おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の18ページ「事例 № 21 現地社員の反発 」を見ましたが、今日は19ページ「事例 № 22 技術者の転職問題」をみます。
IT技術者は転職すれば給料が上がることから、人材の採用と維持に時間とコストを費やさざるを得ない状況に陥っている、という事例です。
このような事態に対して、本事例集は、以下のように記載しています。
人材の定着を図るためには、社員が納得する給与水準に加え、企業の中で技術や経営手法について学ぶ機会や能力の発揮できる場を与え、公平で透明性のある評価制度を作ることが大切です。
また、実力があれば幹部に登用する会社の姿勢や、会社の将来的な発展の可能性を示すことで、従業員のモチベーションを高めることも重要、とあります。
この対応策と同じことを海外に展開する中小企業の経営者から聞いたことがあります。幹部候補生には”憧れの”日本で教育訓練を受けさせ、日本人と同様に評価し、昇進することで定着とモティベーションに繋がると言っていました。納得ですね!
昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の18ページ「事例 № 21 現地社員の反発 」を見ましたが、今日は19ページ「事例 № 22 技術者の転職問題」をみます。
IT技術者は転職すれば給料が上がることから、人材の採用と維持に時間とコストを費やさざるを得ない状況に陥っている、という事例です。
このような事態に対して、本事例集は、以下のように記載しています。
人材の定着を図るためには、社員が納得する給与水準に加え、企業の中で技術や経営手法について学ぶ機会や能力の発揮できる場を与え、公平で透明性のある評価制度を作ることが大切です。
また、実力があれば幹部に登用する会社の姿勢や、会社の将来的な発展の可能性を示すことで、従業員のモチベーションを高めることも重要、とあります。
この対応策と同じことを海外に展開する中小企業の経営者から聞いたことがあります。幹部候補生には”憧れの”日本で教育訓練を受けさせ、日本人と同様に評価し、昇進することで定着とモティベーションに繋がると言っていました。納得ですね!