たまにはバレエ以外もいかがでしょう

そろそろ夏休みの方もいらっしゃるでしょうか。
最近、ゲリラ雷雨に限らず、大雨が多いので、みなさまお気を付けください。
あちこちで大雨被害出ていますが、関東でも梅雨明けてからちょっとまとまって降っています。
水不足が解消される程かどうかは分かりませんが。

さて今夜のNHK BSプレミアムは、ヨーロッパの夏（と言ってもウィーンのヤツは5月末なので、みんな防寒着姿＾＾；）の恒例コンサート特集です。

2017/7/31（月）【7/30（日）深夜】 NHK BSプレミアム
◇0:02～1:37
　ウィーン･フィル　シェーンブルン夏の夜のコンサート2017
序曲「謝肉祭」 ドボルザーク 作曲
歌劇「ルサルカ」から 「月に寄せる歌」 ドボルザーク 作曲
映画「ハリー･ポッター」から 「ヘドウィグのテーマ」 ジョン･ウィリアムズ 作曲
バレエ組曲「火の鳥」 ストラヴィンスキー 作曲 ほか
[収録:2017年5月25日 シェーンブルン宮殿の庭園]

◇1:39～3:21
　ベルリン･フィル　ワルトビューネ･コンサート2017
交響曲 第3番 変ホ長調「ライン」 シューマン 作曲
楽劇「神々のたそがれ」から
「ジークフリートのラインの旅」と「ジークフリートの葬送行進曲」 ワーグナー 作曲
楽劇「ワルキューレ」から 「ワルキューレの騎行」 ワーグナー 作曲 ほか
[収録:2017年7月1日 ワルトビューネ野外音楽堂]

普段あまりクラシックを聴かれない方でも気軽に聞いて頂けるコンサートですので、ぜひどうぞ。
ルネ・フレミングはドヴォルザークの故国チェコのプラハ国立歌劇場でも「ルサルカ」（バレエで言うと「オンディーヌ」のような話）を歌って大人気でした。
フレミングの声は、ネトレプコのような劇的で人間味のある声というよりは、人間離れした天界の声という感じなので（私見）、こういう役に合ってる気がします。
指揮はピアニスト／指揮者のクリストフ･エッシェンバッハ。

後半、ベルリン郊外のコンサートの方は、ベネズエラ出身の超人気若手（そろそろ中堅かな...）グスターボ・ドゥダメルの指揮で「ライン川特集」（笑）。
「ジークフリートのラインへの旅」と「ジークフリートの葬送行進曲」は確か「チュチュ」の中でも使われてましたよね。
（蛇足ながら補足説明しておきますと、「ヴァルキューレ」「神々の黄昏」は「二―ベルングの指輪」というライン川伝説絡みのヴァーグナーの連作歌劇（本人は「楽劇」と呼んでいる）の中の作品です。話の中身については長すぎるのでググって下さい　笑）
ヨーロッパ大陸の内陸部の人達にとって、ライン川とかドナウ川とかは、日本人にとっての海みたいなもんなんだろうなぁ、と思います。