分かってなかったからあおとあにも渡しちゃったんだけど…。
ごめんねってあおとあに言ったら気にしてないって言ってくれて。あたしはまだ人間の習慣に慣れてないから分かってるって。
こうやって、少しずつ慣れていけばいいって。ホワイトデーになったらお返しをくれるって約束してたんだv
あおとあがあたしのことを憶えててくれてよかった。金冠町でこういう風にやり取りする人って、まだあんまりいないから。
こうやってお返しをもらうとなんだか嬉しいv」
「そうか…。そうだったな…」
「機嫌なおった?」
「その、悪かったよ。あんまりお前が嬉しそうに受け取ってるから…なんて言うか、ちょっと、その、嫉妬したらしい…」
「しっと…って、なに?」
「つまり、うらやましいと思ったんだ」
「なんで?」
「だから!(説明できるが、説明したくない!)
くそ…お、俺もお返しをやる! 何がいいか言ってみろ!」
「もう、どならないでよ。何がいいって…キャンディーとかクッキーとかじゃないの?」
「それは、あおとあから貰ったんだろ? 二番煎じみたいじゃないか…」
「そんなの、気にしないのに」
「とにかく! 他に何か欲しいものはないのか?」
「あるよ。なんでもいいの?」
「言っとくが、俺にできる範囲のものだからな」
「うんッ!」
「なんだ?」
「えっとね……ふぁきあのひざまくらが欲しいな…ってv」
「は?」
「だめ? できない?」
ここで「できない」などと言えるでしょうか? 半分逃げ腰になっていましたが、観念したように、真っ赤な顔で
ふぁきあ君はうなづきました。
「そ、そんなもんでいいのか…?」
「うん、いいの! じゃあ、こっち、こっち。ソファーに座ってv お願いしまーすv」
(お願いしますって…そんな清々しい目で俺を見るな~)
あひるちゃんはふぁきあ君をソファーに座らせると、嬉しそうにふぁきあ君の膝の方に顔を向けて頭をのせました。
可愛いほっぺをふぁきあ君の太ももにすりすりしています。
ふぁきあ君はそんなあひるちゃんの頭に手をのせて、しばらくあひるちゃんのやわらかい髪の毛を撫でていましたが、
突然あひるちゃんはくるっと向きを変えてふぁきあ君の方に顔を向け、ふぁきあ君の太ももと下っ腹のつけ根に
顔を埋めてしまいました。
「うふふ~v なんかさー、こういうのって照れくさいけどほのぼのするねv ふぁきあに頭をなでてもらうの好きv」
「そ、そうか?」
頬をピンク色に染めて、幸せそうなあひるちゃん。しかし、ふぁきあ君はそれどころではないのでした。
「あれ? ふぁきあ、なんか頭に当たるんだけどー?」
「な、なんでもない。クッションはさんでやるから…」
「?」
そそくさと、ふぁきあ君は手近なクッションを引き寄せ、あひるちゃんの頭を持ち上げてその下にはさみ込みます。
「あー、ふぁきあ、なんかお腹に隠してない?」
「隠してない」
「うーそー。本当はクッキーとかセーターの下に隠してるんでしょ。知ってるんだから。ちょーだいv」
「だから、そんなもん隠してないって」
「ほんとかなー?」
カチッ
「そうか、そんなに知りたいか。なら、教えてやろう」
「ふぁ、ふぁきあ、なんかスイッチが黒いのに切り替わっちゃってるみたいだよ…」
「さあ、行くぞ」
「どこへ?」
「寝室に決まってるだろ?」
「ええッ! な、何しに?」
「それも教えてやろう。じっくりと、たっぷりと、念入りにな。いざ行かん」
「や、やだーッ!」
あひるちゃんはまたしても美味しくいただかれてしまったのでしたv
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いやはや(笑)
一見ほのぼのと思わせておいて、見事などんでん返しを喰らわせるところはさすがです。
素ふぁきあの裏に潜む黒王子様が据え膳見逃すはずもなく、
知らずにスイッチを押しちゃったあひるちゃんは、膝枕のつもりが腕枕に(笑)
結局ホワイトデーでも黒様は黒様、ということのようで。
さりげなく(素)ふぁきあに嫌がらせして楽しんでる(らしい)あおとあが素敵v
ポ●キー心理テストのタイプ別バージョンのホワイトデーもいただいてますので、
そのうちに・・・