中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

宗教に関係するストライキが発生したら?

2015年01月14日 04時22分53秒 | 平成25年6月海外展開成功のためのリスク
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成25年6月に中小企業海外展開支援関係機関連絡会議により作成された「海外展開成功のためのリスク事例集」の13ページ「事例 № 9 幹線道路の未整備による製品の破損 」を見ましたが、今日は14ページ「事例 № 11 宗教に関係するストライキ 」をみます。

ある日、工場の入り口で大勢の従業員が座り込みのストライキをしていた、その原因が面接官のマネージャーによる宗教上の冒涜(ぼうとく)にあった、という事例です。

このような事態に対して、本事例集は、以下のように記載しています。

宗教や政治の問題に関しては慎重に対応する必要があります。

今回のケースでは、①マネージャーへ従業員の採用方針、宗教などに関する注意点を明確に伝えておく。②マネージャーの役割(組織運営、人事管理のあり方等)を継続的に指導する。③労働組合との定期会合開催により、意志疎通を図り、信頼性の向上を図る。④海外でのトラブル時の労使交渉は、日本の本社側からの一任を取り付け、従業員側に足元を見透かされないようにする。等の対策を行うことが大切です。

海外進出する場合は、異文化への理解が必要であり、現地の総務担当者は現地の人材を起用することが望ましいでしょう、とあります。

私が、この問題に対する日本側の窓口責任者だったら、事情が上手く理解できないかもしれませんね。とはいえ、宗教に対しては非常に繊細な対応が求められるという認識を強く持たなくてはなりませんね。

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