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「プリンセスチュチュ」ファンページ

レーツェルさんのテーマ?

2015-11-15 12:11:41 | その他
...と言うよりは、「誰だって愛する人には愛されたい」(それ言っちゃう?)vs.「お前は僕だけを愛すればいいんだ」(笑)、または、「僕に傷一つ付けられないくせに」(まさしく...)vs.「この剣はお前を斬るためのものじゃない」(ヘタレ)のテーマ?って気がしますが...

「売られた花嫁」序曲(スメタナ)が聴けます。
今夜のNHK Eテレ「クラシック音楽館」(2015/11/15(日) 21:00-23:00)はチェコ・フィル特集(^o^)で、この間のチェコ・フィル公演@NHK音楽祭の録画放送の後、初来日時(1959年)の公演録画が放送されるようです。
当然ながら私は聴いてませんし、録画も観たことがないので、どんな演奏だったかは分かりませんが、正直日本ではあんまり演奏される機会が多くない(チュチュのスタッフが何故これをピックアップしたのか謎)曲なので、一聴の価値は有るかと。

ちなみにNHK音楽祭の方は私も聴きに行きましたが、温もりのあるステキな演奏でした。
ただ、開演前のプレトークで音楽評論家の奥田佳道さんが、3曲目の「シャールカ」について、「恋愛沙汰の恨みで男性に復讐する女性の物語」と言っていましたが(たぶんウィキの記述をそのまま引用したんだと思いますが)、そういう事実はありません。
(ウィキの記述は、「女性には政治的な思考や行動をする能力は無い」と考えたい人 ←シャールカ達が戦った理由はまさにこれ が書いたのだと思います)

今回の演奏は木管楽器が通常の2倍いる「倍管構成」で、その辺りも演奏に厚みが出てた理由かと思いますが、「シャールカ」の後でクラリネットの人達がおもむろに立ち上がって席を替わった(メインとアシスタントが入れ替わった)のには笑いました。
(「シャールカ」までの3曲はクラリネット吹きにはなかなかキツい曲なので...)

「わが祖国」は、チェコの歴史と風土をとってもよく表現した作品で、聴いてるとチェコの風景が目に浮かんできますね。
私も演奏に浸りながら目を閉じて(寝不足で寝てたわけではない 笑)、ヴィシェフラドからのヴルタヴァ(モルダウ)の眺め、ムハ(ミュシャ)の描いたリブシェ女王、ゆったりとしたボヘミアの街や自然の景色なんかを、次々に思い起こさせてもらいました。